もはや生ける伝説、アメリカのシンガーソングライター、ビリージョエル。
そんなビリージョエルのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Billy Joelとは?
1949年にアメリカのニューヨーク州サウス・ブロンクスにて生まれます。
幼時にピアノを習い始め14歳の頃にバンドのエコーズに参加した。ヒックスヴィル高校で学んだが中退し、コロムビアレコードと契約しました。
アーティ・リップという人物に才能を見出されて契約を交わし、彼のプロデュースによって制作された1971年の1stアルバム『Cold Spring Harbor』をリリースするも、ヒットせずさらに患っていた鬱病が悪化し自宅に引き籠りがちになってしまう。発売後にビリーは、後に妻となるマネージャーのエリザベス・ウェーバーと共にロサンゼルスに移住しました。
復調したビリーは1973年に2ndアルバム『Piano Man』をリリースし、タイトルシングルを中心にヒットしました。
1976年に4thアルバム『Turnstiles』をリリースしました。
1977年に5thアルバム『The Stranger』をリリースするとこれが大ヒットしました。収録曲『Just The Way You Are』は1978年度のグラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞を受賞しました。
1978年に6thアルバム『52nd Street』をリリースし全米一位を獲得し、また初来日公演が実現しました。
1980年には7thアルバム『Glass House』がリリースされました。これまでのジャズを基調とした洒脱な作風から路線変更し、よりソリッドなサウンドに徹したこのアルバムでジョエルはグラミー賞の最優秀ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
1983年7月にエリザベスと離婚しました。8月に9thアルバム『Innocent Man』をリリースし、ポップ路線ながらも大ヒットしました。
1985年3月にクリスティ・ブリンクリーと結婚しました。
1989年に11thアルバム『Storm Front』をリリースしました。
1993年に12thアルバム『River of Dreams』をリリースしました。
1994年、クリスティと離婚しました。
2000年代からは音楽活動からは半引退状態となりました。
2004年の10月にはテレビなどで活動する23歳のタレント、ケイティ・リーと再婚。
2009年ケイティと離婚しました。
2015年、ニューヨーク州ロングアイランドのストーニーブルック大学から音楽の名誉博士号を授与され、同年7月4日、独立記念日のパーティー時に2009年から交際していたアレクシス・ロデリックと結婚しました。
Billy Joelのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Piano Man(収録アルバム:Piano Man)
ピアノとハーモニカの織りなすハーモニーが美しい曲です。
バーでピアノを一曲弾いてくれよというおしゃれな背景もいいですね。
New York State of Mind(収録アルバム:Turnstiles)
ビリーの大人のジャジーなバラード。ピアノの旋律がとにかくおしゃれすぎるのに、そこにビリーの渋いハスキーボイスがのっかってやばいことになっています。最後のタメも最高です。
Just the Way You Are(収録アルバム:The Stranger)
ビリーが妻に捧げたロマンティックなバラードですが、恋人関係を超えて色々な人をAORらしい安らかに癒してくれるバラードです。
The Stranger(収録アルバム:The Stranger)
おしゃれなピアノイントロと口笛からはじまり、そこから一気にアダルトなロックンロールが展開されます。
孤独感と爽快感を兼ね備えたメロディが最高ですね。
Scenes from an Italian Restaurant(収録アルバム:The Stranger)
様々な顔を見せるドラマティックな曲で、最初はピアノとサックスからしっとりとおしゃれに始まったかと思ったら、中間では一気にピアノの鍵盤が躍動するポップになったかと思えば、最後はまた大団円として感動的なエンディングへとつながります。
She’s Always a Woman(収録アルバム:The Stranger)
ピアノの旋律が美しいです。優しくエモーショナルに歌うビリーもいいですね。
My Life(収録アルバム:52nd Street)
陽気なウエストコーストのノリを取り入れた曲で、これは自分の人生だから好きに生きるぜ!という覚悟が爽快です。
ソプラノサックスが良い味出してますよね。
Honesty(収録アルバム:52nd Street)
美しく、そして味わい深い哀愁バラードです。誠実であるということはその分辛いこともありますが、それでも誠実であり続けたいですね。
It’s Still Rock and Roll to Me(収録アルバム:Glass Houses)
ロックンロールは終わったとかいう奴らを一掃している曲で、シャッフルが効いていてかっこいいロックンロールです。
You May Be Right(収録アルバム:Glass Houses)
ビリーの骨太ロックンロールが堪能できる曲です。投げやりでやけっぱちな感じがいいですね。
Allentown(収録アルバム:The Nylon Curtain)
ペンシルバニア州の工業都市アレンタウンをモチーフにした曲。街が衰退してもこの街で生きていくという決意を歌い上げた曲。
ピアノのリズムが哀愁を誘います。
あと、映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』では面白い替え歌で登場します。
Tell Her About It(収録アルバム:An Innocent Man)
ホーンセクションのジャズやゴスペルのコーラス、ファンクなギターリズムをうまくポップに落とし込んだ曲で、とにかく明るい雰囲気で聞いていると元気になります。
Uptown Girl(収録アルバム:An Innocent Man)
80年代のディスコブームにつられてポップ路線になったビリージョエルの名曲です。
弾むような明るく刻まれるリズムが心を躍らせます。
The Longest Time(収録アルバム:An Innocent Man)
ビリーのボーカルを多重録音したアカペラソングで、ノスタルジックで切なくそしてなんか聞いていて楽しい気分になりますよね。
Leave a Tender Moment Alone(収録アルバム:An Innocent Man)
優しく朗らかに歌い上げるビリーにハーモニカが寄り添うに奏でられていて、聞いていて温かい気持ちになれる曲です。
Baby Grand with Ray Charles(収録アルバム:The Bridge)
あのソウルの神様ことレイチャールズとの共演曲。かなりおしゃれなブルースとなっています。夜にバーで聞きたい曲ですね。
We Didn’t Start the Fire(収録アルバム:Storm Front)
時代を切り開いていくということで、歌詞でアメリカの歴史を学べるお得な曲です。エネルギッシュなポップナンバー。
I Go To Extremes(収録アルバム:Storm Front)
渋いけど爽やかなロックナンバーとなっています。情熱的なバラードです。途中、挿入されるピアノが美しいです。
The River of Dreams(収録アルバム:River of Dreams)
様々な夢が流れていく暖かさを感じる曲です。サビのピアノのバッキングがノリノリになりますね。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
難しいですね、気に入った曲が入っているアルバムからがいいかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。心に染み入る名曲が多いですよね。
ぜひBilly Joelを聞いてみてください。
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