Summer Sonic 2018 東京 2日目の感想・ライブレポート

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サマソニ2018の2日目の感想です。

1日目は、こちら

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ソニマニはこちらです

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起床

さて、サマソニ一日目の疲れ、およびそもそもソニマニ後には3時間しか睡眠をとっていなかったこともあり、かなり爆睡。
2時くらいに寝たのに、起きたら12時だったので、準備とか含めて15:00くらいにつくと予測し、レキシからの参戦を計画。
2日目は特に参加するというリアルの知り合いを聞いてないので、ひとりサマソニですね。といっても、サマソニは午後から参加することが多いから、ひとりのデメリットは正直あまり感じないっすね。
さて、フェスの準備をしたらいざ海浜幕張駅へ、海浜幕張についたらおそめの昼ごはんとして、駅前のかつ屋で割引セール中だったカツ定食をいただきました。そして、腹ごしらえをした後は、レキシをみに幕張メッセへ行きました。
さらに、途中で栄養補給としてささみチキンスティックとほろよいキウイ味を買い、メッセの400円ロッカーに荷物を預けました。

PairsとUP!!!のプレミアムラウンジ

といっても、到着したらまだレキシまで時間があったので、マウンテンステージの隣のエリアにあるプレミアムラウンジにUP!!!の新規登録でいきました。
中はけっこう快適で、樹脂のいすや一部クッションがあったりと、非常にくつろぎやすいスペースでした。
それと、なんかBleachと[Alexandros]のタイアップのVR体験スペースでVRを楽しみました。内容は、新宿の歌舞伎町のピカデリーでライブをするドロスと、なんかブリーチの虚のCGが見えるってやつでした。内容自体はどうでもよかったんですが、単純にVRのリアルさにびっくりしました。

レキシ

ラウンジでくつろいだ後に、レキシへ。くつろぎすぎていた関係で、途中からのライブ鑑賞。レキシのステージは人がびっしりといました。去年のフジロックは、規制で見れなかったのでようやく見れた!って感じで嬉しかったですね。
年貢 for youや狩りから稲作へといった年貢取り立てる気満々のセトリで、稲穂をもったファンの人々とゆるふわにノリノリにライブを楽しみました。レキシの曲はそこまで知らないんですけどライブ楽しいですね。
キーボードの人に、ナオトインティライミなん??という意味不明なイジりをしたり、堂本剛関連でkinkiのカナシミブルーをうたって自分でNG出したり、なぜか、Don’t Look Back In Angerをうたったりと相変わらずの適当っぷり(笑)
そして、最後はレキシの代表曲キラキラ武士で締め!この曲ライブ版の方がホーン隊が、とにかくかっこいいの、なんのって。サビで、メロディをサポートする感じでかなり盛り上がっるラインを踏んでてかっこいいですね。初っ端からテンションマックスの楽しい時間でした。

Mike Shino of Linkin Park

レキシが終わったら、ZOZOマリンスタジアムのマリンステージへと大移動。目的はリンキンパークのマイクシノダ。リンキンパークは2013年の灼熱のサマソニで見てからもう一度見たいと思っていた矢先にあんなことが起きてしまったので、どうしても追悼の意味でも行きたかったですね。
さて、ステージにつくと想像以上にガラガラのマリンステージ、、
え、みんなリンキンパーク好きじゃないのかよ、、とびっくり。到着すると、Roads Untraveledをやっていました。まさにチェスターの心境をリアルに投影した曲だったので、先ほどまでのレキシの楽天的な気持ちは一気に消え、緊張感をもってまじまじとただステージを見つめていました。
その後、ソロの曲をやった後に、MCでチェスターと初めてであってメタルとラップを融合した音楽をやれた喜び、チェスターを失ってからの哀しみを述べた後、この曲を一緒に歌ってくれといって弾き始めた曲がin the end、、美しいイントロが残酷に心へと突き刺さります。
最初は普通にうたってたんですけど、The clock ticks life awayとかI wasted it all just to watch you goといったフレーズ、そして極めつけにはやっぱりサビのI tried so hard and got so far But in the end, it doesn’t even matter I had to fall to lose it all But in the end, it doesn’t even matter、、
気付いたら涙が出て、合唱の声も小さくなってしまいましたね。周りも普通に泣いてるし、あんなに悲しいライブはおそらく人生で初めてだと思います。
どん底までしんみりとした後は、ソロの曲やPapercutといった曲で場を盛り上げ、Bleed It Outではピカチュウの被り物をしながらうたったりと嬉しいファンサービスで楽しませてくれました。
この1年、失ったものは戻ってこないしあまりにも大きな代償だったけど、遺されたメンバーにとっては辛かったと思いますが、それを乗り越えそれぞれが新しい道を進んでいく様を見ることが出来たので良かったです。

