シアトリカルな世界観と爆発的なエネルギーを持つ楽曲で若者を中心に熱狂的な支持を集めたマイケミことマイケミカルロマンス。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
My Chemical Romanceとは?
My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)は、アメリカのロックバンドで、2001年にニュージャージー州で結成されました。バンドのオリジナルメンバーにはジェラルド・ウェイ(ボーカル)、ミkey・ウェイ(ベース)、レイ・トロ(ギター)、フランク・イェロ(ギター)、およびマット・ペリシアー(ドラム)が含まれていました。
バンドは2002年にデビューアルバム「I Brought You My Bullets, You Brought Me Your Love」をリリースし、エモとポスト・ハードコアシーンで注目を集めました。しかし、彼らの大きな成功は2004年にリリースされたセカンドアルバム「Three Cheers for Sweet Revenge」からでした。このアルバムにはヒット曲「I’m Not Okay (I Promise)」、「Helena」、「The Ghost of You」が収録され、全世界で300万枚以上の売上を記録しました。
2006年にリリースされたコンセプトアルバム「The Black Parade」は、バンドにとって最も成功した作品となりました。このアルバムは、クイーンやデヴィッド・ボウイなどのアーティストからの影響を受けた壮大なロックオペラで、「Welcome to the Black Parade」、「Famous Last Words」、「Teenagers」などのヒット曲が含まれています。アルバムは全世界で400万枚以上の売上を記録し、批評家からも高い評価を受けました。
バンドは2010年に4thアルバム「Danger Days: The True Lives of the Fabulous Killjoys」をリリースしました。このアルバムは、よりポップなサウンドとカラフルなビジュアルで、前作とは異なる雰囲気を持っています。
2013年に突然の解散を発表したMy Chemical Romanceですが、2019年にサプライズで再結成を発表し、ファンを喜ばせました。再結成後は、新曲のリリースやツアーが期待されています。
彼らはキャリアを通じて、My Chemical Romanceはその独自のサウンドとシアトリカルなライブパフォーマンスで多くのファンを魅了し、2000年代のエモとオルタナティブシーンの代表的なバンドとなりました。
My Chemical Romanceのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Vampires Will Never Hurt You (収録アルバム:I Brought You My Bullets…)
デビューアルバム収録の、荒削りで衝動的なナンバー。まだ洗練される前の、ポスト・ハードコアやスクリーモに近いカオティックなサウンドが特徴です。彼らの原点であり、吸血鬼というモチーフはこの頃から健在でした。
Thank You for the Venom (収録アルバム:Three Cheers for Sweet Revenge)
初期のハードコアな要素と、レイ・トロ(Gt)の卓越したメタル・ギターのテクニックが光る一曲。攻撃的なリフと疾走感、そして「自分の生き方は自分で決める」という反骨精神に溢れた歌詞が、コアなファンから熱烈に支持されています。
Helena (収録アルバム:Three Cheers for Sweet Revenge)
ジェラルドとマイキー(Ba)の祖母への追悼を込めた楽曲。疾走感のあるビートと、切なくも美しいサビのメロディが完璧に融合しています。教会の葬儀で踊るゴシックなミュージックビデオは、バンドの美的感覚を決定づけた作品として有名です。
I’m Not Okay (I Promise) (収録アルバム:Three Cheers for Sweet Revenge)
「大丈夫じゃない」と叫ぶ、悩めるティーンエイジャーのアンセム。ポップ・パンク由来のキャッチーさと、スクールカーストや疎外感を描いた歌詞が共感を呼び、彼らを一躍スターダムに押し上げました。ユーモラスな学園ドラマ風のMVも必見です。
The Ghost of You (収録アルバム:Three Cheers for Sweet Revenge)
マイケミのメランコリックな側面が際立つバラード。愛する人を失う悲しみを歌っており、第二次世界大戦を模した映画のようなMVでは、メンバーが戦場に赴く姿が描かれています。ジェラルドの表現力豊かなボーカルが胸を打ちます。
Welcome to the Black Parade (収録アルバム:The Black Parade)
