そのあまりにもヘビーでそして陰鬱な音楽性で世界中のリスナーに衝撃を与えたヘビーメタルバンド、コーン。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Kornとは?
アメリカ合衆国カリフォルニア州のバンドで、1989年にジェームズ“マンキー”シェイファー、フィールディ、デイヴィッド・シルヴェリアらが前身となるバンドL.A.P.D.を結成しました。
その後、Creepとバンド名を変更したのち、ボーカルにジョナサン・デイヴィスを迎えてKORNと名乗り、1994年にイモータル・レコードからニューメタルの金字塔ともいえる1stアルバム『KOЯN』でデビューしました。
絶え間ないライブ活動により徐々に知名度を上げていき、1996年には2ndアルバム『Life is Peachy』を発表しました、これが全米チャート3位を獲得し、一気にニューメタルの勃興と共にコーンは有名メタルバンドの仲間入りを果たしました。
そして、1998年の3rdアルバム『Follow the Leader』で全米一位を獲得。ニューメタルシーンだけでなく、全音楽シーンをも制圧するほどの人気と実力を誇るバンドへと成長します。
その後も1999年の4thアルバム『Issues』も全米一位、2000年のグラミー賞ではFreak on a Leashで、最優秀短編ミュージックビデオ賞を獲得しました。
2000年代に入ってからも音楽性を若干変化させながらも、第一線で活躍し続けています。
2002年に5thアルバム『Untouchables』をリリースしました。
2003年には今度はHere to Stayでグラミー賞のベストメタルパフォーマンス賞を受賞しました。
2022年に14thアルバム『Requiem』をリリースしました。
Kornのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Blind(収録アルバム:Korn)
イントロに怪しげになるドラムのハイハットシンバルの音、そこにベースやギターがかすかに入っていき、そしてARE YOU READY?のジョナサンの怒りのかけ声から始まる曲。とにかく最高にヘビーで演奏はもちろんのこと曲の内容自体もあまりにも救われすぎないくらいに精神的に重いです。タイトル通り、まさに終始闇な曲。
Daddy(収録アルバム:Korn)
世界にな気の曲は数多くあれど、演奏中に本当に泣いてしまっている曲ってマジでこれくらいじゃないでしょうか。過去のトラウマと対峙し泣き叫ぶジョナサンと、そんな彼などお構いなしに黙々と演奏を続ける他のメンバー、その対比が、聴き手を更に深い絶望の底へと誘います。
迫力は半端ないなんてものじゃないです。
Shoots and Ladders(収録アルバム:Korn)
バグパイプから神妙に始まり、途中に童謡、ロンドン橋落ちたをはさみながらスローテンポで不穏に進んでいくかと思ったら、ラストで絶叫したりと不安定な感じがスリル満載で最高ですね。
Twist(収録アルバム:Life is Peachy)
初見で聞いたときのインパクトはコーンの中でもナンバーワンじゃないでしょうか。それくらい、もはやなんて言っているのかわからないくらい支離滅裂なジョナサンのボーカルが病みつきになりますね!twistと要所要所で締めてくるのもカッコイイ。
Good God(収録アルバム:Life is Peachy)
イントロからしてサイコ感にあふれていてゾクゾクしますね!所々、ジョナサンがなんて言ってるか分からないくらい叫んでいてもう滅茶苦茶な曲、でもそこが良い!!狂気に満ちあふれています!!!
Got The Life(収録アルバム:Follow the leaders)
イントロのベースからしてノックアウトされる曲。明るめな雰囲気ですが、ラップやサビのキャッチーさといい紛うことなきコーンの曲ですね。
ギターのスピード感やベース、ドラムの乾いた音が気持ちいい。 疾走感がかっこいいですね!
Freak On A Leash(収録アルバム:Follow the leaders)
ソフトで淡々とした歌ですが、ジョナサンの意味不明なボーカルと変態ベースパートからのGO!!の部分はその対照からか度胆を抜かれます。
Falling Away From Me(収録アルバム:Issues)
曲に漂う哀愁と孤独感がたまらない曲。夜に一人で聞くと趣深くていいですよ~
原点回帰を謳ったアルバムIssuesの曲らしく陰鬱でダークでいいですね~、叫ぶのではなく絶望に身を委ねてる感じがクール
Make Me Bad(収録アルバム:Issues)
コーンの中では聴きやすいながらも、やっぱりダークさは隠せないですよね!ダークなイントロから始まり持ち前のヘヴィさは十分に発揮しながら、ドラマティックなサビメロと聞きどころ満載!
