Dream Theaterのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

By Rodrigo Della Fávera [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
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プログレッシブメタルを代表し、今なお数多くのコアなファンを抱えるバンド、ドリームシアター。
そんなドリームシアターのおすすめの曲を紹介したいと思います。

目次

Dream Theaterとは?

1985年、ボストンのバークリー音楽院に通っていたジョン・ペトルーシ、ジョン・マイアング、マイク・ポートノイの3人が中心となって活動を開始、1989年に1stアルバム『When Dream And Day Unite』でデビューを飾る。
1991年のWEAに移籍と同時にジェイムズ・ラブリエを新ボーカリストとして迎え入れ、92年に2ndアルバム『Images And Words』を発売、「プル・ミー・アンダー」の世界的ヒットにより一気にその名を世界中に轟かせるようになる。
1994年に3rdアルバム『Awake』を発表、この時期にキーボードのケヴィン・ムーアが脱退し、ツアー要員としてデレク・シェリニアンがヘルプで加入し、その後に正式にメンバーとして迎え入れられる。
1995年、ミニアルバム『A Change of Seasons』を発表する。といっても中身は全然ミニなんて言うものではなく、表題曲は七部構成の組曲で実に23分にも及ぶ。
1997年には4thアルバム『Falling Into Infinity』を、98年にはライブ・アルバム『Once in a LIVEtime』を発表する。1999年、キーボードがデレクからジョーダン・ルーデスに交代。初のコンセプト・アルバムとなる5thアルバム『Metropolis Pt.2 : Scenes From A Memory』をリリース。このアルバムは2ndアルバムの『Images And Words』に収録されていた『Metropolis』の続編として製作され、メディアやファンの間では高い評価を得た。
2002年、2枚組の6thアルバム『Six Degrees Of Inner Turbulence』を、2003年には7thアルバム『Train of Thought』を発表。04年には彼らにとって初となる日本武道館公演を行い、その様子を収めたCD・DVD『Live at Budokan』も発表されている。
2005年、8thアルバム『Octavarium』をリリース、2007年9thアルバム『Systematic Chaos』を発表。09年には10thアルバム『Black Clouds & Silver Linings』を発表。
その直後、オリジナル・メンバーであったマイク・ポートノイがいきなりソロ活動をするために、バンドは一度解散すべきだなどと主張し始め、結局バンドを脱退、大きな衝撃を与えるが、バンドはオーディションを経て新たにマイク・マンジーニを迎え、2011年に11thアルバム『A DRAMATIC TURN OF EVENTS』を発表、新生ドリーム・シアターを宣言する。
2013年9月には12thアルバム「Dream Theater」をリリース。
2016年13thアルバム「The Astonishing」をリリースする。さらに、名作アルバム『Image and Words』の再現ライブも含めて2017年に来日ライブを行った。
2019年に14thアルバム『Distance over Time』をリリースしました。
2021年に15thアルバム『A View from the Top of the World』をリリースしました。

Dream Theaterのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Pull Me Under(収録アルバム:Image and Words)

ゾクゾクするほどヘビーなリフではじまるこの曲
プログレというよりもメタル感の強い曲だが、さすがドリムシ。
最初はスローテンポなもののサビに行くにつれてどんどんテンポがあがていくという起伏の激しい展開となっております。
サビの大合唱はライブでの定番ですね。

Another Time(収録アルバム:Image and Words)

ドリームシアターの曲の中でも屈指の完成度を誇るバラードといっても過言ではないでしょう。
哀愁もありメロディアスもあり泣きもある素晴らしい曲です。バックのサックスが良い味出してます。ラブリエのボーカルが心にしみます。

Take The Time(収録アルバム:Image and Words)

イントロからして疾走感とメロディアスさがあって最高。ファンキーな歌いだしとクールなベースで始まり、途中のギターとキーボードのユニゾンがかっこいいです。ドラムも絶えずテンポを変えながらこの曲をコントロールしています。そして、サビにたどり着いた時のカタルシスよ。あと、この曲めっちゃピッチ高いですね(笑)

Learning to Live(収録アルバム:Image and Words)


「生きていくことを学ぶんでいる」というタイトル通り複雑なテンポ、展開ながらもなぜか聞きやすい不思議な曲。おそらく変拍子の生じるカオスに聞き手が飲み込まれてしまっているのでしょう(笑)

Surrounded(収録アルバム:Image and Words)


ピアノとストリングスがとにかく美しい曲です。優しげながらも物憂げなメロディが心を落ち着かせてくれます。

Metropolis, Part I: The Miracle and the Sleeper(収録アルバム:Image and Words)

ドリームシアターを代表する曲です。前半部は所々リズムに変調はあるものの、かなりスタンダードな歌ものハードロックです。ただ、後半になるとそんな状況は一変、展開の起伏が激しい曲になります。なんというか鳴りを潜めていた各楽器が急に目を覚まして轟きはじめるといったそんな感じです。ベースソロの部分が特に必見。

A Change of Seasons(収録アルバム:(収録アルバム:Awake)

)

