ブリットポップ/マッドチェスター
マッドチェスターとは、1980年代後半から1990年前後にかけて、マンチェスターを中心に起こったムーブメントに由来します。ダンサブルなビートとドラッグ文化を反映したサイケデリックなサウンドが特徴です。
ブリットポップは、そのマッドチェスターの影響を受け、メロディのくっきりした、それでいてメランコリーさも感じさせるサウンドで、1990年代にロンドンやマンチェスターを中心に発生したイギリスのポピュラー音楽ムーブメントに由来します。
Oasis
至高の作詞・作曲能力と最低の人間性の眉毛兄・ノエルと至高の歌声と最低のファッションセンスの眉毛弟・リアムのギャラガー兄弟を中心としたUKを代表するバンド、オアシス。
兄弟げんかで解散してしまいましたが、オアシスの曲はいまだに世界中で根強い人気があるので、ぜひ聞いてみてください。
Blur
90年代のUKロックをオアシスと共に牽引したブリットポップの代表格バンド、ブラー。
抜群なファッション性に加え、ウィットにとんだブリットポップにエレクトロニカをはじめ様々な音楽を吸収したおしゃれな音楽性も人気の一因となりました。
The Verve
イギリスのロックバンド。
1997年発表の3rdアルバム『Urban Hymns』は、その完成度からUKロックの金字塔アルバムとして、世界中で大絶賛されました。
Travis
スコットランド・グラスゴー出身のロックバンド。
メランコリックながらも、美しいメロディとどこか前向きな雰囲気を持った音楽性で、90年代後半のブリットポップ後のUKシーンの新たな潮流を作りました。
Stone Roses
イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。80年代のマッドチェスター・ムーブメントの中心バンドとして活躍し、後世のUKロックに大きな影響を与えました。
イギリスでの美しいメロディラインと、リズム隊によるグルーヴィーなビートが特徴です。
Happy Mondays
イギリスのロック・バンド。
ショーン・ライダーのしわがれたボーカルと、レイヴカルチャーをバンドで体現する野太いグルーヴが合わさった独特で能天気なダンスサウンドが特徴で、またメンバーがいい意味でどうしようもないやつらばっかで、特にベズにいたっては、特に楽器を演奏せずに、ライブ中は終始ステージ上を行ったり来たり踊ったりして観客を盛り上げています。
ガレージロック・リヴァイヴァル
ガレージロックとは、1960年代にアメリカの若者が演奏したシンプルで荒々しいロックミュージックを指します。
それが時を経て、2000年代にザ・ストロークスやホワイト・ストライプスに代表されるガレージロック・リヴァイバルと呼ばれるムーヴメントを呼び起こしました。
The Strokes
2000年代のガレージロック・リバイバル・ムーヴメントの中心的なUSロックバンド、ストロークス。極限にまで削ぎ落とされたシンプルなロックのかっこよさに、様々なアーティストに影響を与えているだけあって、感動しますよ。
The White Stripes
The Strokesと共に2000年代のガレージロック・リバイバル・ムーヴメントを担ったホワイト姉弟によるバンド。
シンプルな曲構成ながらも、ジャック・ホワイトのアグレッシブなギターサウンドが2000年代に大ヒットしました。リフ一個でここまで盛り上がれるロックの素晴らしさを再認識させてくれたバンドです。
Jack White
1975年デトロイト生まれのミュージシャン。1997年に後に妻となるメグとThe White Stripesを結成し、2011年の解散までボーカリスト兼ギタリストとして活動していました。
2012年、デビュー15年で初の完全ソロ・アルバム『Blunderbuss』をリリースすると全米1位を獲得しました。2014年に2ndアルバム『Lazaretto』をリリースし、こちらも全米1位を獲得しソロ活動をさらに軌道に乗せました。2022年、『The Fear Of The Dawn』に続き『Entering Heaven Alive』という全く違うサウンドで、全く違うテーマで、全く違うインスピレーションから生まれたニュー・アルバムを2枚リリースしました。
Arctic Monkeys
最近のUKロックを代表するバンドへと見事に成熟したアークティックモンキーズ、通称アクモン。2000年代のバンドですが、すでにUKを代表するバンドといって差し支えないです。
彼らのなぜか心地良い変則的なリズムに夢中になること間違いなしです。
The Libertines
イギリスのロンドンでカール・バラーとピート・ドハーティを中心に結成されたロックバンド。
ガレージロック・リバイバル・ムーブメントにのっかり、イカれたグルーヴで爆発的にヒットしました。
バンド内部がドラッグ中毒で崩壊しかけたことでも有名ですね。
Kings of Leon
アメリカ・テネシー州ナッシュビル出身のロックバンド。
ガレージロックの古典的ルーツ・ロックの影響を色濃く残した、いぶし銀のロックンロールを泥臭くパワフルに鳴らし、イギリスから人気に火が付き、今や世界的なモンスターロックバンドとなっています。
