イギリスの3大ロックバンドの一つ、The Who。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
The Whoとは?
ザ・フーの前身は、ロジャー・ダルトリーが10代の頃に身近な仲間と共に結成したスキッフルバンド、ザ・ディトゥアーズです。
1961年夏、ダルトリーの誘いにより中学校時代の後輩だったジョン・エントウィッスルが加入しました。
1962年にピート・ダウンゼントが加入し、1964年にバンド名かぶりのためThe Whoに名前を変更します。
プロデビューへの光が見えてきた矢先、4月初旬に受けたレコーディング・オーディションで「ドラムに問題あり」と評されたことが引き金となり、タウンゼントとダグ・サンダムが衝突し、ドラムのダグが脱退し、バンドはドラムを探しましたが4月末頃、ザ・フーのギグ中に客席から一人の男が「俺の連れの方が上手い」と、ある少年をステージに上げました。その少年こそがキース・ムーンで、ムーンはその激しいプレイでドラムを壊してしまい、度肝を抜かれたメンバーはすぐさまムーンをザ・フーに加入させました。
1965年にデビューシングル『I Can’t Explain』がヒットすると、1stアルバム『My Generation』をリリース、その後アメリカでヒットしながらも活動の勢いが徐々に低下していき、バンドは起死回生の一発が必要になりました。
1969年にリリースした2枚組の大作の4thアルバム『Tommy』が英米でヒットしバンドの地位を確立、同年ウッドストックに出演し朝方という時間帯に伝説のライブをしました。
1971年に5thアルバム『Who’s Next』をリリースし、これもヒット
1974年以降になると、マネージャとの訴訟やメンバーの精神問題といったことにより勢いに陰りが出始める。
1978年に3年ぶりの8thアルバム『Who Are You』をリリースし復活を印象付けるも、9月7日、ポール・マッカートニー主催のパーティーに参加した翌日、ムーンはオーバードースによりロンドン、メイフェアのフラットで32歳で逝去しました。
1981年、元フェイセズのジョーンズ加入後初となるアルバム『Face Dances』をリリースしました。しかし、結局1983年にダウンゼントが脱退しザ・フーは解散しました。
1990年、ロックの殿堂入りしました。
2006年に24年ぶりのアルバム『Electric Wire』をリリースしました。
2019年、13年ぶりの新アルバム『WHO』をリリースしました。
The Whoのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
My Generation(収録アルバム:My Generation)
The Whoの代表曲。キースの破天荒なドラムにジョンのクールなベースとパンキッシュなロックンロールとなっています。
I Can’t Explain(収録アルバム:My Generation)
ポップでキャッチーで爽やかなロックンロールです。若者の感情を爽やかに歌い上げていますね。
The Kids Are Alright(収録アルバム:My Generation)
ポップでキャッチーで騒々しい、まさにThe Whoらしい曲ですね。
Substitute(収録アルバム:My Generation)
好きな人の本命にはなれない男の、明るい空元気な感じのキャッチーなポップソングです。
A Quick One While He’s Away(収録アルバム:A Quick One)
ミニオペラロックンロールともいえる曲で、展開が劇的ですね。
I Can See for Miles(収録アルバム:The Who Sell Out
どんどんと迷宮に迷い込んでいく不気味な曲ですね。
Pinball Wizard(収録アルバム:Tommy)
イントロのギターからノックアウトされます、全体的に緊迫した雰囲気で魔術を見せられている気分になります。
邦題のピンボールの魔術師という名前がもうかっこいいです。
SEE ME FEEL ME(収録アルバム:Tommy)
ロックオペラの神髄ここにありというくらいドラマティックな曲です。ウッドストックでのライブは必聴です。
この曲は確実にクイーンに影響を与えていると思います。
Baba O’riley(収録アルバム:Who’s Next)
イントロのシンセ、キース・ムーンのドラム。ピートのギターソロと永遠のロックアンセムです。
Won’t Get Fooled Again(収録アルバム:Who’s Next)
洪水のようなキーボードに、マシンガンのようなドラミングがとにかくかっこいい大作です。
最後のロジャーのシャウトは圧巻です。
Behind Blue Eyes(収録アルバム:Who’s Next)
哀愁漂うしんみりとした名バラードです。ギターとボーカルが特にいいです。
The Real Me(収録アルバム:Quadrophenia)
ジョンの縦横無尽に走り回るベースがとにかく素晴らしいです。
5:15(収録アルバム:Quadrophenia)
ピアノとホーンが主役ともいえる曲ですが、ピートのギターもいい味出しています。
Summertime Blues(収録アルバム:)
エディ・コクランのカバー。
カバーですがもはやオリジナルというくらいにThe Who色にアレンジしています。
Who Are You(収録アルバム:Who Are You)
キャッチーなコーラスが耳に残る曲です。聴いていて楽しい気持ちになりますね。
You Better You Bet(収録アルバム:Face Dances)
ポップで哀愁漂うバラードです。ギターのアルペジオの音色が優しいですね。
Tea & Theatre(収録アルバム:Endless Wire)
ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリー二人だけで奏でられるレクイエムのような曲。
とにかくしんみりと聞き入ってしまいますね。
Ball and Chain(収録アルバム:Who)
13年ぶりのアルバムからの先行シングル曲です。鮮やかなリフに大砲のようなドラミングが爽快です。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
1stアルバムのMy Generationから聴きましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。かっこいいロックじゃないですか?
ぜひこれを機に、Thw Whoを聞いてみてください。
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