約30分にも及ぶ壮大な曲です。頭おかしいんじゃないの全編を通して緊張感が常に保たれており、聞き終わったら、え、もう30分もたったの?と感じるくらいに時間を感じさせない曲です。人生を季節の移り変わりと対比した曲構成になっており、聞いているとドリムシの構成する別世界にしみじみと感じ入ります。

A Mind Beside Itself: I. Erotomania(収録アルバム:Awake)

イントロからしてこれこそプログレだよねって感じる曲。シンセとギターの存在感が特にすごいです。SFちっくな近未来さを感じたかと思えば、ノスタルジックな懐古的な印象も持てる不思議な曲です。

Hollow Years(収録アルバム:Falling into Infinity)


イントロのアコースティックギターに黄昏ながら、哀愁たっぷりな感じに引き込まれている曲。プログレ要素は皆無ですが素晴らしいです。

The Dance of Eternity(収録アルバム:Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory)

こんなん本当に人間が弾いてるのかっていうほど、テクニカル満載な曲。ベースソロが最強すぎますね、なんだこの超スピードって感じです、ユニゾンもなんだこれ…、そんでもっていきなりコミカルになるキーボードには笑います。

The Spirit Carries On(収録アルバム:Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory)


ドラマチックなコーラス隊にギターソロがまじで泣けます。ラブリエの包み込んでくれるかの優しいボーカルもいいですね。ドリームシアターのバラードは本当に心を安らげて癒してくれます。

Overture 1928(収録アルバム:Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory)

まさにドリームシアターらしいインスト曲。これから始まる壮大なアルバムを象徴するかのような、怒涛の展開です。ところどころMetropolis.Pt1で使われていたフレーズがリユースされています。キーボードの暴れっぷりが個人的に好きです。

The Glass Prison(収録アルバム:Six Degrees of Inner Turbulence)

プログレっていうりはヘビーメタルな曲、メタリカヤスレイヤーっぽさを感じます。
リフがギザギザしていてかっこいいです。
というかギターがリフといいソロといいとにかくかっこいい曲です。

As I Am(収録アルバム:Train of Thoughts)

ドリームシアターにしては、かなりシンプルな曲ながら、ギターリフとギターソロがかっこいいです。
あと、ライブだと時々、メタリカのEnter Sandmanにつながります。

Endless Sacrifice(収録アルバム:Train of Thoughts)

ヘビーで静かな前半部から始まり、バラード系統化と思いきや、中間部のギターとキーボードのソロの応酬合戦が凄まじいですね。最後の疾走感もすごいです。

Stream of Consciousness(収録アルバム:Train of Thoughts)

ドラマティックな曲、全体的に哀愁が漂っていてかっこいいですね。ペトルーシのギターテクには絶句です。絶えず流れ続けるギターリフもメロウでいいですね。あとドラムの変拍子っぷりが頭おかしいですね。

Panic Attack(収録アルバム:Octavarium)

冒頭の嵐の前の静かさのようなベースからはじまるスリリングな疾走チューン。ヘビーながらもメロディアスさもあり、どこか聞きやすいです。イラブリエのボーカルがアグレッシブでいいですね。インストパートが頭おかしいです。

The Dark Eternal Night(収録アルバム:Systematic Chaos)

スラッシュメタル要素を感じます、ギターがかっこいいですね。

The Count of Tuscany(収録アルバム:Black Clouds & Silver Linings)

壮大でドラマチックな18分の大作。メロディアスでテクニカルでプログレッシブな曲です。特にイントロのもの悲しさは絶品級です。

Breaking All Illusions(収録アルバム:A Dramatic Turn of Events)

ドリームシアターの中でも屈指の変拍子っぷりをみせる曲。感動的でドラマチックでスリリング溢れる内容となっております。

The Looking Glass(収録アルバム:Dream Theater)

ポップさとメロディアスさを感じられる曲。シンプルなギターリフが引っ張て行くタイプの曲です。清涼感を感じられて聞いていて心地いいです。

The Gift of Music(収録アルバム:The Astonishing)

ポップでメロディアスな歌メロが爽やかでいいですね。といってもさすがはドリームシアター、中盤では怒涛のギターとキーボードソロを聞かせてくれます。

Fall Into The Light(収録アルバム:Distance Over Time)

ザクザクとうねるリフがかっこいいです。とはいえど、全体的には開放感あふれる爽やかな曲となっています。

Untethered Angel(収録アルバム:Distance Over Time)

哀愁感漂うイントロから一転ザクザクとエッジの効いたリフが展開される軽快なリズムが爽快なオープニングナンバーです。

The Alien(収録アルバム:A View from the Top of the World)

プログレ感満載の変態リズムに胸が踊らされます。
9分半にもおよぶ起伏に富んだ展開はまるで宇宙を探検しているかのような気持ちにさせてくれます。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Metropolis, Part I: The Miracle and the Sleeper
  2. The Dance of Eternity
  3. Pull Me Under

Image and Words一択ですね。

おわりに

いかがだったでしょうか。ドリームシアターはプログレッシブだし一曲5分超えが普通だしで、ハードルの高いバンドかもしれませんが、そのハードル以上のものを確実に提供してくれるバンドです。
なので、ぜひ聞いてみてください。

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