マイケミの代名詞にして、2000年代ロック・シーンにおける最大のアンセムの一つです。ピアノの「Gノート(ソの音)」一音だけでファンが涙すると言われる冒頭から、クイーンを彷彿とさせる壮大なロック・オペラへと展開します。「死」を行進(パレード)として描いた、劇的で力強い名曲です。
Teenagers (収録アルバム:The Black Parade)
T・レックスのような小気味よいグラム・ロックのリズムが特徴的な一曲。大人社会からの抑圧と、それに対する若者の暴動をテーマにしています。ダークな曲が多いアルバムの中で、異彩を放つキャッチーさで大ヒットしました。
Mama (収録アルバム:The Black Parade)
戦場から母親へ宛てた手紙という設定の、狂気と演劇性が入り混じった楽曲。ポルカやキャバレー音楽の要素を取り入れた不気味かつ愉快なサウンドで、あの大女優ライザ・ミネリがゲストボーカルとして参加していることでも知られます。
Famous Last Words (収録アルバム:The Black Parade)
「僕は生き続けることを恐れない」と高らかに宣言する、魂を揺さぶるパワー・バラード。アルバム『The Black Parade』の最後を飾るにふさわしい、絶望の中に見出す希望と決意に満ちた楽曲です。
I Don’t Love You (収録アルバム:The Black Parade)
壮大なコンセプト・アルバム『The Black Parade』の中で、最もストレートで切ないパワー・バラード。「愛していない」という残酷な言葉を、これほどまでに美しく悲痛に歌い上げた曲は稀です。静かなヴァースから感情が爆発するサビへの展開、そしてレイ・トロによる泣きのギターソロは、聴く者の胸を締め付けます。激しいロック・サウンドだけでない、バンドのメロディメーカーとしての才能が際立った、涙なしでは聴けない名曲です。
Cancer (収録アルバム:The Black Parade)
ピアノとボーカルを中心とした、極めてシンプルで悲痛なバラード。病に侵され、愛する人との別れを惜しむ主人公の心情を赤裸々に綴っています。後にTwenty One Pilotsがカバーしたことでも話題になりました。
Na Na Na (Na Na Na Na Na Na Na Na Na) (収録アルバム:Danger Days)
再始動後に発表された、アクセル全開のパンク・ロック・ナンバー。以前のゴシックな雰囲気から一転、カラフルでコミック的な「近未来の荒野」を舞台にしたコンセプト作。とにかくハイテンションで、ライブでの盛り上がりは必至です。
Boy Division (収録アルバム:Conventional Weapons)
マイケミカルロマンスのエネルギッシュなサウンドが魅力です。疾走感のあるギターリフと、アグレッシブな歌詞がファンを魅了しています。
The Foundations of Decay
2019年の再結成後、突如発表された新曲。6分を超える大作で、重厚なドゥーム・メタルのようなリフと、スタジアム・ロックのスケール感を併せ持っています。「腐敗の基盤」の上で、老いと再生に向き合う現在の彼らのリアリティが刻まれています。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
- Welcome to the Black Parade
- I’m Not Okay (I Promise) (アルバム『Three Cheers for Sweet Revenge』)
li>Helena (アルバム『Three Cheers for Sweet Revenge』)
おわりに
いかがだったでしょうか。My Chemical Romanceは、単なる「エモ・バンド」の枠を超え、演劇的なコンセプトと圧倒的な演奏力でロックの歴史に名を刻みました。
絶望や死をテーマにしながらも、最終的には「生きろ」と背中を押してくれるそのメッセージは、時代を超えて多くの人の救いとなっています。ぜひ聞いてみてください。
My Chemical Romanceを聞くならおすすめの他アーティスト
Fall Out Boy (フォール・アウト・ボーイ)
My Chemical Romanceが好きなら、同時期に「エモ」シーンを牽引した盟友、Fall Out Boyも外せません。
MCRがゴシックで演劇的なのに対し、FOBはよりパンク・ロックやポップス、R&Bの要素を強く取り入れたダンサブルなサウンドが特徴です。パトリック・スタンプのソウルフルな歌声と、ピート・ウェンツの書く皮肉と知性に富んだ歌詞は必聴です。「Sugar, We’re Goin Down」や「Thnks fr th Mmrs」から入るのがおすすめです。
Green Day
パンクロックといえば外せないですね
https://enjoynglish.tokyo/music/artist/rec_greenday