なんていうか完成度の高い曲です。
Somebody Someone(収録アルバム:Issues)
前半は聞きやすい、ヘビーなデスメタルといった曲ですが、後半になると一気に転調するとともに狂ったようなビートではtyめちゃに暴れまくって終わります、なんというか面白い曲ですね。
Here To Stay(収録アルバム:Untouchable)
超重低音で攻めまくりなヘビーでダークな曲ながらも、サビはキャッチーで聞きやすいと思います。奇妙な爽快感すら覚えます。ベースのバキバキ感や妙なメロディアスさといったKORN特有の音楽性がふんだんに詰まっています。
Right Now(収録アルバム:Take a Look in the Mirror)
とにかく怒りがオーバードーズな勢いで摂取されている曲。歌詞が怒りに満ち溢れていて素晴らしいです、いらいらした時に聞くといいでしょう。
禍々しくヘビーなリフはもちろんのこと、サビや間奏部分のジョナサンのシャウトが凶悪でかっこいいです!
あとMVはグロいとか以前にきもいのでまじで見ないほうがいいですよ、見た方は自己責任で。
Did My Time(収録アルバム:Take a Look in the Mirror)
Y’All Want a Single(収録アルバム:Take a Look in the Mirror)
コーンの一癖二癖ある暴走に圧倒される曲。リズミカルでキャッチーですよね、けっこうおもしろい曲です。サビのFUCK THAT!!の迫力たるやいかに。
Coming Undone(収録アルバム:See You On The Other Side)
ルーズな雰囲気ながらも、ドシリと迫ってくるかのような存在感を持っている曲。かなりのスローテンポだからサビメロ含め、一度聴いたらリズムが頭から離れませんね!
今までのコーンとは違った新境地の曲ですが、こいういのもヘビーでいいですね。
Evolution(収録アルバム:[untitled])
ヘビーでキャッチーな曲、かなりの歌モノです。ポップなのでコーン初心者はかなり聞きやすいのではないでしょうか。
Oildale (Leave Me Alone)(収録アルバム:Korn III: Remember Who You Are)
リズム隊ガン無視で歌うジョナサンがかっこいいっすね。徐々に禍々しくなっていく曲展開もグッド!
間奏部分はヘドバンなしで聞けないほどイカしてます!!
Get Up!(収録アルバム:The Path of Totality)
あの人気DJスクリレックスと共演した曲。コーンの狂気とスクリレックスの狂気が見事な融合を果たして、妙な爽快感あふれる曲となっています。
地を這うコーンと浮遊していくかのようなスクリレックスの音が絶妙です。
Love&Meth(収録アルバム:The Paradigm Shift)
相変わらずヘビーさに包まれているコーン、そこからサビの開放感あふれて束の間に光が差し込んできたかのような感覚がカタルシスを覚えさせてくれます。
Rotting in Vain(収録アルバム:The Serenity of Suffering)
禍々しさを帯びてコーンが帰ってきてくれましたね。この聞けば聞くほどゾクゾクと不安に駆られるような音作りこそコーンの真骨頂ですよね。
間奏部分のジョナサンのラップは相変わらずなんて言ってるかわからないですがそれがイイ!!
You’ll Never Find Me(収録アルバム:The Nothing)
なんていうかただただ冷たく無機質な曲で徐々に気力を奪っていくような感じです。
不協和音なギターのサウンドがどことなくグルーヴィーなのと後半のブチギレっぷりがいいですね。。
Start The Healing(収録アルバム:Requiem)
ヘヴィーなだけでなく残虐さも付加させており手に付けられないAメロからの、サビはキャッチーでメロディアスな出来になっておりコーラスもライブ映えしそうないい感じです。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
1stのKornで、一気にコーンの世界観に衝撃を受けるのがいいんじゃないでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか。彼らのあまりにもダークでヘビーで、そして狂気に満ちた独特な世界観にどっぷりとはまってしまったのではないでしょうか。
未だに音楽の創作意欲は衰えておらず、おそらく今後も新作をリリースするかと思いますので、楽しみに新曲を待ちましょう。
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