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マリンステージの外で遊ぶ

マイクシノダの後は、次のチャンスザラッパーまで外を散策しました。すると、サマソニガールが放水車で放水しまくっていたので、自分も放水してもらいました。この放水くらえば分かりますが、けっこう勢いあってびっくりしましたが、楽しかったですね。放水車で楽しんでいると、ちょうどマジックをしているハッピィ吉沢なるマジシャンがパフォーマンスをしていたので、観覧。色々トランプマジックとか見れて楽しかったです。個人的に面白かった瞬間は、手から出したハトに普通ににげられてたところですかね(笑)
そして、投げ銭として1000円を出し、お土産にマジックセットっぽい小物をもらいました。

Chance The Rapper

外で楽しんだ後は、アリーナに戻り、チャンスザラッパーへ。待つこと10分、チャンスザラッパーの演奏メンバーが登場し、Mixtapeからチャンス本人も登場しライブスタート。曲自体はメロウな雰囲気の曲ですけど、チャンスの力強いラップとなによりも客の合唱により、一気に会場の熱気はマックスに。まぁ、そりゃこの日の待望だもんね。そっからBlessingsでI’m gonna praise you~の合唱。いやー、なんていうか見事にチャンスも客も盛り上がっていて楽しい雰囲気でしたね。その良い雰囲気でAngelsの多幸感をエンジョイ。その後、軽くMC、イリノイ州のシカゴからやってきましたという丁寧な自己紹介。その後、新曲を披露してくれました。Reeseynemもしっかりと呼んでいたのは嬉しかったですね。その後、カバーをし、次にAcid Rapの曲をやるよといって、Favorite SongとCocoa Butter Kissesという僕の好きな曲をやってくれました。これは嬉しかったですね~~、なんだかんだ初期の曲もライブでの盛り上がりに良いですね~
そこから一気にチャンスもアゲアゲモードに、All We Got~No Problem~All Nightといったキラーチューンを一気に投入。ゴスペルあり、ポップさもありのまさに、どんなジャンルも何でもありの盛り上がりに、ステージは一気に巨大なダンスフロアへと変貌してましたね。その後は、クロージングへと、Summer Friends、Same Drugs
で感動のフィナーレ、Same Drugsの大合唱に手をたたいて喜ぶチャンスは、単純にかわいらしかったですね。
最後にアンコールとして、Blessings (Reprise)をやり、また日本に来ると約束して、素晴らしい1時間のライブは終了。
ほんと来てくれてありがとうでした。また来日してね。

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Thundercat

さて、チャンスの後は、最初はBeckを最前で見ようと、最前待機をしていたのですが、やっぱりサンダーキャットみたいなと思い、サンダーキャットのビーチステージへと移動。
ビーチステージにつくと、サンダーキャットが相変らず意味不明な変態演奏をしていましたね。そして、その曲が終わると、Tokyoをこの東京で演奏してくれました。とにかくアップテンポのベースとドラム、キーボードのセッションがかっこよすぎるのなんのって,あと歌詞のTokyoがTOKIOに聞こえますよね(笑)
客のグルーヴィーなノリも最高でビーチステージはすっかり出来上がっていましたね。最後はThem Changesで,
しっとりとグルーブ感をシックにエンジョイして終了。今度はフジの山奥でみれればなと思いました。

