カナダ出身の2000年代を代表するメロコアパンクバンド、サム41。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
SUM41とは?
カナダ、トロント出身の1996年に結成された4ピース・バンド。夏休み41日目に一緒に出かけたワープド・ツアーで感銘を受け、SUM 41として活動を開始。
2001年、アルバム『オール・キラー・ノー・フィラー』でデビュー。1stシングル「ファット・リップ」は世界的にスマッシュ・ヒット。2002年、2NDアルバム『ダズ・ディス・ルック・インフェクテッド?』をリリース。「Still Waiting」,「The Hell Song」といった曲がこれまた大ヒット。一気に時代を時めくバンドとなる。この時期、2003年と2004年には連続でサマーソニックに出演している。2004年9月、3rdアルバム『チャック』をリリース。
2006年には、同じくカナダ出身のこれまた人気アーティストのアヴリル・ラヴィーンとボーカルのデリックが結婚。ただ、それと同時にバンドは深刻な危機を迎えており、長年、活動を共にしてきたギタリスト、デイヴ・バクシュが音楽性の相違からバンドを離脱する。2007年、そんな状況で4thアルバム『Underclass Hero』をリリース。この頃から少しずつバンドに暗い面が見え始めます。
そして、まず2009年に、デリックはアヴリルと離婚。2011年に5thアルバム、Screaming Bloody Murderをリリースするも、この頃からボーカルのデリックが重度のアルコール依存症に陥ります。2013年には、ドラマーのスティーヴが脱退。バンドはほぼ空中分解状態となります。このまま解散になってしまうのかという噂もありましたが、2014年にデリックが病院に運ばれたことにより、転機を迎えます。これを機に、デリックは断酒を決意、イギーポップやガンズアンドローゼズのダフやマットなどといった錚々たるメンバーの支えもあって、これを克服。さらに2015年8月、デイヴが復帰する。これでまたサム41は始動しはじめ、2016年には、6thアルバム『13 Voices』をリリースしました。2017年にはサマーソニックで来日。そこで、元気な姿を見せ見事なライブを見せてくれました。
2019年に7thアルバム『Order in Decline』をリリースしました。
SUM41のおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Fat Lip(収録アルバム:All Killer No Filler)
まさに、キャッチーでパンキッシュなサウンドで世界中のキッズのハートを鷲掴みした曲ですね。ラップ部分とかノリノリで好きです。
曲の歌詞の内容メロディと本当にエモさ抜群で、青春たっぷりな雰囲気が溜まりませんね。
Makes No Difference(収録アルバム:All Killer No Filler)
アルバムの最後を飾るにふさわしい、明るくて開放的な曲。サビのIt makes no difference to meのフレーズが爽快感たっぷりですね。
In Too Deep(収録アルバム:All Killer No Filler)
愛にどんどんはまっていく様を描いた、文字通りエモい曲。
キャッチーな曲ですね。心が弾みます。サビのエモさはSUM 41ならではですね!
Pain for Pleasure(収録アルバム:All Killer No Filler)
アイアンメイデンをこれでもかと意識して作った、お遊び的な要素もある曲ですが、リフとかサビのシャウトとかメタルっぽさあっていいですよ!
Still Waiting(収録アルバム:Does This Look Infected?)
SUM 41の代表曲にして今も色あせない名曲。この曲で多くのパンクキッズの心を鷲掴みにしました。とにかくキャッチーなサビ、ヘヴィーで重厚なかっこいいリフとverse部分、怒りを爆発させたハードコアさ。全てがかみ合っている名曲ですね。
The Hell Song(収録アルバム:Does This Look Infected?)
不穏な感じのイントロから、サビまで一気に疾走する曲。全体のザクザクした感じがいいですね。verse部分のコール&レスポンスのしやすさもライブで盛り上がる一つの要因ですね。サビの一気に爆発する感じも、ザ・メロコアって感じでいいですね!
Over My Head (Better Off Dead)(収録アルバム:Does This Look Infected?)
ヘビーなイントロから始まり、そこからザクザクとしたリフと徐々に盛り上がっていくメロディとボーカル、サビの疾走感と、めっちゃパンクしてる曲ですね。轟くギターの音色が心地よささえ与えてくれます。
No Reason(収録アルバム:Chuck)
イントロのヘビーでダイナミックな演奏が、サビの激しく勢いもある感じとかメタル顔負けのすごさです。ライブの時だとイントロから爆発的に盛り上がりますね。
We’re All To Blame(収録アルバム:Chuck)
映画『ゴジラ FINAL WARS』の挿入歌に使用されました。静と動の切り替えが曲全体にスリリングな緊張感を与えており、それが一種のカタルシスさえ与えてくれます。バスドラとリフのユニゾンがかっこいいですね。
Underclass Hero(収録アルバム:Underclass Hero)
本作のタイトルナンバー。疾走感とポップさに溢れた曲。なんか聞いているとどことなく懐かしさを感じさせてくれます。
Screaming Bloody Murder(収録アルバム:Screaming Bloody Murder)
不安を掻き立てるような、リフがゾクゾクするくらいにかっこいい曲。地を這うかのようなベースがかっこいいですね。ザクザクとしたエッジの効いた曲です。
Fake My Own Death(収録アルバム:13 Voices)
まさに復活の曲。昔の疾走感あふれてなおかつメタルのハードな獰猛さを兼ね備えた曲。この若さとバイタリティ溢れたスピード感はたまらないですね。
Out For Blood(収録アルバム:Order in Decline)
疾走感と力強いボーカルが爽快なナンバー。ヘヴィーだしところどころ暴れまくってるしでこういうのをまさに求めてるんですよね!
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
2000年代の金字塔パンクアルバムの2ndアルバム『Does This Look Infected?』から聞きましょう!
ライブレポート
Download Japan 19
おわりに
いかがだったでしょうか。とにかく聞いてるとパンク特有のエネルギッシュさとエモさにノックアウトされますね。中堅バンドとなった今も相変わらず当時の勢いはあるので、ぜひ曲を聞いてライブに行って思いっきりはしゃいでみたりしたらどうでしょうか。
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