空を舞うアメリカン・ロックの伝説、イーグルス。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Eaglesとは?
イーグルス(Eagles)は、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点としたアメリカン・ロックバンドで、1971年に結成されました。結成メンバーはドン・ヘンリー(ドラムス、ボーカル)、グレン・フライ(ギター、ボーカル)、バーニー・レドン(ギター、ボーカル)、ランディ・マイズナー(ベース、ボーカル)でした。
彼らのデビューアルバム「Eagles」(1972年)は、ヒット曲「Take It Easy」、「Witchy Woman」を含んでおり、アメリカ国内で大きな成功を収めました。彼らの音楽スタイルは、カントリーロックとフォークロックの要素を取り入れたもので、当時のカリフォルニア音楽シーンにおいて大変人気がありました。
彼らの2ndアルバム「Desperado」(1973年)は、アウトローをテーマにしたコンセプトアルバムであり、タイトル曲の「デスペラード」は今もなお数多くのアーティストにカバーされています。
1974年にリリースされた3rdアルバム「On the Border」は、ロックサウンドが強調されたアルバムで、ドン・フェルダー(ギター、ボーカル)が新メンバーとして加わりました。
1975年には、4thアルバム「One of These Nights」がリリースされ、タイトル曲「One of These Nights」が全米1位をとりました。この頃、バーニー・レドンが脱退し、ジョー・ウォルシュ(ギター、ボーカル)が加入しました。
バンドは1976年に最も有名な5thアルバム「Hotel California」をリリースしました。このアルバムは全世界で大成功を収め、タイトル曲「Hotel California」は、イーグルスの代表曲として広く知られるようになりました。ランディ・マイズナーが脱退した後、ティモシー・B・シュミット(ベース、ボーカル)が新たなメンバーとして加わりました。
1979年にリリースされた6thアルバム「The Long Run」は、このアルバムからは「Heartache Tonight」などのヒット曲が生まれましたが、しかし、この頃バンド内部での緊張が高まっており、そしてついに1982年、グループは解散を発表しました。
1994年に、バンドはオリジナル・メンバーのドン・ヘンリー、グレン・フライ、ティモシー・B・シュミット、そしてジョー・ウォルシュとともに再結成し、アルバム「Hell Freezes Over」をリリースしました。このアルバムには、新曲とライブ録音が含まれており、再び商業的な成功を収めました。また、バンドは世界ツアーを行い、その人気を取り戻しました。
2007年には、イーグルスはスタジオ・アルバム「Long Road Out of Eden」をリリースしました。このアルバムは、バンドの再結成後初のフル・オリジナル・アルバムであり、多くの国でチャートのトップに立ちました。
2016年には、グレン・フライが亡くなり、バンドは一時的に活動を休止しました。しかし、2017年にドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、ティモシー・B・シュミットは、グレン・フライの息子であるディーコン・フライと、カントリー・ミュージシャンのヴィンス・ギルとともにバンドを再開しました。
Eaglesのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Take It Easy (収録アルバム:Eagles)
Eaglesのデビューアルバムに収録された彼らの最初のシングルで、カントリーロックのスタンダードとなりました。ジャックソン・ブラウンとグレン・フライによって共作されたこの曲は、陽気なギターとハーモニー、リラックスした雰囲気が特徴です。歌詞は自由な精神を表現し、悩みやストレスから解放されることを示唆しています。ライブでの演奏は、オリジナルよりもさらにエネルギッシュで、バンドの生のパフォーマンスがリスナーに伝わります。
Witchy Woman (収録アルバム:Eagles)
Eaglesのデビューアルバムからのもう一つのヒット曲で、神秘的で魅惑的な女性を歌っています。ロックとブルースの要素が混ざり合った、独特のサウンドが特徴で、エネルギッシュなギターリフとエキゾチックな雰囲気が印象的です。
Peaceful Easy Feeling (収録アルバム:Eagles)
カントリーロックの名曲で、陽気なギターと美しいハーモニーが印象的です。歌詞は愛に対する安らぎを感じさせ、リスナーに寛ぎの時間を提供します。
Desperado (収録アルバム:Desperado)
