SONIC MANIA 2018 の感想・ライブレポート

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あの色々と凄まじかったフジロックから、気づくと3週間。ついに8月の音楽の一大祭典、ソニックマニア・サマーソニックがはじまりました。

今年も最高だったフジロックの感想とかライブレポートを思い出せる範囲で頑張って書いていきたいと思います! 昨年のはこちら ...

今年は、ソニマニからの3日間参加という、ハードで濃密な参加予定になりました。
全体的にサマソニはロックよりのメンツだな~、っていうのが印象でしたね。まぁ、フジっぽいとかサマソニっぽいとかそんなのはどうでもよくて、そこに見たいアーティストがいる、だから行くだけですね(笑)

会場まで

今回のソニマニはけっこう色々な友達が来ているみたいなので、ずっと誰かと一緒とかっていうよりは、基本一人行動で、時々合流っていう感じでした。
会場までは渋谷でたかしと合流。(たかしは、ゴリラズ一緒に見に行って、なおかつフジロックをドタキャンしたやつです)

プロローグ 昨年のフジロック17での祝祭感あふれる素晴らしいライブから約一年。スマッシュがフジロックの最高の前哨戦として、ゴリラズを日本に...

会場入りの前に、渋谷のタパス&タパスというイタリアン料理店で、スパゲティを食べました。明太子とアンチョビのクリームパスタは美味しかったですね。値段は1260円くらいだった気が。
そこから、新木場経由で海浜幕張へ行きました。到着したのは9時45分くらい、会場つくと、もうすでにけっこう人がいましたね。
人ごみに流されながら幕張メッセに到着、いかんせんゴリラズ以来なので久しぶりだな~~、っていう感覚はありませんでした。
少し列が詰まっているものの、数分で中に入れました。
今年は、オブジェはミラーボールみたいですね!

あと、再入場はできないみたいですね。

ソニマニスタート

さて、Clean Banditとコーネリアス、まず最初の選択ですが、たかしはコーネリアス見るといっていたので、僕もつられてCrystal Mountainステージのコーネリアスに行きました。

コーネリアス

コーネリアスの会場に着くと、ちょうどいつか、どこかの演奏をしている最中でした。フジロックの時は裏のエルヴィン・ビショップを見ていたので、初のライブに楽しみ。
さすがはフジロックのグリーントリ前に抜擢されるだけの貫禄と演奏でした。
常に緊張感の糸が張られたようなピリピリとした雰囲気に、攻撃的なギターやシンセノイズがなんともたまりませんね!

Clean Bandit

コーネリアスを何曲か聞いた後、クリーンバンデットにも興味があったので、たかしをおいてSonic Waveステージへ移動。
こっちも、同じエレクトロ寄りの音楽ですが、ポップな感じである意味コーネリアスの雰囲気とは真逆のふわふわな感じでした。これもこれで心地よいな!
曲はあまりわからなくて、僕が聞いた中ではTearsくらいが知っている曲だったのですが、楽しめました。
Clean Banditが終わる前に、たかしからラインが来て、クロークを共用して荷物を預けるとのことなのでクロークエリアに移動しました。

空き時間

さて、クロークエリアについたはいいものの、自分で呼んでおきながら一向に来ないたかし。結局ついたのは、20分頃、なんとクロークに行こうと思っていたが、Clean Banditが良かったので聞いていたとのこと。しかも、俺が知っているもう一つの曲Rather Beを聞いていたとか、これはもうほんとにクソ野郎ですね。
クロークに荷物を預けた後は、まだ時間があったので他のソニマニに来ている友達と会ったりしていました。
その中の中学の頃からの友達で、明日のサマソニ初日も来るやつがいたので、今後の便宜のため、彼をこーじ(仮)としたいと思います。

Nine Inch Nails

さて、タイムライン発表時の記事でも懸念していた一番のかぶりNIN VS ジョージクリントンの選択。

ついに発表されましたね、ソニックマニア2018! 個人的には、嬉しくないタイムテーブルです(涙) いやだって、ナインインチネイルズとジョ...

