7,80年代のプログレッシブロックを代表するバンドイエス。
そんなイエスのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Yesとは?
イギリス出身のロックバンドで1969年に1stアルバム『Yes』でデビューしました。初期のメンバーは、クリス・スクワイア (ベース)、
ジョン・アンダーソン (ボーカル)、ビル・ブルーフォード (ドラム)、ピーター・バンクス (ギター)、トニー・ケイ (キーボード)です。
1970年にピーターを解雇し、スティーヴ・ハウが加入し、3rdアルバム『The Yes Album』をリリースしました。
1971年にトムを解雇し、リック・ウェイクマンが加入し、4thアルバム『Fragile』をリリース、1972年に5thアルバム『Close to the Edge』をリリースしました。これらはプログレ史に残る名盤で未だなお根強い人気を持っています。
その後、メンバーを流動的にしながらもアルバムをリリースしました、1980年に一度活動停止しました。
1983年にシングル『Owner of Lonely Heart』がアメリカで1位を獲得するヒットを飛ばします。1985年、アルバム『Owner of Lonely Heart』の収録曲「Cinema」がグラミー賞のベスト・ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞しました。
1988年、イエスのツアーが終了した時点でアンダーソンが脱退し、ABWHで活動、それによりYesは二つのグループが活動しているような状態になりました。
1991年に8人体制でリユニオンしましたg、1994年に5人体制になりました。その後、また色々なメンバーが入脱退を流動的に繰り返します。
2015年にクリス・スクワイアが逝去しました。
2017年にロックの殿堂入りしました。
Yesのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
I’ve Seen All Good People(収録アルバム:The Yes Album)
跳ねるオルガンとボーカルとコーラスが聴いている人の気持ちを幸せにしてくれる曲。
まさにノリノリのロックンロールです。
Starship Trooper(収録アルバム:The Yes Album)
3部の展開が光る初期の名曲。幻想的なメロディが宇宙を感じさせます。
Roundabout(収録アルバム:Fragile)
イントロの逆再生も駆使して作ったアコギのアルペジオの神秘的なムードから、一気にゴリゴリベースが刻み込んできます。
プログレながらもポップでもるので聞きやすい曲でもあります。
ジョジョの奇妙な冒険のEDとして採用されたことでも話題になりましたね。
Mood for a Day(収録アルバム:Fragile)
ハウのギターテクが光るスパニッシュソング。ギター1本のインストですが、十分すぎるほどの曲です。
Heart of the Sunrise(収録アルバム:Fragile)
随所随所で溜めながらも終始疾走している様が燃え上がる日の出みたいですね。
イエスのテクニックが特に披露されている曲でもあり、プログレ好きにはたまらないですね。
Close to the Edge(収録アルバム:Close to the Edge)
とにかくまさにプログレッシブロックを体現している曲。
イントロから早速カオス、ドラムは絶えず拍子の変調するリズムを刻み、かなり重厚感のあるベース、浮遊感と緊張感を兼ね備えたキーボードにそんなメロディに切り込むギターとすべての要素がかっこいいです。
展開も、中盤の荘厳なオルガンとコーラスパートといい最後まで目が離せずあっという間の18分です。
ちなみにこの曲、あまりの変調っぷりにライブだと全然演奏があってなかったりします(笑)
Siberian Khatru(収録アルバム:Close to the Edge)
いっきに心を鷲摑みするキャッチーなイントロから始まり、軽やかなメロディにファンキーなリフがたまらない1曲。
アルペン・ダンスとチェンバロの中間部分も牧歌的でグッド。
And You and I(収録アルバム:Close to the Edge)
透明なアコースティックギターと、荘厳なアンサンブルのコントラストが素晴らしいですね。
The Gates of Delirium(収録アルバム:Relayer)
戦争と平和をテーマにした叙事詩的な大作ソング。
メロディアスな中間部から、終盤のギターもベースもキーボードも攻撃的なプレイが滅茶苦茶かっこいいですね。
Soonのアンダーソンの歌メロは感涙モノですね。
Awaken(収録アルバム:Going for the One)
神秘的に目覚めていく感じの曲。途中のHoweのギターの疾走パートはまるで天啓を受けた気持ちになります。
Owner of a Lonely Heart(収録アルバム:90125)
80年代Yesを代表する曲で、当時の流行らしくディスコ調のポップソングとなっています。リフが耳に残る印象的な曲です。
Endless Dream(収録アルバム:Talk)
Yesの起承転結プログレッシブロックをリバイバルさせたT.レイビン作のシンフォロックです。
Order Of The Universe(収録アルバム:)
1970年代のイエスの主要メンバーであるジョン・アンダーソン、ビル・ブルーフォード、リック・ウェイクマン、スティーヴ・ハウによって結成された「Anderson Bruford Wakeman Howe」の曲。
まさにスペースロックともいえる壮大なムードの曲です。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
FragileかClose to the Edgeのどちらかですね。聞きやすさ重視なら前者、プログレ要素重視なら後者ですね。
おわりに
いかがだったでしょうか。かなりの変則的なプログレッシブロックの魅力に惹かれませんでしたか?
ぜひYesを聞いてみてください。
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