Beckのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

By Matt Biddulph from UK (Beck plays Yahoo Hackday) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons
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2018年のSUMMER SONICにヘッドライナーとして出演することが決まったBECK。
そんなBeckのおすすめ人気曲、代表曲を紹介いたします。

Beckとは?

1970年にアメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれる。高校生の頃に高校を中退し、以降ヨーロッパをホームレス同然で町中で演奏しながら音楽活動をする。1993年にレーベル契約をすると、1994年に発表したLoserが全米モダン・ロック・チャートで5週連続1位を獲得。1996年にはOdelayがグラミー賞2部門を受賞。以降は現在に至るまで第一線で活躍を続け、名実ともにアメリカの音楽シーンを代表するソロ・アーティストとして確固たる人気を誇る。2014年に、発表されたMorning Phaseは2015年のグラミー賞において、「最優秀アルバム賞」をはじめ計3部門を獲得したことは記憶に新しい。そして2016年7月のフジロックで約7年ぶりの来日を果たす。自分はこのライブを見に行きましたけど、この年のフジロックでベストといっても過言ではないほどの祝祭感あふれる素晴らしいライブでした。

Beckのおすすめ人気曲、代表曲

Loser(収録アルバム:Mellow Gold)


1994年に大ヒットしたと共に、Beckの一番の代表曲ともいえる曲。
陰鬱な自虐や皮肉を込めた内容を自暴自棄にかつ淡々と歌い、サビではついにそれすらどうでもよくなって、Soy un perdedor. I’m a loser baby, so why don’t you kill me?(俺は負け犬だよ、さっさと殺せば?)という自虐的なフレーズがかなり印象に残る曲。
この負け犬っていうのはまさしく自分自身を指した者でしょう。
NirvanaのSmells Like a Teen Spirit,RadioheadのCreepと共に、オルタナティブ・ロック(今となっては幅広い定義になってしまい収拾がつかなくなってしまったジャンルだが(笑))のムーブメントの代表と言える曲である。

Devil’s haircut(収録アルバム:Odelay)


Odelayのリードシングルにして、Mellow GoldからのBeckというアーティストを確立した曲。
この時期、NINE INCH NAILSをはじめとして勃興し始めたインダストリアル・ロックの影響か曲中に様々なノイズが挿入されている。ただ、それでもメインは暗いながらもキャッチーなリズムでギターを鳴らして、全体的にクールな出来上がりの曲となっている。

The New Pollution(収録アルバム:Odelay)

トゥル♪トゥルル~♪といった口笛のようなイントロから始まる曲。
全体的にクールに進行していく曲。ベックのボーカルもとってもセクシー。
あとMVもかなりエキセントリックで面白いのでぜひ視聴してほしいです。

Where It’s At(収録アルバム:Odelay)


曲の構成自体はLoserと似ているものの、まったく違った印象を受ける曲。
落ち着いたベースラインの上にBeckのラップが繰り出され、サビのWhere It’s At?で一気に爆発します。
この曲の引き込まれる点の一つとしては、曲が進むにつれて徐々に挿入されていく電子音ではないでしょうか。
単なるギターロックではおわらない。それがBeckの魅力でしょう。

Sexx Laws(収録アルバム:Midnight Vultures)


Beckの曲の中でも異彩を放つほど明るくキャッチーで、めちゃくちゃしゃれおつなダンスナンバー。
バックのホーン隊がさらにノリノリにしてくれます。
また、歌詞にPerfumed blokes on the Ginza lineと銀座線が登場します。
ライブの時だと、この曲の演奏中はまさにパーティです。

Lost Cause(収録アルバム:Sea Change)

アコースティックギターにのってベックの優しいボーカルが彩る曲
Baby you’re lostというフレーズから漂う寂しさと優しさのハーモニーが絶妙。

Black Tambourine(収録アルバム:Guero)

クールに轟くパーカッションが印象的な曲。所々挿入されるギターもグッド!

E-Pro(収録アルバム:Guero)


エッジが効きなおかつキャッチーなリフは一度聴いたら耳から離れないのではないでしょうか?
気付いたら、Na Na Na Na Na Na Na~♪と口ずさんでいるのでは。
パーカッションのビートもこの曲を聞いてテンションがあがる要因の一つになっています。
10年たってもBeckらしさが色あせていないのはさすがといったところか。

Think I’m in Love(収録アルバム:The Information)

コミカルなベースラインながらも落ち着いたところもある曲。
相変わらずBeckはキャッチーなサビをつくるのがうまいですね。

Blue Moon(収録アルバム:Morning Phase)

アコースティックギターとコーラスのハーモニーが気持ちを落ち着かせてくれるバラード。
So cut me down to size so I can fit insideという歌詞のフレーズがかわいらしいですよね

Dreams(収録アルバム:Colors)

Apple TVのCMにも使われたポップなダンスナンバー。
心が躍るギターのリフにどこかミステリアスな雰囲気を漂わせるサビ、かと思うと急に転調してサイケデリックなかんじになる。そしてまた元の雰囲気に戻る。独特なBeckワールドを感じさせてくれます。

Uneventful Days(収録アルバム:Hyperspace)

まるでTravis ScottやMigosみたいなヒップホップのビートに、キラキラとした電子音がどこか心地よい気持ちにしてくれます。
ファレルウィリアムスとの共作みたいです。言われてみればファレルっぽさも感じるかな、、?

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Loser
  2. Where It’s At
  3. Sexx Laws

アルバムは全体的に完成度が高いOdelayから、その後はLoserの入ってるMellow Goldという順番が一番おすすめかな?

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おわりに

いかがだったでしょうか?あ、この曲聴いたことあるってやつも多かったのではないでしょうか?
Beckは正直どのアルバムから聞いても楽しめると思うので、ぜひ聞いてみてください!