アメリカのR&B界でも常軌を逸した唯一無二の素晴らしい音楽センスを持っているカリスマ、フランク・オーシャン
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Frank Oceanとは?
1987年アメリカ合衆国ルイジアナ州で生まれる。敬虔なクリスチャンです。音楽のキャリアとしては、作詞家として活動していたが、2010年に、タイラー・ザ・クリエイター率いるアーティスト集団OFWGKTAに加入した事で注目を集めます。2011年、ミックステープ『Nostalgia, Ultra』をリリース、これが世間から高い評価を受け、一気に注目を集めます。その勢いで出したデビューアルバム『Channel Orange』をリリース。これがアメリカを中心にヒットし、見事第55回グラミー賞のBEST URBAN CONTEMPORARY ALBUMとBEST RAP/SUNG COLLABORATION を受賞。
2016年に4年ぶりの2ndアルバム『Blonde』をリリース。全米一位を記録し、世界各地のフェスでヘッドライナーを務めるまでになりました。
Frank Oceanのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Novacane(収録アルバム:nostalgia.ULTRA)
Thinkin’ Bout You(収録アルバム:Channel Orange)
繊細でか細いファルセットを多用するフランクのボーカルに、チルでアンビエントなj浮遊感溢れるメロディが聞いていてドリーミーで心地よい気持ちになります。
あなたのことを考えていて、思考世界と現実世界があやふやになっていく様を見事に表現できていると思います。フランクオーシャンの才能に脱帽です。
Pyramid$(収録アルバム:Channel Orange)
静かに、しかし派手なシンセサウンドにより徐々に高揚していく音の波がカタルシスを覚えさせてくれる曲。終盤ではいよいよ陰鬱に朦朧としていき、完全に形而上の世界へとフライングしていますね。
クレオパトラについて歌った前半部と現代の売春婦について歌った後半パートに分かれています。
Forrest Gump(収録アルバム:Channel Orange)
トロピカルで穏やかなギターのメロディに、フランクの優しいボーカルが聞いていて心を落ち着かせて癒してくれます。
名作映画『フォレスト・ガンプ』をモチーフにした曲で、フォレストとジェニーのほほえましくもどこかすれ違っている感じの歌詞です。
Sweet Life(収録アルバム:Channel Orange)
王道R&Bのスモーキーなムードに、彼の艶やかでで伸びやかなボーカルの絡まりは、もはやミラクル。
甘い生活という桃源郷についてのイデアへの憧れが無限に広がっていますね。
ロマンティックな香りの燻りが曲から漏れてきていて非常におしゃれですね。
She with Tylor the Creator(収録アルバム:Goblin(Tyler the Creatorのアルバム))
天才クリエイター、タイラー・ザ・クリエイターとの共作。とにかくクールな楽曲、ルーズなメロディに二人の時折エッジが効いたラップが絶妙にあっていますね。この頃から、才覚が窺えますね。
Ivy(収録アルバム:Blonde)
彼の失恋の経験をうたった曲。朧気で儚げな音のバックに流れるギターの音が感傷的な気持ちを、良い味に出しています。
ラストの方で感情が爆発している感じとかリアルでたまらないですね。
Nikes(収録アルバム:Blonde)
Mohawks(モホークス)の”The Champ“(チャンプ)をサンプリングした曲。
オートチューンとピッチベンドでもはや人間の声じゃなくなってますが(笑)、それが究極的にスローでメロウなメロディと驚くほどマッチしていて、唯一無二の音楽となっています。
この無機質なムードに、世間を冷めた目で客観的に見てる歌詞がぴったりと合ってます。
Pink + White featuring Beyonce(収録アルバム:Blonde)
ビヨンセをコーラスとして終盤のトロピカルな雰囲気のアクセントに起用した本作、ピアノとドラムのシンプルな構成に、絶妙に魂が抜けたようなフランクのボーカルが、どことなく諸行無常さを感じさせてくれます。
Nights(収録アルバム:Blonde)
軽快な夜のパーティみたいな雰囲気から始まるPyramid$みたいな2部構成作品。徐々にシリアスでディープな雰囲気になっていきます。中盤からのどんどんとチューンがうねっていき、一気にしんみりとしたピアノパートになるのはお見事の一言。
ハイになった時と、無心になった落差をかなり印象的に音で表現しています。
Chanel(収録アルバム:)
バイセクシュアルで彼の、彼氏との恋愛を描いたラブソング。両性愛という二面性をシャネルのロゴに例えた曲です。
優しいピアノのバックメロディが甘いムードを良い感じに醸し出していますね。
Biking (feat. Jay Z & Tyler, The Creator)(収録アルバム:)
人生の推移をバイクの車輪に例えた曲。歌詞を見ればわかりますが、各位がそれぞれオリジナリティあふれる詞遊びをしていた聞いていて面白いです。(handleやbarといった単語とか)
彼らのリラックスしたラップもいいですね。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
おわりに
いかがだったでしょうか。まさに鬼才現るといった妙妙たる音楽性じゃないですか。
ぜひ聞いてみてください。
Frank Ocean好きにおすすめのアーティスト
Tyler, the Creator
よくコラボしているマブダチですね