昨年の久しぶりのフジロックでの大盛況の来日からわずか一年で、SUMMER SONIC 18に出演が決定したクイーンズオブザストーンエイジ(通称、QOTSA)。
そんなQueens of the Stone Ageについて紹介していきます。
Queens of the Stone Ageとは?
アメリカ合衆国カルフォルニア州パームデザート出身のハードロックバンド。1997年にカイアスのギタリストだったジョシュ・オムを中心に結成。2ndアルバムレイテッド・ RはNME誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーに選出、サードアルバムソングス・フォー・ザ・デフは全世界で100万枚以上のセールスを記録し、世界的な人気を確立した。2013年6月、6thアルバムライク・クロックワークをリリースしBillboard 200で1位を獲得、その人気は不動であることを証明した。2017年の最新アルバム、ヴィランズは、全英チャート初登場1位の他、全米チャート初登場3位、日本でも過去最高となるオリコン洋楽チャート4位を記録するなど世界中でヒット。既存のオルタナティブの枠に捕らわれない作品として高い評価を受ける。
日本は2003年の来日以降まさかのキャンセル等でドタキャンバンドという不名誉な称号を与えられていたが、2017年のフジロックで14年間ぶりのライブを行い、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込み見事返上した。
ちなみにこのバンド名は、「石器時代の女王達」でなく「石器時代のおかま」という意味である。
Queens of the Stone Ageのおすすめ人気曲、代表曲
Regular John(収録アルバム:Queens of the Stone Age)
QOTSAのファーストアルバムの記念すべき一曲目。まだこの頃のジョシュのボーカルは今ほど力強くないものの、ギターリフなどすでに大物ロックバンドの片鱗を見せている。
Feel Good Hit of the Summer(収録アルバム:Rated R)
「コ、コ、コ、コ、コ、コ、コケイ~~ン」というフレーズが特徴的な曲。他にもニコチンだのマリファナだな危ないワードが満載な曲。もちろんただのネタ曲ではなく、ノリのいいアップテンポナンバー。バックにはJudas Priestのロブ・ハルフォードが参加しております。ちなみに、フジロック2017では間奏に、ゴリラズのClint Eastwoodのカバーをしてました。
Go With the Flow(収録アルバム:Songs for the Deaf)
疾走感あふれるチェーン。特に曲中挿入されるピアノのリズムがさらに疾走感を増してくれます。あと何作目かは忘れたけどグランツーリスモにも流れてた曲。
You Think I Ain’t Worth a Dollar, but I Feel Like a Millionaire(収録アルバム:Songs for the Deaf)
強烈なシャウトとハードなリフが印象的な曲。この地を這うかのようなリズムがすごいクールですね。
A Song for the Dead(収録アルバム:Songs for the Deaf)
初見でも速攻でしびれさせられるイントロのギターリフ。全体的にダークで不気味な曲。特にサビのコーラスが一層不安を煽る。それでもなぜかテンションは爆上がりする曲。
ライブでのモッシュピットの激しさはすごいですよ。
No One Knows(収録アルバム:Songs for the Deaf)
ヘヴィなんだけどポップという二面性を持つ曲。愉快なリフが妙に頭に残る。デイブ・グロールのドラムも荒々しくて非常にクール。
Little Sister(収録アルバム:Lullabies to Paralyze)
イントロの木魚のような音から、一気にヘヴィでハードロックな雰囲気に引き込まれます。どことなくグランジっぽさも漂ってますよね。なんにせよギターソロがかっこいいですよね~~。
Burn the Witch(収録アルバム:Lullabies to Paralyze)
魔女を焼き殺せとかいう衝撃的なタイトル名ですが、曲はコミカルなリフで構成されています。
In my head(収録アルバム:Lullabies to Paralyze)
けっこうストレートでキャッチーなロックです。リフもけっこう頭に残り滑らかにサビに入りながら、in my headとクールに歌うのがかっこいいです。
Sick, Sick, Sick(収録アルバム:Era Vulgaris)
破壊力のある疾走ナンバーといったところ。切れ味のある印象的なリフ、力強いドラム、そしてサビのコーラス、これぞQOTSAという曲。ギターソロももちろんかっこいい。ライブではもちろんモッシュ大会になります。
Make It Wit Chu(収録アルバム:Era Vulgaris)
どちらかというとポップでおしゃれな曲。でもギターソロとか聞くとやっぱりQOTSAって曲。
My God Is the Sun(収録アルバム:…Like Clockwork)
2010年に死の淵をさまよいそれから復活したジョシュ、およびクイーンズオブザストーンエイジをまさに象徴する曲。
マラカスのイントロで始まり、変則的でダークな曲調ながらも、芯の通った骨太ギターロックを展開しています。
グラミー賞でのナインインチネイルズとフーファイターズとの共演はめっちゃクール。
If I Had a Tail (収録アルバム:…Like Clockwork)
気だるく重い空気間に支配されながらも、クールにまとまっておりなおかつキャッチーな不思議な曲。
I sat by the Ocean (収録アルバム:…Like Clockwork)
ルーズな雰囲気ながらも、所々リズム隊はエッジの効かせた演奏をします。全体的に幻想的な雰囲気で靄がかかったような気すら覚えますが、それでも心はのどかな気持ちになる不思議な曲です。
Smooth Sailing(収録アルバム:…Like Clockwork)
終始ミステリアスな雰囲気を漂わせた曲。まるでヤクをやってヘロヘロになっているかのように、ユラユラしたリズムですが、なんかクセになる名曲。
The Way You Used to Do(収録アルバム:Villains)
キャッチーでポップなんだけど、妖艶さも兼ね備えている不思議な曲。
あとMVのジョシュダンスは必見、かなりシュールで面白いですよ(笑)
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
アルバムは名盤、Songs for the deafから聞くのがいい気がします.
ライブレポート
Summer Sonic 18のライブレポートはこちら
おわりに
いかがだったでしょうか?クイーンズオブザストーンエイジは21世紀のハードロックを間違いなく代表するバンドなのでぜひ聞いてください!!
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クイーンズオブザストーンエイジと同じく2000年代を代表するロックバンドです。QOTSAとも時々コラボしています。フロントマンのデイヴ・グロールはニルヴァーナのドラマーだったことで有名ですね。