パンク=Green Dayという図式が出来上がるほど、もはや説明不要のモンスターバンド。
そんなグリーンデイを紹介したいと思います。
Green Dayとは?
1987年結成。1994年にメジャーデビューとして3rdアルバム「Dookie」リリース、全世界売上2000万枚以上の脅威的成功により、一躍パンク・ロックを世に広めそのメインストリームへの復活に貢献。ウッドストック94にも出演。演奏中に観客に泥を投げ込まれたりステージに多くの観客が乱入、最後の曲Paper Lanternsでは途中から観客との泥の投げ合いとなり、もはやライブどころではなくなる。このアルバムはグラミー賞では「最優秀オルタナティブ・グループ」を受賞する。
以降のアルバム「Insomniac」「Nimrod」「Warning」ではミリオンヒット・プラチナヒットを連発する。
2000年には SUMMER SONIC 2000 ヘッドライナーとしても来日。
2004年リリースのパンク・オペラ・アルバム「American Idiot」は特に若い世代から爆発的人気を集め、全世界1500万枚の売り上げを記録した。過去5回のグラミー賞受賞歴を誇り、うちグラミー最高賞である「最優秀レコード賞」を「American Idiot」収録曲で受賞。パンク史上初の快挙を成し遂げた。このアルバムはイラク戦争を起こしたブッシュ大統領、それを許したアメリカへの痛烈な批判も込められている。
2009年、8thアルバム『21世紀のブレイクダウン(21st Century Breakdown)』をリリースし、その後Uno,Dos,Treの三部作を発表する。
2015年には、そのロック・ミュージックへの貢献を評価され、遂にロックの殿堂入りを果たした。2020年に13thアルバム『Father of All Motherfuckers』をリリースしました。
Green Dayのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Basket Case(収録アルバム:Dookie)
グリーンデイの初期の名曲にして代表曲。まさにパンクのエモさがこれでもかと詰まっている一曲。とにかく自分に悩んでいる青春真っ盛りでメロコアの爽快感たっぷりで、まさにお手本のような曲。
Welcome to Paradise(収録アルバム:Dookie)
パンクらしく明るい雰囲気で、朗らかに弾いている曲。ライブの始めにぴったりな曲ですね。
サビのwelcome to paradiseの部分も含めて、とにかく明るいパンクです。
When I Come Around(収録アルバム:Dookie)
キャッチーなギターリフが耳に残り、パンク特有の妙なノスタルジックで聞いていて心地よくなりますね。気づいたらWhen I Come Around ~ ♪と口ずさんでいます。
She(収録アルバム:Dookie)
イントロのベースが渋くてかっこいいですよね~、sheに問いかける形の歌詞もかっこいいですね。
Longview(収録アルバム:Dookie)
ライブの定番曲で、それだけ彼らにとっても思いで深い曲なのでしょう。キャッチーなベースラインに朗らかなギターメロディがサビにのっかるというシンプルな構成ですが、聞いている側は満足感でいっぱいです。
Brain Stew (収録アルバム:Insomniac)
ダークでヘヴィーな曲。ハードなリフにゾクゾクします。若干メタルっぽさも感じます。
Jaded (収録アルバム:Insomniac)
Brain Stewとセットで語られることが多い曲、っていうかほぼ後編。疾走感あふれていて、モッシュにぴったりな曲ですね!これこそパンクロック!!
Good Riddance(Time of Your Life) (収録アルバム:Nimrod)
友との別れの曲らしく、とにかくオーケストラバックに壮大で哀愁漂う感動的な曲。こういうしっとり系の曲だって作れるのが彼らが一流バンドたるゆえんですよね!
Hitchin’ a Ride (収録アルバム:Nimrod)
終始ノリノリな曲でいいですね、リズミカルな感じがとても素晴らしいです。コーラスの全般的に楽しそうな感じも聞いていてこっちの気分がウキウキになります。
Minority(収録アルバム:Warning)
3つのコードだけでも曲を作れるということ証明した曲、ある意味天才的ですよね。まさにシンプルイズザベスト。もちろんリフもキャッチーで聞いていると朗らかになります。
American Idiot(収録アルバム:American Idiot)
グリーン・デイの復活の狼煙として世に放たれた名盤、American Idiotのタイトル曲。とにかくリフのかっこよさとキャッチーさがピカイチ。イラク戦争で泥沼になったりと問題に塗れているアメリカを皮肉った曲で、パンクの反骨心たっぷりでクール。
Boulevard Of Broken Dreams(収録アルバム:American Idiot)
哀愁漂うバラード、人生というもの諸行無常さ、色々な人・物との出会っては別れての虚しさがメロディや歌詞からひしひしと伝わってきます。結局は自分の人生とは、一本道を進んでいるだけのようなものかもしれませんね。
Wake Me Up When September Ends(収録アルバム:American Idiot)
あまりバラードを作らないグリーンデイが渾身を込めてつくった長編バラード。清らかで綺麗なメロディが心に染みこみます。
恋人が戦場に行ってしまうというストーリーのMVも必見です。
Holiday(収録アルバム:American Idiot)
これまたグリーン・デイらしく演奏が簡単な曲。全体的にノリノリですが、サビが微妙にダークなのがまたいい味出してますね。ドラムのパーカッションが素晴らしい、特に!
Jesus of Suburbia: I. Jesus of Suburbia / II. City of the Damned / III. I Don’t Care / IV. Dearly Beloved / V. Tales of Another Broken Home (収録アルバム:American Idiot)
長編で展開の起伏が激しいドラマティックな曲。序盤のシンプルなパンクメロディから、徐々にスピードアップしていく中盤、最期は各パートがそれぞれの楽器を鳴らしまくっている終盤と聞いていて趣深く面白いですよ。
Know Your Enemy(収録アルバム:21st Century Breakdown)
21 Guns(収録アルバム:21st Century Breakdown)
世界平和について歌った曲。曲も爽やかながらも哀愁漂う感じで、聞いていて心が浄化されていくのがわかります。
Oh Love(収録アルバム:Uno)
ライブでの合唱はすごい楽しそうで良いですよ~~、歌詞は愛についてありのままに歌った曲ですね(笑)
メロディが優しいので聞きやすいかと思います。
Revolution Radio(収録アルバム:Revolution Radio)
疾走感あふれるまさにパンクらしい曲。聞いていると自然と体がノッているのがわかります。
相変わらず反骨精神むき出しでカッコイイですよね~、こういう年の取り方もありですよね~
Father Of All… (収録アルバム:Father of All Motherfuckers)
ボイスチェンジしたビリーのボーカルが世界なんてどうせクソなんだから俺たちで革命起こしてやるぜ!というパンク精神満載の曲を歌っています。
リフもクールですね。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
初期の名作、Dookieからか、2000年代を代表するアルバムAmerican Idiotのどちらかからかをおすすめします。
おわりに
いかがだったでしょうか。さすがにパンクを代表するバンドだけあって、とにかくどの曲も聞きやすく洋楽をあまり知らない人でもノリやすかったのではないでしょうか。
ライブだと、そのノリノリっぷりを生で体感できるので、次の来日時にぜひ見に行ってはいかがでしょうか!?
Green Day好きにおすすめのアーティスト
the Offspring
同じポップパンクロックバンドを代表するアーティストとして