結論から言うと、どっちにするかは決めることができず、色々悩んだ挙句、setlist.fmを見てNINがWishをやったらジョージクリントン、そしてジョージクリントンが終わったら急いでNINに戻るという選択にしました。
NINは2013年のフジで感動し、2014年の単独に行ったほどのファンなのですが、ここはツアー引退を表明しているジョージ・クリントンを優先しました。
というわけで、まずはNINから。
まずは、Branches / Bones で場の空気を暖めます。このノイズののったギターの感じが良いですね~~
そして、からのWish。まさに4年ぶりのWishです。音が少々小さく感じますが、演奏自体はキレッキレのザクッザク。うん、このリフだよこのリフ。ノイズのアグレッシブさもよし、トレントのボーカルも激しさがあって最高ですね。客もFIST FUCK !!ではみんな手を挙げてて、場のボルテージはすでにマックス!
ここで離脱するのは、惜しい、、 が、決めていたことなので、ここれジョージクリントンへ移動。

George Clinton

反対側のSpace Rainbowステージへ猛ダッシュ!
さて、到着したら場がもうお祭り騒ぎくらい盛り上がっていました。これが人生初のジョージ・クリントン。今まで、生のP-Funkを味わいたいと切望していたので、この時点で僕ももうテンションマックス。演奏に合わせて飛び跳ねたり手を振ったり、演奏に任せて音楽を楽しみまくります。
いや、それにしてもジョージクリントン御代の存在感はすごいですね。さすがに昔ほど動き回ることはできなくても、彼を中心にクレイジーなバンドメンバーが自由奔放に音楽を楽しんでる様が、ひしひしとこちらにまで伝わってきて、客もそれにのって演奏陣をノリノリにさせて、というまさに無限のエネルギーがそこには生まれていました。Pole Powerのときの客とのかけあいからの盛り上がりは最高でしたね!
ただ、特筆すべきはなんといっても、後半のFlashlight→Knee Deep→Give Up The Funk→Atomic Dog→Cosmic Slop の流れはもう怒涛すぎて最高でしたね。
フラッシュライトの途中のセッションとか、本当に即興なのかと疑うほど、あまりにも奔放でそれでいて緻密で素晴らしいものでした。
あと、途中から間違えてフジロック!!って連呼してたのは笑いました、来年のフジロックにも来てもいいんですよ!!というか来てくださいお願いします!

2018年のソニックマニアとサマーソニックでの来日が決定し、さらには2019年に音楽活動を引退すると言われている、ファンク界の大御所中の大御...

Nine Inch Nails(帰還)

さて、ジョージクリントンの余韻に浸りたいところですが、そんなことをしている暇などなく、急いでNINへバック。
ステージに到着すると、ちょうどEven Deeperが終わりかけている頃でした。う~ん、The Fragileの曲だし、ライブ版を最初から聞きたかったなぁ、、
と思うのもつかの間、NINの定番曲Gave Upで、一気に戦闘モードに。できるだけ、前のモッシュで盛り上がっているほうへと移動しました。
Gave Upの疾走感とギターの轟音は内なる戦闘本能を励起させてくれますよね。gave upで暴れた後は、The Hand That Feedsでノリノリに。この曲の飛び跳ねながらの合唱は楽しいですね!間奏のクラップも壮大。ポップに飛び跳ねた後は、Head Like A Holeでまた激しくモッシュ。楽しさと同時に、この曲が来たことによる、終わりを予期し寂しい気持ちに。
そして、最後はご存知Hurt。まるで今までの盛り上がりが嘘だったかのように、場は静まりかえり、皆がトレントに集中。自分もくぎ付けに。大学生だった自分がついに社会人になり、だいぶ環境も変わったので、この曲がまた染みること染みること。見事にセンチメンタルでノスタルジックな思いに浸り、自分の3回目のNINのライブは終了しました。

2018年のSONIC MANIAのヘッドライナーとして来日が決定したNINE INCH NAILS(通称、NIN) 2014年からの約4年...

