紅一点の女性ボーカルに、アモット率いる演奏部隊が特徴のバンド、アーチエネミー。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Arch Enemyとは?
元カーカス及びカーネイジのマイケル・アモットとその弟クリストファーとヨハン・リーヴァを中心に、デスメタルのプロジェクトとして「アーチ・エネミー」を1996年に結成しました。1stアルバム『Black Earth』をリリースし、本来は単発バンドとする予定でしたが、日本を中心に想像以上に熱狂を持って受け入れられたので、急遽バンドの存続を決定します。そして1999年に、彼らの音楽性の一旦の集大成ともいえるアルバム3rdアルバム『Burning Bridges』をリリース。デビュー時から築き上げてきた暴虐性と叙情性の融合はこのアルバムで完成することとなる。その後、力量部族を理由にボーカルで盟友だったらヨハンを解雇し、新しくドイツ人女性ヴォーカリスト アンジェラ・ゴソウがメンバーとして加入した。2001年、バンドはアンジェラが加入した事実を伏せたまま、4thアルバム『Wages of Sin』をリリース、この激烈なデスボイスが女性であることがMVにより公になった際には業界全体に大きな驚きと衝撃を与えた。2005年、6thアルバム『Doomsday Machine』のリリース直前にクリストファーが脱退するが、2007年に復帰し、7thアルバム『Rise of the Tyrant』をリリース。2012年にクリストファーが再脱退。そして、2014年にはアンジェラがボーカル業を引退し、バンドのマネジメント業に専念、後任としてアリッサを迎える。その後、9thアルバム『War Eternal』をリリース。2017年に10thアルバム『Will to Power』をリリース。
日本のメタルフェス、ラウドパークの最多出演回数の記録を持つなど、日本とは親密な関係を持っている。
Arch Enemyのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Bury Me An Angel(収録アルバム:Black Earth)
1stアルバムの一曲目にして、猛烈な勢いで突進するデスメタルと時折割り込むメロディアスさが素晴らしい。デスメロディックの様式美をこの頃から押し出しています。
Fields of Desolation(収録アルバム:Black Earth)
とにかく重い雰囲気に支配された、暗く悲しく絶望的な曲。ギターソロの切なさもたまらないですね。サビのデスボイスによる怒号と、いきなり入ってくるギターフレーズが良いですね!!
Silverwing(収録アルバム:Burning Bridges)
悪魔のようなデスボイスで怒涛の疾走と、天国にいるかのような爽快なメロディアスな美メロのコントラストがまさに核融合的な革新さを与えてくれます。サビに入る瞬間は、
大空に銀の翼の飛翔を見るかのようなような美しさです。
Dead Inside(収録アルバム:Burning Bridges)
慟哭のデスメタルといったところでしょうか。ヨハンによるサビの超絶シャウトの連打はもう凄まじいの一言。強引なまでの爆発力がたまらないっすね~
The Immortal(収録アルバム:Burning Bridges)
金属のごとくヘビーなリフが印象的な曲。オープニングナンバーとして一気にリスナーを地獄へと引きずり込んでくれます!泣きの旋律と光速の旋律ともいえるスラッシーなギターソロが最高です。
Angelclaw(収録アルバム:Burning Bridges)
メロディアスと爆走の転調の暴風雨が、アモン兄弟のツインギターによりものの見事に奏でられています。
後半の開放的な曲展開もいいっすね~
Enemy Within(収録アルバム:Wages of Sin)
ドラムの天才の如く暴走に、ギターとベースが切れ味鋭く絡むまさにデスメタルの様式美をとらえている曲。新加入ボーカル、アンジェラ嬢の脳天をぶち割ってくるボーカルもブルータルでいいですね、そして官能的な迄に美しいギターソロと、アーチエネミーらしさを全面的に押し出している代表曲。不気味さの中に切なさと哀愁が漂っています。
Burning Angel(収録アルバム:Wages of Sin)
イントロからダークでかっこいいフレーズで幕上げ、ミドルテンポながらヘビーでテンションはあがる曲。哀愁溢れるメロディが美しく、特に曲後半にはそれが炸裂しまくっています。炎に焼かれて苦しんでいる天使の情景が感じられますね!
Ravenous(収録アルバム:Wages of Sin)
切れ味鋭いギターで始まり、次々と繰り出されるリフの波にのまれて、気づいたら中毒になっている曲。ドラムのアグレッシブさも、この曲の過激さを加えてくれます。何度聞いても飽きないですね。
Snow bound(収録アルバム:Wages of Sin)
泣きのインストナンバー。曲は短いですが、心を震わせるには十分なクオリティとなっております。信じられない程の美しさ、哀しさ、切なさです。
Dead Eyes See No Future(収録アルバム:Anthems of Rebellion)
まるせ迫りくる恐怖に追われているかのように、とにかくヘビーで戦慄を感じさせてくれる曲。メロディアスなギターが炸裂するコーラス部分が、荘厳さを感じられていいですね~
We Will Rise(収録アルバム:Anthems of Rebellion)
ライブの定番曲でもあるこの曲、かなりキャッチーで、ミディアムでクレイジーさがみなぎる力を与えてくれます。まさにアーチ・エネミーのアンセムですね。
Nemesis(収録アルバム:Doomsday Machine)
アグレッシブなアンジェラのボーカルに、スラッシーなメインリフと泣きのギターソロが絡みながら疾走する曲。メロディとブルータリティの究極の融合がイカしています。
Blood on Your Hands (収録アルバム:Rise of the Tyrant)
空襲警報のようなサイレンで始まり、緻密に刻まれるヘヴィなリフとメロウなフレーズとの組み合わせは至高の領域に達しており、ツインギターのソロも見事ですね。情熱的なキラーチューンです。
Bloodstained Cross(収録アルバム:Khaos Legions)
エッジの立ったリフ、ドラマティックなギター・ソロが絶妙にブレンドされた曲。ドラムの軽快なテンポもいいですね!
As the Pages Burn(収録アルバム:War Eternal)
緊迫感ある疾走感を見せるファストチューンで、リフにはデスメタルらしい禍々しさも感じられますが、対照的に、キラキラとした寒気がするような美しいギターパートにドキっとします。
the World is Yours(収録アルバム:Will to Power)
アークエネミーの中でもとにかく疾走に疾走をしている曲。ツーバスの突進ぶりがやばいですね。終盤のブルーシーなメロディアスパートも壮大でいいですね!
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
ライブレポート
Download Japan 2019
おわりに
いかがだったでしょうか。とにかく激烈なデスメタルと哀愁たっぷりのメロスピっぷりの中毒性、端的に言ってヤバくないですか?
日本はメインマーケットらしく、けっこう来日してくれているので、ぜひ気に入った方はライブも見に行ってはいかがでしょうか!?
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