Black Sabbathのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Vertigo Records, Public domain, via Wikimedia Commons
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ヘヴィーメタルの元祖ともいわれている、ブラックサバス。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。

Black Sabbathとは?

1968年にバーミンガムでボーカリストのオジー・オズボーンを中心にギターのトニー・アイオミ、ベースのギーザー・バトラー、ドラムのビル・ワードによって結成されました。
最初は「Earth」と名乗っていましたが、1964年に公開されたマリオ・バーヴァのホラー映画『BLACK SABBATH』(邦題『ブラック・サバス/恐怖!三つの顔』)から取って改名しました。1970年2月の「13日の金曜日」という曰くつきの日付にリリースされました。
そのまま同年2ndアルバム『Paranoid』をリリースすると、Paranoidがヒットし、そこから一気にチャート上位常連となります。
そのまま1975年の6thアルバム『Sabotage』までは順調に活動しますが、この頃からメンバー間の不和が強くなりはじめ、特にオジーのアルコール問題がひどく1977年にバンドはオジーを解雇しました。後任にデイヴ・ウォーカーを起用したが上手くいかず、翌年に呼び戻されて復帰するも、音楽活動がうまくいかず結局アルコール問題も改善していなかったため再度解雇されました。
1979年、オジーの後任としてブラックモアのバンド「Rainbow」を脱退したばかりのロニー・ジェイムス・ディオが加入。そのレインボーのサウンドと融合し、新たな様式美スタイルを展開した9thアルバム『Heaven&Hell』を1980年にリリースし、これが高評価を得ます。
1982年、ディオが自分のソロバンドを結成するために脱退し、後任に元ディープパープルのイアンギランを迎え入れるも、彼も1984年にディープパープル再結成のため脱退
その後、メンバーが定まらず活動が停滞するも、1987年以降はボーカルにトニー・マーティンを迎え入れ様式色の強い『Tyr』などをリリースしました。
1997年に、正式なオリジナルメンバーで再結成しました。
2000年、楽曲「Iron Man」で『グラミー賞』受賞しました。
2006年『ロックの殿堂』入りを果たしました。この年でリユニオン体制の活動が停止し、2007年にトニー・アイオミが、ディオ時代のラインナップでHeaven and Hell名義で活動をしました。
2010年にロニーが他界し、ヘヴン・アンド・ヘルの活動が停止しました。
2013年、18年ぶりのスタジオ・アルバム『13』をリリース。デビューから43年目にして、初めて全米ビルボードチャート1位を獲得しました。
2014年、楽曲「God Is Dead?」で『グラミー賞』受賞しました。
2016年、バンドの最後となるワールドツアー「THE END」を開始し、2017年2月、バンド発祥の地・バーミンガムで最後を飾るラスト・ライブを開催しました。

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Black Sabbathのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Black Sabbath(収録アルバム:Black Sabbath)

雷雨に鳴り響く教会の鐘から召喚された悪魔みたいな登場の仕方の曲です。
独特なダークでヘヴィーな空間を創り出し、後半からは恐怖が倍増しますがワウのリフは必聴です。

The Wizard(収録アルバム:Black Sabbath)

イントロのハーモニカからいかついドラムとブルースハープとギターリフの絡みといい一筋縄ではいかない曲です。

N.I.B.(収録アルバム:Black Sabbath)

黒魔術っぽさを感じるギターサウンドにオジーの悪魔ボイスが唯一無二の儀式空間を形成しています。
まさに邪悪という言葉がぴったりです。

Paranoid(収録アルバム:Paranoid)

ブラックサバスの代表曲といえばコレ。
爽快でキャッチーなリズムながらもオジーの不気味なボーカルがほどよいコントラストとなって絶妙な味を出しています。

War Pigs(収録アルバム:Paranoid)

ダークな雰囲気の中にも、うねるリフや抒情的な美旋律に震えますね。

Iron Man(収録アルバム:Paranoid)

ヘヴィで骨太なハードロックです。それでいてリフは耳に残りますし、途中の疾走パートも最高ですね。

Electric Funeral(収録アルバム:Paranoid)


おどろおどろしい地獄の沼に足を浸からせているかのような曲。

Sweet Leaf(収録アルバム:Master of Reality)

イントロの席込みから始まる気だるさマックスのだらけたロックンロールですがかっこいいです。

Into the Void(収録アルバム:Master of Reality)

アイオミのエッジの効いたリフに、後半の転調といい脱帽です。

Children of the Grave (収録アルバム:Master of Reality)

かなりヘヴィーなのに疾走感がありまさにダンプカー並みの破壊力です。
墓場にいるような緊張感がすさまじいです。

Snowblind(収録アルバム:Vol 4)

美しくヘヴィでそれでいて哀愁のある深い憂いのある曲です。

Wheels of Confusion / The Straightener (収録アルバム:Vol 4)

官能的な情景から、どんどんとリフの嵐が吹き荒れるのがいいですね!

Under the Sun / Every Day Comes and Goes(収録アルバム:Vol 4)

劇的でドラマティックな曲展開におどろおどろしいギターがたまらないですね!

Sabbath Bloody Sabbath (収録アルバム:Sabbath Bloody Sabbath)

ぞくぞくする不気味なリフにイントロからノックアウトされます。
とにかく何度もリピートしたくなる中毒性マックスの曲。

Symptom of the Universe(収録アルバム:Sabotage)

スラッシュメタルの元祖ともいえるリフの鋭利さがすごいですね。

Neon Knights収録アルバム:Heaven and Hell)

ヘヴィーで疾走感のある曲に、ディオの歌唱力が相まって感動的に仕上がっています。

Die Young(収録アルバム:Heaven and Hell)

美しいイントロから、まるで急死したかのように怒涛のヘヴィーでグルーヴィーなリフとディオの哀愁を帯びたボーカルが押し寄せていく名曲。

Heaven and Hell(収録アルバム:Heaven and Hell)

様式美ともいえる格調高いサバスの曲。天国と地獄という壮大さに恥じぬ格式高い曲です。

Zero the Hero(収録アルバム:Born Again)

ブラックサバスの凶暴さの底なし沼へと引き摺り込む殺人リフですね。

Headless Cross(収録アルバム:Headless Cross)

ミドルテンポのヘヴィーで凍てつく曲。
コージーのドラムが何といっても素晴らしいですね。

The Law Maker(収録アルバム:Tyr)

奇麗な様式美が素晴らしい名曲。疾走感もあり、なんというか教科書のようなハードロックのお手本な曲です。

Anno Mundi (The Vision)(収録アルバム:Tyr)

メロディアスかつ荘厳でドラマティックな曲。もはや芸術ですね。

I Witness(収録アルバム:Cross Purposes)

重い雰囲気なんだけどどこか明るい爽快感もある不思議な曲です。
好き勝手に暴れまくるベースがクールです。

God Is Dead?(収録アルバム:13)

アルペジオからはじまり粛々と始まるかと思いきや、ヘヴィーなリフとゴリゴリベースが闇の世界へと誘います。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Paranoid
  2. Iron Man
  3. Die Young

Paranoidからがいいかと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。ブラックサバスという色々な顔を持つこのバンドの曲の魅力に惹かれたでしょう?
ぜひこれを機にブラックサバスを聞いてみてください。

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