Marshmello(ちょっとだけ、Thundercat)

さて、NINを楽しんだ後は、サンダーキャットかMarshmelloでまたまた迷う。
ただ、テンション的にEDMでぶちあがりたい気分だったので、マシュメロに。まぁ、サンダーキャットはサマソニでも見れるからいいやとなりました。
さて、マシュメロですが自分の曲や他アーティストの曲をうまい感じに織り交ぜながらの楽しいライブでした。一番の盛り上がりは、FRIENDSだったかな~、この曲合唱しやすいもんねー。周りの客もノリよく踊ってる人が多くてすごく楽しかったです。まぁ、酔っぱらいすぎて逆に少しドン引きした女性の方もいましたけど(笑)

ちなみに、途中一瞬だけサンダーキャットを見に行きました。確かTron songだったかな。サンダーキャット変な服着てるなーとは思ったけど、まさかベジータのプロテクターとは(笑)

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My Bloody Valentine

マシュメロの後は、そのままマイブラへ。ちょうど、When You Sleepをやっていましたが、こんな轟音で眠れるわけないだろ!いい加減にしろっていうくらいの爆音。轟音レイプですね。こりゃ耳栓配ってた意味も分かるわ。
まぁ、ただ結局めんどくさくて耳栓つけませんでした(笑)
それにしても、マイブラを見るのはフジロック13以来二回目で、フジロックのマイブラは、PAの関係で正直、、、、だったので、これが本来のマイブラを見れてよかったですね。
僕の好きなOnly Shallowもやってくれましたし、満足です。ただ、それにしても、こんなにうるさいのに、どこか心地よくて眠くなるのはなんでなんでしょうね、子守歌とはかけ離れたものなのに。まぁ、ただ本当にすごかったのは、一番最後の You Made Me Realizeですね、いやまぁ予想はできていたけど、今までのがお遊びだったのかっていうくらい、一段階上の爆音、途中の数分にも及ぶ轟音パートは、もはや異次元からの贈り物かっていうくらい空間が歪んでましたね(笑)
おかがで深夜なのに眠気が吹っ飛びました!

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Flying Lotus

マイブラでなぜか予想外に眠気がなくなったので、その調子でフライングロータスのこれまた異次元な世界へとダイブ。あいにく眼鏡を持っていなかったので、3Dは楽しめなかったのですが、それでも十分に見ごたえのある映像と音楽。Zodiac Shitのような自分の曲で、酔狂に酔わせてくれるかと思ったら、Ghost in the shellの曲で迫真の音を流したりと、まさに自分の世界へとリスナーたちをこれでもかと引きずり込んできました。
ラマーとのコラボ曲Never Catch Meも惜しみもなく最後に披露してくれてよかったです!

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電気グルーヴ

この時間になると、さすがにもう眠いですね(笑)でも体は元気なので電グルで踊ります~
といっても、ソニマニはなんというかマニアックな曲しかやってくれないっすね、フジロックだと惜しみもなく有名どころの曲を出してくれるんですけどね、、

帰宅へ

電グルの途中でこーじから、貸していた充電器を返したいとのラインが来ていたので、充電器をもらいにこーじのいる電グルの後ろのほうへと移動。そして、そこで社会人になってから初めて会ったので、お互いの近況などをワイワイ話し合いました。
そうこうしてるうちに、ソニマニは終了、あとは、帰るだけになったので、クロークへ行き、たかしを待ちましたが、たかしが来ない、、
あいつもしかして潰れてるのか??と思った5:40にようやくクロークに到着。いや、荷物取り出せないのかとひやひやしましたよ。ちょうど友達と会ってたみたいです。ただ、なんか10杯くらい酒を飲んだみたいでなんか酔っぱらってました(笑)めんどくさい(笑)ここでは、詳細は書きませんが、たかしは酔っぱらうと色々とめんどくさいので、周りに迷惑かけないように監視しながら幕張駅へ移動。
そこから、それぞれの家へ帰宅しました。問題起こさなくてよかった~~

おわりに

というわけで、サマソニの前夜祭、ソニマニはこれにて終わりました。
これだけでも非常に満足のいくものでしたが、ソニマニはあくまでも前夜祭、本祭たるサマソニという宴がこの後、僕にはまっています。というわけで、記事はサマソニ編へと続きますよ!