https://enjoynglish.tokyo/music/artist/kings-of-leon/rec_kol
The Black Keys
アメリカ・オハイオ州アクロン出身の2人組ロックバンド。
ガレージとブルーステイストのLo-Fiなサウンドを特徴とした荒々しいサウンドでアンダーグラウンド好きを中心に世界中で人気のバンドです。
Jack White
アメリカ合衆国のミュージシャン、ホワイト・ストライプスのギタリストとして知られています。
ロックンロールはもちろん、エレクトロやハード・ファンク、ヒップ・ホップ、ゴスペル・ブルースなどホワイトストライプスに比べて制約なく自由に多様な音楽を奏でています。
Royal Blood
2013年に結成されたベースとドラムの2ピースという異色のロックバンドです。
ベースとドラムを主体に繰り広げられる骨太ロックがストレートでかっこいいです。
ポップロック
ギターを基礎にした曲に軽い歌詞を乗せた、キャッチーでポップなスタイルを用いる、ポップ・ミュージックとロックをミックスしたジャンルです。
Coldplay
本国イギリスはもちろん、アメリカでもスーパーボウルでライブしたりともう世界で知らない人いないんじゃないってレベルのバンドのコールドプレイ。
初期のしとやかな心癒すロックも、最近のEDMチックなポップな音楽もどちらも素晴らしいですよ。
Maroon5
おしゃれなバンドといって真っ先に思いつくのではないでしょうか、マルーン5。
来日ライブはドームであろうが、必ずソールドアウトするほどの人気です。
ポップ要素だけでなく、ファンクやEDMと様々なジャンルの音楽を取り入れた曲は聞くものを心地良いもにしてくれます。
Nickelback
カナダを代表するロックバンド。ボーカルのチャドの渋い声に、キャッチーなメロディで世界中で人気を博しています。
バラードからアグレッシブな曲まで幅広いテイストの曲を演奏できるのも人気の理由の一つです。
Imagine Dragons
衝撃のデビューアルバムから、一気にスターダムをかけあがり、今や世界的な人気ポップロックバンドへと昇龍したイマジンドラゴンズ。
かっこよくなおかつおしゃれなバンドなのでぜひ聞いてみてください。
Avril Lavigne
カナダ・オンタリオ州出身のシンガーソングライター。
2002年にわずか17歳ながらリリースしたデビューアルバム『Let Go』で、そのかわいらしいルックスと対照的にロック・パンク精神あふれる音楽性が世界樹で大ヒットし、アヴリル旋風を巻き起こしました。
彼女の名曲はいまだに多くのファンから愛されており、まさに最強無敵のロック・プリンセスです。
Paramore
アメリカ合衆国テネシー州出身のロックバンド。ヘイリー率いる紅一点のロックバンドで、キュートながらも力強いメロディやボーカルが世界中で人気です。
Billy Joel
アメリカのニューヨーク州出身のシンガーソングライターでありピアニスト。
70年代から常に人々の胸に訴えかけてくる情熱的な名曲の数々を世にリリースしてきたレジェンドです。
彼の名曲はPiano Manはじめ日本でもCMで頻繁に使われているので、聞きやすいかと思います。
Elton John
イギリスのシンガーソングライター。
代表曲の『Your Song』をはじめ、世界中でヒット曲を繰り出しており、また様々なジャンルの音楽とのセッションも試みるパイオニアでもあります。
グラムロック
主にイギリスで1970年代前半に流行した、ロックのジャンルで、きらびやかで艶かしく、化粧をし派手なコスチュームを着たミュージシャンによる、ある種の退廃美を漂わせたロックです。
David Bowie
イギリス出身の稀代の天才ミュージシャン、デヴィッド・ボウイ。
あらゆるものを吸収することにより、常に時代の一歩先を先取り続けたカリスマで、雑誌『New Musical Express』がミュージシャンを対象に行ったアンケートでは、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」に選ばれました。
音楽のジャンルも当然、グラムロックだったりディスコサウンドだったり、時代それぞれで二十面相のように姿を変えており、でもそこがとてもいいんです。
QUEEN
いまだなお世界で、その曲が流され、そして愛され続けるバンド、クイーン。
彼らの曲はもはや説明不要の名曲が多いですね。
TOTO
AORをはじめとしたコンテンポラリーロックを代表するアーティストです。
高い技術とセンスに裏打ちされた斬新で緻密なスタジオ・ワーク、洗練された都会的なサウンド・メイキングによる親しみやすい楽曲で一世を風靡しました。
The Struts
グラムロックのリバイバルかのような音楽性が注目を集めているザ・ストラッツ。
彼らのストレートなロックはこの時代においてもかっこいいですよ。
Pale Waves
まるで80年代のグラムロックをリバイバルしたかのようなイギリスのロックバンド、ペール・ウェーブス。
ノスタルジーなロック好きにはたまらないサウンドだと思います。