90年代のUKをオアシスと共に代表するバンド、ブラー。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Blurとは?
1988年10月、当時ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジに在学していたデーモン・アルバーンを中心として前身バンドCicusが結成され、それにグレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリーがジョインしていき、1990年にBlurは結成されました。
結成後精力的にツアーをこなしながら、She’sSoHighといったシングルをリリースし、翌1991年に1stアルバム『Leisure』をリリース。これが音楽誌を中心に評価される。
1992年に初来日し、その後マネージャーの借金返済といったトラブルに巻き込まれるも、1993年に2ndアルバム『Modern Life Is Rubbish』をリリース。これで勢いをつけ、1994年に3rdアルバムでブリットポップの金字塔アルバム『Parklife』をリリース。先行シングルの『Girls & Boys』を中心に大ヒットし、全英1位を獲得。イギリスの代表的なロックバンドとして躍り出ます。
1995年に4rdアルバムでブリット3部作のラストの『The Great Escape』をリリース。このころからマスコミからあおられる形で、舌戦をはじえとしたオアシスとのバトルを始める。
1997年にブリットポップは死んだというテーマを引っ提げて5thアルバム『Blur』をリリース。ポップ寄りからオルタナロック寄りへとサウンドを変化させました。
1999年に6thアルバム『13』をリリース。これも全英1位を獲得し、さらに苗場初開催のフジロックの2日目のヘッドライナーになりました。一方で、この頃からメンバーは各自のソロ活動も盛んになっていき、特にデーモン・アルバーンはGorillazが世界的にヒットし、そちらとの活動との2足の草鞋状態になります。
2003年に7thアルバム『Think Tank』をリリースすると、同年のサマーソニックにヘッドライナーとして出演するも、活動休止状態になりました。
こっから長い間ライブ活動は休止していましたが、2012年のブリットアワードでの授賞式でのライブを皮切りにライブ活動を再開。2014年には武道館に11年ぶりに来日しました。
そして、2015年に8thアルバム『The Magic Whip』をリリースしました。
Blurのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
She’s So High(収録アルバム:Leisure)
ブラーのデビューソング。
鬱屈した感じとドリーミー感じが合わさったブリットポップ感あふれる曲。
好きな子に夢中な感じが伝わってきますね。
There’s No Other Way(収録アルバム:Leisure)
イントロのギターリフから才能の片鱗を感じさせてくれます。
軽快な良質ギターポップです。
For Tomorrow(収録アルバム:Modern Life Is Rubbish)
哀愁漂う湿っているメロディながらもサビはすごく口ずさみたくなるようなキャッチーさがあります。
あた、後ろに流れるストリングスか美しいです。最後のデーモンの語りもクール。
Parklife(収録アルバム:Parklife)
昼下がりの賑やかな公演を簡単にイメージできる、底なしに明るい曲。
ギターリフもコーラスもキャッチーでコミカルでいいですね。
Girls & Boys(収録アルバム:Parklife)
これぞブリットポップという曲。イントロからの電子音がコミカルでベースラインもキャッチーでかなりダンサンブルな曲です。
脱力系なボーカルとひねくれた歌詞も魅力的ですね。
End of a Century(収録アルバム:Parklife)
世紀末の寂しさを感じさせてくれる曲。畳みかけるボーカルとギターが何とも言えない気分にさせてくれます。
哀愁あるホーンのソロがいいですね!
To The End(収録アルバム:Parklife)
煌びやかなシンセをバックに浮遊感あふれるメロディが愛に包まれている感じを、所々の不協和なメロディが破滅の前の黄昏にいる感じをすごく感じさせてくれます。
This is a Low(収録アルバム:Parklife)
イギリスらしさあふれる壮大で哀愁や切なさも交わっているドラマティックな展開があふれる曲。ライブの終盤でよく演奏されています。
このLowはイギリスの雨天気を表す低気圧のことです。
Country House(収録アルバム:The Great Escape)
シンプルな音作りに、軽快なビートで奏でられる明るいポップソング。
聞いていると愉快な気分になれます。
Charmless man(収録アルバム:The Great Escape)
自分は人気者だと思っているが実は嫌われている人間を皮肉った曲です。
ブラーの変態サウンドっぷりが炸裂していて爽快です。
The Universal(収録アルバム:The Great Escape)
煌びやかで壮大なメロディが美麗な曲。
メンバー全員白スーツのMVはクールです。
Song 2(収録アルバム:Blur)
ヘビーな雰囲気のグランジっぽい曲。
時間も短いですが、濃縮で静寂なAメロからの爆発するようなサビがウーフ~というコーラスがキャッチーながらもゴリゴリなリフとシャウトがかっこいいです!
huluとかのCMでよく使われてましたね。
Beetlebum(収録アルバム:Blur)
アコースティックのリフをバックに浮遊感たっぷりのドリーミーな曲。
レディオヘッドっぽいです。
最後の余韻のようなギターノイズもいいですね。
On Your Own(収録アルバム:Blur)
オルタナ色が強い曲。ギターとシンセのノイズが躍動しています。
無骨ながらもデーモンのボーカルもかっこいいです。
Tender(収録アルバム:13)
失恋後のけだるい感じを見事に体現した曲。
コーラス陣を呼んだりとした壮大な曲作りで、後期Beatlesっぽい曲になっています。
Coffee & TV(収録アルバム:13)
ほのぼのとしたギターのリフとギターのグレアムのまったりとしたボーカルが合わさって心地よく多幸感あふれる曲になっています。
また、MVのグレアムを探しに旅に出るMVも必見ですね!
Out of Time(収録アルバム:Think Tank)
当時のイラク戦争をテーマにした反戦歌。
全体的に荒涼とした雰囲気になっています。
途中のアルペジオソロとか風情があっていいですよ。
Go Out(収録アルバム:The Magic Whip)
オルタナロック感あふれる曲。
単調なベースラインにギターノイウがのりまくっているのがブラーっぽいですね!
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
Parklifeから聞くのがいいかと思います。
おわりに
Blur好きにおすすめのアーティスト
Oasis
90年代のUKロックを代表するライバルアーティスト
Radiohead
曲の雰囲気とか全体的に似てると思う、特に明るくない曲とか
Gorillaz
ご存じ、デーモンアルバーンのソロプロジェクトです。