Beck

さて、サンダーキャットが終わったら、マリンステージのアリーナへ移動。そこでBeck待ち、といってもジョージクリントンも見たいので、大阪のセトリを参考にSexx Lawsが終わったら移動ということにしました。
Beckは、フジロック2016以来の2年ぶりですが、相変わらずメンバーの多い編成で、これまた祝祭感あふれるライブを期待できるのではないかと、開始前からワクワクでしたね。
そして、Beckがギターを持って登場。ギターを掻き鳴らしながら、渋い音でギターを鳴らし、そこからDevil’s haircutからスタート。イントロからみんなで大合唱、やっぱりみんなベックが好きなんすねぇ。クールな演奏をしたとは、そのまま代表曲Loserへ。相変らず背景は砂漠の映像っすね。とにかく、全員楽しそうに演奏していて、やっぱりフェスらしく祝祭感溢れていて最高ですね。ギターの乾いた音がかっこいいです。やっぱり、この曲はみんな知ってるからか、一番の大合唱でしたね。 I’m loser baby why don’t you kill me
The New Pollutionで一旦落ち着きながら鑑賞しクールダウン、Mixed Biznessでダンスフロアの雰囲気にした後、Colorsの新曲、ColorsとWowを披露。これらの曲、ライブだとこんなにかっこよくなるのかというくらいライブ版で再構成されてました。Think I’m in Loveのポップな感じを楽しんだ後は、Black Tambourineでまた緊張感を押し出し、Soul of a Manでかっこいい演奏をしてくれました。そして、そこからステージの裏に行き戻ると、ギターなしの手ぶら、このパターンはもしやと思ったのは束の間、Sexx Lawsをやってくれました。この曲のパーティ感満載の祝祭っぷりは、他の追随を許さぬ圧倒的なものだと思います。ギターソロの部分も好きなんですよね~
そして、Sexx Lawsを聞けたので、最後はl’m So Freeを聞きながら、ビーチステージへと移動しました。
ほんとうに、楽しくハッピーなライブでした。

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George Clinton

ソニマニ以来の、ジョージクリントン。到着すると、Pole Powerを演奏しており、フロアは前がサンダーキャットだっただけあって既にもうグルーヴィーで暖まってます。Get Lowのバキバキしたドス黒ファンクさ、生暖かい夜のビーチにぴったりだなぁと思いながらノリノリにダンス。
Ain’t That Funkin’ Kinda Hard on You?はケンドリックラマーもフィーとしてる最近の曲で、良い感じに新旧織り交ざった流れで、まるでタイムマシンで様々な時代に移動しているかのようでした。
そして、ソニマニの時と同じように、Flash Light~Knee Deepの鉄板のメドレー。そして次は、まさかのMaggot Brain。痺れるギターソロを堪能することが出来ました。さらにギターソロ中に、ベックが終わったからなのか、花火が打ちあがっていました。ちょうどギターソロが盛り上がっていくところだったので、ステージの盛り上がりがすごいことになってましたね、あの瞬間は。というか、ギターソロ、メタルなみにうまくてさすがはP-Funkでした。そして、鋭いギターソロを堪能した後は、Give up the funkでノリノリになり、そして最後はAtomic Dogを聞き、P-FUNKをこれでもかと味わった後に、ニッケルバックのアンコールだけでも聞きたかったので、ニッケルバックへ。
ほんと確かにもう77歳で大分年ですが、まだまだ元気にライブをやってほしいものですね、これで最後っていうのが寂しいですね。

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Nickelback

さて、ビーチステージからマウンテンステージへの移動は、地下通路を通る大掛かりな移動となるので、とにかく急いで、でも体力切れしないように頑張ってラン。このマリンからのマウンテンへの移動は、個人的にもはや恒例になってますね(笑)
到着すると、ちょうどニッケルバックがアンコールを開始したところで、Gotta be Somebodyの爽快バラードを披露してくれました。なんていうか、エモいですね。いや~、チャドはかっこいいですね~、他のメンバーも楽しそうに演奏していて、まさにマウンテンのトリとして遜色のないものでした。
そして最後は、Burn it to the Groundで、ハードなアップ曲で締め。サビのシャウトは一体感と迫力があってすごいものでしたね。今回は2曲しか聞けなかったので、次はもっといろいろな曲を聞きたいですね。

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帰宅

さて、ニッケルバックが終わったので、ロッカーに行き荷物を出し、思い出に浸りながら帰宅。駅前で、大道芸人がパフォーマンスをしていたので、それを観覧。アメリカから来たらしく、客をステージにあげたりと賑やかにパフォーマンスをしていて、祭りの後としてぴったりなパフォーマンスでした。
ディアボロやジャグリングといった大道芸で楽しませてくれました。巨大一輪車乗る瞬間とか始めてみるので、貴重な経験でしたね。最前で盛り上がって1000円の投げ銭をして、サマソニの番外編もフィニッシュ。
終電ギリギリに海浜幕張を名残惜しくも後にしました。

おわりに

今年は、おそらく初めてのソニマニからフル3日間参戦でしたが、天気にも恵まれたおかげで何とか過ごせました。今年は巷でも言われていますが、動員数が過去最低だったみたいで、確かにけっこう空きが見られました。
来年は20周年記念の3日間開催とのことなので、ぜひともまた素晴らしいフェスをクリエイティブマンの皆さんよろしくお願いいたします。