Knotfest JAPAN 2023(4月2日(日) 2日目 Festival)の感想・ライブレポート

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2023年4月2日(日)に幕張メッセでKnotfest JAPAN 2023に参加したので、そのライブレポートを書きたいと思います。

フェスにつくまで

新年はいってアークティックモンキーズのライブ以来、3週間ぶりのライブです。まだあのライブから3週間しかたってないんかと思いながら、ノットフェスは参加するかは昼に予定あるしで、若干迷っていたのですがKORNが来るし、スリップノットもかれこれライブを4回見ているのですが、いまだに大好きなので見に行きたいなと思い、2日目のFestivalの方に参加しました。

2023年3月13日(月)にZepp HanedaにArctic Monkeysのライブを見に行ったので、そのライブレポートを書きたいと思い...

コロナがなければこの日に、マリリンマンソン(これはあんまコロナ関係ないかも笑)やトリヴィアムがいたのに、、と思うとコロナ禍とかいう茶番が憎いですね。

当日は、昼の用事を終えて、東西線の西船橋経由での海浜幕張へ上陸。運賃でいうと東西線使うのがやっぱり安く済みますね、快速の本数少ないけど。あと、新たな駅として幕張豊砂ができたなと思いつつ到着。
幕張メッセへ急いで移動し、まずはチケットの購入。いつものサマソニの場所とは違いそこから少し離れたところがライブ会場なので予定よりも入場に時間がかかりましたね。
ライブ会場に入るのに、厳重な荷物検査にドリンクチケット700円の強制徴収。ペットボトルの持ち込みは禁止でライブエリアに入るときとか服の検査までしていて厳重でした。正直これはアホだと思いますね。持ち込み可能なのが口が空いている会場販売のドリンクのみって客を脱水症状で殺したいんですかね?
入ると、ちょうどParkway Driveが終わったところだったので、ホルモンを見にライブエリアへと入りました。
Parkway Drive、見れたら見たかったな、、

ライブ

マキシマムザホルモン

ホルモンはコーン側のステージから眺めていました。
昨年のサマソニでは外人カタコトというまた炎上するようなパフォーマンスを死し、DJ社長とのゴミみたいな茶番といいすっかり株を落とし、もはやスベってる老害バンドとも一部では批判されるようになってしまった彼ら。
ここで汚名返上してくれないかなとうっすら思いながら見た、ホルモン。結果から言うと今まで見たホルモンのライブの中で一番最高でした。まずヒット曲のWhat’s Up, People?!や絶望ビリー、爪爪爪といった曲を出し惜しみせずに、さらにフェスで盛り上がる恋のメガラバともう正直大して期待してなかったのもあって、その反動ですごく楽しめたライブでした。なんだよ、本気出せばやっぱりかっこいいじゃんお前ら!と思いました。
あと、MCとかもなかやまきんに君関連の平和な内容で、なおかつそんな長くなかったのがいいですね、やっぱりバンドは演奏で語るべきですね。

KORN

ホルモンが終わり、いよいよお目当ての一つであるKORN。KORNを見るのは2014年のノットフェス以来なので、こちらも9年ぶりと久しぶり。あの時もかなりの密度で熱気もすごかったなと昔を思い出しつつ、真ん中前あたりで待っていると、照明を放射線状にフラッシュさせながらメンバーが登場。不穏なSEと共にジョナサンがマイクスタンド前の正位置に立つと、Rotting in Vainからスタート。前のライブではまだなかった曲なので初めてライブで聞きましたが、ダークながらもサビとかはライブで盛り上がりやすくていいですね、そこからA.D.I.D.A.S.と初期ファンを喜ばせる選曲。そっから定番のHere to Stayでモッシュピットは既に過激なお祭り状態。そこから新曲のStart The Healingを披露したのち、そこから1stアルバムメドレーということでBall Tongue、Need To、Divineともうこんなの暴れるしかないじゃないですか!?という曲を連発。既に体中に若干ダメージを抱えながら、曲を聴いていると見覚えのあるイントロが、これはいっつも最後にやっているBlindじゃないか!>ということで、Are You Ready !?のシャウト共にモッシュピットへと突撃し、もうそっからはとにかくリズムとラップに合わせてめちゃくちゃに盛り上がってました。
そっからダークな名曲のFalling Away From Meで落ち着いて後に、キャッチーなリフのGot The Lifeを演奏、この曲のラップ要素強めの楽し気な感じいいですよね。ここでまた盛り上がった後に、サビのドスのすごさが激しい、Y’All Want a SingleでFuck That!!とシャウトし、一時小休止。おなじみのバグパイプを持ってきたジョナサンがShoot and Laddersを演奏。まったりと盛り上がり、終了後にはMetallicaのOneのラスト部分のカバー。
そこから休む間もなく狂気の名曲、Twistへと続き、一気に会場は暴虐モードに、最後はFreak On a Leashで締め。最後の変声ラップも相変わらず健在でした。自分は途中でスリップノット側のステージへと移動するために背中越しで聴いてました。
久しぶりのKorn、惜しむらくはRight Nowをやってくれなかったことですが、(Shut Upのコールが好きなんです)それでも十分に満足なライブでした!

