90年代オルタナティブロックシーンを彷彿とさせる轟音ギターサウンドに甘いメロディーが絡みあう独自の世界観で世界中で注目のアーティスト、ミツキ。
そんな彼女のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Mitskiとは?
日本生まれのアメリカと日本のハーフで1990年に生まれる。現在の活動の拠点であるニューヨークに渡る前にはコンゴ民主共和国、マレーシア、中国、トルコ等様々な国を行き来する環境のなか育つ。その後ニューヨークに渡ってニューヨーク州立大学パーチェス校で音楽を学び、DIYで作られた会場やベースメント・ショーなど、さまざまなパンク・シーンで経験を積み、2012年に1stアルバム『Lush』、2013年に2ndアルバム『Retired From Sad, New Career In Business』をリリース。その後大学を卒業し、2014年に3rdアルバム『Bury Me At Makeout Creek』。これが各評論誌で評価され、Dead Oceansとレーベル契約し、2016年6月に初めて本格的なスタジオでレコーディングされた4th『Puberty 2』をリリース。2018年に5th『Be the Cowboy』をリリース。Pitchforkで年間ベスト1位を獲得するなど国内外のメディアで絶賛された。2019年にはフジロックへの出演も決定した。
Mitskiのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
I Want You(収録アルバム:Retired From Sad, New Career In Business)
Mitskiの初期の曲です。静寂の中、Mitskiが悲壮感漂わせながら、自分の気持ちをストレートに歌っています。
Francis Forever(収録アルバム:Bury Me At Makeout Creek)
いなくなってしまった人がいない悲しみをうたった曲。聞いていてすごく切なくなります。
ゆっくりと徐々に盛り上がっていく展開がエモーショナルでいいですね!
Townie(収録アルバム:Bury Me At Makeout Creek)
ザキュアーのようなグラムロックさを感じる曲。自分らしく生きたいって願っていた若いころの自分の気持ちをうたった曲です。
I Will(収録アルバム:Bury Me At Makeout Creek)
ゴージャスでサイケデリックな雰囲気の曲。ミツキのファルセットがかった高音ボイスが繊細で美しいですね。
Your Best American Girl(収録アルバム:Puberty 2)
まさに別れる瞬間、失恋の歌です。
サビのミツキのエモーショナルなボーカルとディストーションがかかったギターノイズが緋想をより一層際立たせていて胸に響きます。
I Bet on Losing Dogs(収録アルバム:Puberty 2)
終始メロウな雰囲気ですが、最後は少し光が差したかのような印象を感じるメロディです。
A Burning Hill(収録アルバム:Puberty 2)
しっとりとしたアコースティックギターの音色が綺麗で心が癒されますね。けっこう打ちのめされてる歌詞ですけど、それでも希望を小さいものでも見出しているところに彼女らしさを感じますね。
Nobody(収録アルバム:Be The Cowboy)
孤独に苛まれ、かなりつらい状況である苦しみを吐露した曲。エモーショナルで綺麗なメロディーラインもさながら、Nobodyとただひたすらに連呼する悲壮感と切実さが涙を誘います。
Geyser(収録アルバム:Be The Cowboy)
彼女の行き場を失った感情が止めどなく噴き出して、かなり情熱的な曲。
ピアノのみで成り立っている静かな前半部から、一気にほかの楽器も入り盛り上がっていく後半部と、かなりドラマティックな曲。ラストの盛り上がりはかなりテンションが高揚しますね。
Two Slow Dancers(収録アルバム:Be The Cowboy)
鍵盤の音とミツキの繊細でソウルフルなボーカルが心に染み入り、胸を打ちます。昔の恋人同士だった二人のゆっくりとズレていく様が聞いていてかなり胸を締め付けられます。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
2ndアルバム『Bury Me At Makeout Creek』から聞くのがいいと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。彼女のかなり独特な世界観はかなり魅力的ですね。
ぜひ聞いてみてください。
Mitski好きにおすすめのアーティスト
Lorde
世界観とか似ていると思います。