ジャズ、ヒップホップ、エレクトリック。こんな完璧に異なる3ジャンルの音楽を見事融合した天才アーティスト、フライングロータス。
そんなフライングロータスのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Flying Lotusとは?
1983年生まれのL.A在住のビートメイカー/プロデューサー。本名、スティーヴン・エリソン。ジャズ界の巨人ジョン・コルトレーンを叔父に、アリス・コルトレーンを叔母に持つ。
カルロス・ニーニョがコンパイルしたオムニバス『The Sound Of L.A.』(2006年)に収録され、一躍注目の存在となる。2006年に米<プラグ・リサーチ>より、自身の生誕年をタイトルに掲げたデビューアルバム『1983』をリリース。スペイシーなシンセとファットなロービートが織り成すフュ-チャリスティックなコズミック・ソウルは、サーラーや J.ディラと並び評され多く高い評価を得る。プロデューサー/アーティストとしてネクストレベルへと向かうフライング・ロータスは2007年、< ワープ>と電撃契約。2008年には、2作目となる『Los Angeles』をリリースし、その評価をさらに高めていく。同年ザ・シネマティック・オーケストラとの共演で初来日を果たし、朝霧JAM’08にも出演。規格外のスケールで終始オーディエンスを煽っていく、躍動感溢れるパフォーマンスは前評判を遥かに上回る破壊力を備えていた。
2010年に満を持してリリースした3作目『Cosmogramma』は、トム・ヨークをゲストに迎えるなどリリース前から話題を呼び、音楽史を塗り替える記念碑的作品として各方面から絶賛を受け、新世代の寵児としての評価を確実なものとした。
2012年に『Until The Quiet Comes』をリリース。そして世界各国で自己最高のセールスを記録し、その年を代表する名盤として高い評価を受けた2014年の『You’re Dead!』などのアルバムを通して、その評価を絶対的なものとする。2017年には、自ら手がけた映画『KUSO』の公開や、短編アニメーション『ブレードランナー ブラックアウト 2022』の音楽を手がけるなど、その活躍の場をさらに広げている。
2019年には6thアルバム『Flamagra』をリリース。
世界のビート・ミュージック・シーンの中心人物として、そして最も旬なアーティストとして、全てのジャンルの熱心な音楽ファンから常にその動向が注目を集めている。
Flying Lotusのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
1983(収録アルバム:1983)
アルバムタイトルと同じ名前の曲。この1983はフライングロータスの生まれた年です。
Parisian Goldfish(収録アルバム:Los Angels)
ずっと同じリズムの繰り返しではありますが、絶えず変わり続けるノイズにより決して飽きることのない曲になっております。
Zodiac Shit(収録アルバム:Cosmogramma)
メロウなメロディになっていますが、時折挿入される意味不明なノイズが不思議な世界へと誘ってくれます。
MmmHmm(収録アルバム:Cosmogramma)
テンポの速い電子音にゆったりと覆いかぶさる優しいキーボードの音。
Thundercatのヴォーカル&ベースをフィーチャリングしています。
宇宙の中を漂っているかのような感じにさせてくれる曲です。
Do the Astral Plane(収録アルバム:Cosmogramma)
まるで宇宙旅行でもしているのではないかと錯覚するくらい、エキセントリックなノイズと疾走感のあるテンポに支配されている曲。
Getting There (収録アルバム:Until The Quiet Comes )
脈打つビートにキラキラとした電子音が非常にリラックスした気分にさせてくれる曲になっています。
Putty Boy Strut(収録アルバム:Until The Quiet Comes )
電子音と打ち込みのみで構成された曲。ただ、聞いてるだけでSFチックさとメカニックさを感じられます。
Never Catch Me ft.Kendrick Lamar(収録アルバム:You’re Dead!)
ケンドリックラマーと共演した曲。
ヒップホップとエレクトリックを融合させているが、別にどっちのジャンルに偏っているというわけでもなく、むしろ新しい境地を切り開いている曲。スピードは超スピード!!ってくらい速いです。
Coronus, The Terminator (収録アルバム:You’re Dead!)
全般的にはしっとりと暗い曲。なんだけど、音の登場人物は盛沢山。なんていうか聞いていると、少しずつ何かの階段を下っていく感じがします。何かはもやっとしてて自分でもわからないのですが。
Dead Man’s Tetris(収録アルバム:You’re Dead!)
スヌープ・ドッグと共演した曲。
ボイスチェンジャーで禍々しい声、ポポポポンと鳴り続ける電子音。親和性がなさ過ぎて意味不明、意味不明なんだけどなぜか美しい。
More (feat. Anderson .Paak)(収録アルバム:Flamagra)
Anderson .Paakとコラボした曲。
ザラついたベースラインと浮遊感あふれるライムとフックが不思議な気持ちにしてくれます。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
Cosmogrammaから聞くのが良いのではないでしょうか。
ライブレポート
ソニックマニア 2018 でのライブ
おわりに
いかがだったでしょうか。フライングロータスの幻想的な世界観にぜひやみつきになってください!!
Flying Lotus好きにおすすめのアーティスト
Anderson.Paak
ロータスみたいに、ジャズ・フュージョンのノリをふんだんに取り入れており、なおかつエレクトロな要素もありと、かなり共通点があるので、きっと気に入るかと思います!