Slipknot

コーンが終わり、急いでスリップノットのステージへと移動。早めに移動したのが功を奏したのか、なんとか真ん中あたりまで移動できました。これならモッシュでなんとか前の方にも行けそうだなと思っていると、音楽が止まり、いよいよSlipknotのアナウンスが、ステージには大きな幕が垂れ下がっており、その後ろからDisasterpieceの聞いたことあるイントロが聞こえてきます。そして、一気に爆発するところで同時に幕が下ろされ、各メンバーが演奏していました。前回のノットフェスと比べると、クリスがいなかったりと若干の差異はあるものの音楽は相変わらずよかったです。
そこからエモさのあるWait and Bleedを熱唱。サビは合掌しながらも間奏はモッシュととにかくゲキ忙しい。
その後、前回はまだなかったAll Out Lifeを演奏、普通に激しいですね、そこからSulfurやBefore I Forgetとキャッチー目の曲を演奏し、次に新曲のThe Dying Song (Time to Sing)を演奏。ここらへんはモッシュというよりはじっくり聴くタイプなので体力回復しながら楽しみます。
Dead Memoriesとバラードはしっとりと聴き、そっから調子を取り戻しUnsaintedを演奏した後、MCで手のひらで5を表しながら「5,5,5」からの「6,6,6」のレスポンスを英語と日本語の両方で行い、The Heretic Anthem。観客側も熱狂的にコリィのコールへと応えます。そっから間髪入れずにPsychosocialへと入り、金属音が響き渡る仲、リズムに乗りながらサイコソーシャル!!とシャウト。
ここでMCを挟み、2000年の初来日からの感謝を伝えてからの、Duality、お決まりの燃え盛るバットでのクラウンによるドラム缶たたきは健在でした。その後、Custerのリズムをコリィが口遊んだ後に、演奏スタート。サビで飛び跳ねまくりました。
また、MCを挟み昔の曲をやるぞといい、Spit It Outを演奏。高速ラップからの爆発的なサビと休む暇など無し、2番が終わると最後のサビに入る前に終わる前に全員しゃがませてからのFuck Me! I’m all out of enemas! コール。
これはもう5回目ですが何回やっても最高ですね、しゃがませるパフォーマンスあんまり好きじゃないんですけど、これだけは別ですね。
ここで本編は終了し、小休止の後、Iowaの最初の曲の(515)のテープが流れた後に、People=Shitの怒涛のドラムロールが轟き、そこからメンバー陣は各々がシャウト、観客は激しいモッシュとまさに人がゴミのよう。サビのPeople=Shitでの息の合ったヘドバンは楽しかったです。
そして、最後は定番のSurfacingで締め、サビのFuck It All !!を合唱しながらの行進は本当にストレスが解消できますね!

ライブ後

ライブ終了後は人ごみに巻き込まれないように急いで撤収。海浜幕張駅運んでいましたが、サマソニの時ほどではなかったので、すんなりと東京行の京葉線に乗れました。

感想

やっぱりヘビーメタルはいいなーと実感できたライブでした!スリップノットは何回見てもいいですし、KORNは今度はRight Nowを見たいですね。
本当は2020年に行われるはずが、コロナのせいで延びに延び、3年越しでの開催が実現したノットフェス。
チケット代も当時とは違いインフレしたのでそのままでの開催等難しいところをH.I.P.さんが実現にもっていったのは素晴らしいことだったとは思います。
ただ、やはりペットボトルをライブエリアへの持ち込み禁止はやりすぎでドリンクを2個買わせるとかそういうので対応すべきだったかなと思いますね、実際自分の観測範囲でも3人失神した人が運ばれてましたし、脱水症状はまじで命にかかわるので。