この数年一気にブレイクし、世界的スターへと駆け上がったザ・ウィークエンド。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
The Weekndとは?
ザ・ウィークエンド”ことエイベル・テスファイは、1990年生まれのエチオピア人系カナダ人。2010年末に自身のレーベルXOから3作の無料配信ミックステープ『House Of Balloons』『Thursday』『Echoes Of Silence』を無名の状態から発表。当時、メディアからの取材をほぼ拒否しながらもインターネットを通じたファン・ベースを通じてその評価を確立。メジャー・レーベルに移籍して2012年にリリースされた3部作のボックス・セット『Trilogy』(未発表曲3曲収録)は、全米初登場4位を記録。
2013年にはアルバム『キッスランド』を発表し、全米初登場2位を記録。
その後、2014年にはアリアナ・グランデの「Love Me Harder」にフィーチャリングされ、同曲はシングルとして全米7位まで上昇。
2015年世界中で大ヒットした映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』にて自身の「アーンド・イット」が起用されては一気に幅広い層へヒット、2ndアルバム『The Hills』をリリース、遂にシングルCan’t Feel My Faceでザ・ウィークエンド自身初の全米No.1に昇りつめた。
2016年には、ダフトパンクと共作して3rdアルバム『Starboy』をリリース。いまや、世界を代表するアーティストとして君臨するレベルとなっています。
2020年には4thアルバム『After Hours』をリリースしました。
2021年には5thアルバム『Dawn FM』をリリースしました。
The Weekndのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Wicked Games(収録アルバム:House Of Baloons)
ザ・ウィークエンドのはじまりの曲というべきでしょうか。
歌詞が情緒的です。
The Zone(featuring Drake)(収録アルバム:)
ドレイクをフィーチャリングした曲。聞いているとあまりの心地よさに、ついウトウトしちゃいます。
The Hills(収録アルバム:Beauty Behind the Madness)
Holly wood hillsでのパパラッチにおわれる彼女との生活をうたった曲。人気で追われる身っていうのも大変なんですね。
Often(収録アルバム:Beauty Behind the Madness)
孤独でいることへの嗜好と恐怖をうたった曲。
Earned it(収録アルバム:Beauty Behind the Madness)
破滅的な未来があるとわかっていても、離れられない男女の関係をうたった曲。カタストロフィックで切ないです。
Can’t Feel My Face(収録アルバム:Beauty Behind the Madness)
アップテンポに燃え上がる曲です。歌詞の内容は、彼女のことが好きすぎて彼女と会っているときに自分がどんな顔をしているかがわからない、そんなどうしようもない状態をうたった曲です。
In the Night (収録アルバム:Beauty Behind the Madness)
キャッチーでアップテンポな曲なので、夜遊びの曲かなって思ったら、幼いころに性的虐待を受けた女の子の苦しみをうたったショッキングで重い内容です。
Starboy feat Daftpunk(収録アルバム:Star boy)
ダフトパンクとコラボした曲。スターボーイっていうのは自己紹介で、自分の稼ぎ自慢です(笑)ランボルギーニとかでてきますし。まぁそんな歌詞の内容なんか気にならないくらい、メロディが壮大です。
I Feel It Coming(featuring Daft Punk)(収録アルバム:Star boy)
ウィークエンドの素晴らしい高音域のボーカルに、ダフトパンクのおなじみのデジタルボイスが良い具合に絡み合っています。
音作りも、まるで新世界へと旅立っているかのような錯覚を受けるほど精巧に作りこまれています。
また、女優の水原希子さんがMVに出演されています。
Reminder(収録アルバム:Star boy)
ドレイク、エイサップ・ロッキー、トラヴィス・スコットらが出演して話題になったMVの曲。
落ち着いた雰囲気の中、流れていくフロウに心を委ねて聞きましょう。
Secrets(収録アルバム:Star boy)
自分の周りの人間や、自分自身も秘密というものはだれしも持っています。
サビのエイベルの透き通るハイトーンボイスと不安を表現している切ないメロディが美しいバラードです。
Pray for Me feat Kendrick Lamar(収録アルバム:)
今を時めくラマーとのコラボ曲。ダンサンブルなシックなトラックに、ラマーのラップとセクシーなウィークエンドのボーカルが乗ってます。
call out my name(収録アルバム:)
元カノセレーナゴメスへの想いをうたった曲。心の痛みがドラマチックなメロディへと昇華されています。
Low Life feat the Weeknd(収録アルバム:Evol(futureのアルバム))
今や人気ポップスターとなったザ・ウィークエンドとの共演。ウィークエンドの澄んだボーカルと、フューチャーの朧げなライムが鮮やかなコントラストがあってスリリングです。まるで光と影ですね。ドリルスネアとピアノのメロディも綺麗です。
Blinding Lights(収録アルバム:After Hours)
まるで80年代のDuran Duranやa~haを思わせるニューウェイブ感がノリノリなアップテンポな曲。
なんかドリップしている感じが癖になります、GTAとかでラジオから流れてそうというか。
Save Your Tears(収録アルバム:After Hours)
シンセサイザーの美しい音色にあわせて、うまく彼女の心をつかめずに感情が定かにならず動揺するさまを歌っています。
Heartless(収録アルバム:After Hours)
トラップがキマっていて最初あれ違うラッパーかなとも思いましたが、やっぱ途中の編曲とかに見事にウィークエンド節が決まっています。
感情を失い人間不信になっていく様を歌い上げています。
In Your Eyes(収録アルバム:After Hours)
もう一度恋愛をやり直したいと願う男の歌。個人的にはアウトロのサックスが好きですね~
サイコを想起させるMVも年齢制限がありますが見ものですね。
Sacrifice(収録アルバム:Dawn FM)
80年代のFMを聞いているかのようなファンク色の強いシンセポップです。
マイケルジャクソンの『Of The Wall』を思わせる雰囲気ですが、ところどころラップが入ったりとしっかりと21世紀のミュージックに仕上がっています。
Out of Time(収録アルバム:Dawn FM)
80年代のAORとシティーポップらしさが満載でいいですね。歌詞も愛してくれと言ってくれというベタな感じが逆にいい!
亜蘭知子の「Midnight Pretenders」をサンプリングしてるとのことで、エイベルの引き出しの多さにただただ脱帽です。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
3rdアルバム、Starboyからさかのぼるかんじでいいのではないでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょか。一気に世界の音楽シーンを塗り替えた男だけあって、すごい曲が多いですね。今後も、洋楽の第一線をはることは確実なのでぜひ今のうちから聞いてください。
ライブレポート
2018年12月の幕張メッセでのライブ