同名のセカンドアルバムに収録された感動的なバラードで、孤独なアウトローの心情を描いています。美しいピアノのメロディと、情感豊かな歌声が特徴で、リスナーに深い感銘を与えます。
Tequila Sunrise (収録アルバム:Desperado)
カントリーテイストの曲で、失われた愛を嘆く歌詞が印象的です。温かみのあるメロディとアコースティックギターが、哀愁漂う雰囲気を生み出しています。
Best of My Love (収録アルバム:On the Border)
切ない歌詞と美しいなメロディが特徴のバラードです。この曲は、失われた愛に対する懐かしさと後悔を感じさせ、リスナーの心をつかみます。
Already Gone (収録アルバム:On the Border)
アップテンポなロックナンバーで、自由を求める歌詞が印象的です。強烈なギターリフとキャッチーなコーラスが特徴で、エネルギッシュな雰囲気を醸し出しています。
One of These Nights (収録アルバム:One of These Nights)
ファンキーなリズムとソウルフルなハーモニーが印象的です。歌詞は、夜のロマンスと冒険をテーマにしており、リスナーを魅了します。
Take It to the Limit (収録アルバム:One of These Nights)
挑戦し続ける精神を歌った歌詞が特徴のエール曲です。美しいメロディと、力強いハーモニーが印象的で、勇気を与える曲となっています。
Lyin’ Eyes (収録アルバム:One of These Nights)
カントリーロックの名曲で、不誠実な愛を描いた歌詞が特徴です。切ないメロディと、ストーリーテリングのような歌詞が、リスナーの共感を呼びます。
Hotel California (収録アルバム:Hotel California)
Eaglesの代表曲でありロック史においても指折りの名曲で、同名のアルバムに収録されています。
1970年代のカリフォルニアを舞台に、人々が追い求める幻想や夢と現実とのギャップ、そして裏切られた希望について描かれています。
神秘的な歌詞と、印象的なギターソロが特徴のこの曲は、多くの解釈がされることで有名です。
New Kid in Town (収録アルバム:Hotel California)
新しく街にやって来た若者の視点を描いた歌詞が印象的です。美しいメロディと、温かみのあるハーモニーが特徴で、リスナーに心地よい雰囲気を提供します。
Life in the Fast Lane (収録アルバム:Hotel California)
速い生活を送る人々を描いた歌詞が特徴のロックナンバーです。エネルギッシュなギターリフとパワフルなリズムが、生き生きとしたサウンドを生み出しています。
Victim of Love (収録アルバム:Hotel California)
ハードロック調の曲で、愛の犠牲者を描いた歌詞が印象的です。力強いギターリフとエネルギッシュなドラムが、情熱的な雰囲気を醸し出しています。
Heartache Tonight (収録アルバム:The Long Run)
失恋を予感させる歌詞がスリリングです。グルーヴィーなリズムとキャッチーなコーラスが、リスナーを引き込む力があります。
The Long Run (収録アルバム:The Long Run)
同名のアルバムに収録されたタイトルトラックで、人生の長い道のりを描いています。軽快なリズムとポップなメロディが、明るい雰囲気を醸し出しています。
I Can’t Tell You Why (収録アルバム:The Long Run)
愛の悩みを描いたバラードです。繊細なメロディとソウルフルなハーモニーが特徴で、リスナーに深い感銘を与えます。
Love Will Keep Us Alive (収録アルバム:Hell Freezes Over)
再結成アルバム『Hell Freezes Over』に収録された感動的なバラードで、愛が人々を生かしていく力を歌った歌詞が印象的です。美しいメロディと温かいハーモニーが、リスナーの心をつかみます。
Get Over It (収録アルバム:Hell Freezes Over)
アップテンポなロック曲で、自己同情に打ち勝つことを歌った歌詞が特徴です。エネルギッシュなギターリフと強烈なドラムが、勇気づけるメッセージを伝えています。
No More Cloudy Days (収録アルバム:Long Road Out of Eden)
暗い日々を乗り越える希望を歌った歌詞が印象的なバラードです。美しいメロディとアコースティックギターが、心温まる雰囲気を作り出しています。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
おわりに
いかがだったでしょうか。美しいハーモニー、感動的な歌詞、そして多彩な音楽性を持っており、リスナーに永続する魅力がありますよね。
ぜひEaglesを聞いてみてください。
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