The Black Keysのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Photographs by Kara Murphy; montage created by Y2kcrazyjoker4, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons
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2010年代のガレージロックを代表するバンド、ブラックキーズ。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。

The Black Keysとは?

The Black Keysは、アメリカ合衆国オハイオ州アクロンで結成されたロックバンドです。バンドは、ダン・アウアバック(ボーカル、ギター)とパトリック・カーニー(ドラム)という二人組で構成されています。
バンドの結成は、2001年にアクロンで二人が高校時代の友人として出会ったことに始まります。彼らは音楽への情熱を共有し、すぐにバンドを結成しました。The Black Keysの音楽スタイルは、ブルース、ガレージロック、およびインディーロックの要素を取り入れたもので、地下シーンで注目を集めました。
2002年にデビューアルバム「The Big Come Up」をリリースし、その後も着実に人気を上げていきました。2004年の3rdアルバム「Rubber Factory」で彼らはブルースロックサウンドを確立していき、バンドの知名度を高めました。
2008年の5thアルバム「Attack & Release」は、プロデューサーのブライアン・バートン(デンジャーマウス)とのコラボレーションで、バンドのサウンドがより幅広いオーディエンスにアピールしました。2010年の6thアルバム「Brothers」は商業的な成功を収め、グラミー賞を受賞しました。
続く2011年の7thアルバム「El Camino」もまた大成功を収め、彼らの人気はさらに高まり、シングル「Lonely Boy」は特に高い評価を受け、グラミー賞にもノミネートされました。「El Camino」は全米アルバムチャートで2位を記録し、世界中で数百万枚を売り上げました。
2014年には、8thアルバム「Turn Blue」をリリースしました。このアルバムは、デンジャーマウスと再びタッグを組んで制作され、より幅広い音楽要素が取り入れられました。アルバムは全米アルバムチャートで1位を獲得し、商業的な成功を収めました。
その後、バンドは活動のペースを落とし、メンバーはそれぞれソロ活動や他のプロジェクトに専念する時間が増えました。
ダン・アウアバックはソロアルバムやプロデュース業に力を入れ、パトリック・カーニーはプロデュースやサイドプロジェクトに取り組みました。
2019年に、5年ぶりとなる新作9thアルバム「”Let’s Rock”」をリリースしました。アルバムは、彼らの初期のガレージロックサウンドに回帰しており、ファンからは歓迎されました。
The Black Keysは、現在も二人組ながらパワフルなライブパフォーマンスと独自の音楽スタイルで多くのファンを魅了し続けています。

The Black Keysのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Thickfreakness (収録アルバム:Thickfreakness)


重厚なギターサウンドとスワンピーなリズムが特徴的なこの曲は執拗に追い求める情熱と恋愛への渇望を表現しています。

10 A.M. Automatic (収録アルバム:Rubber Factory)


エネルギッシュなギターリフと力強いドラムが印象的なこの曲は、バンドの初期作品でありながら、その才能を如実に示しています。歌詞は日常の退屈さと逃れたい欲求を描いています。

Strange Times (収録アルバム:Attack & Release)


力強いギターリフと不気味なシンセが印象的なこの曲は、サイケデリックな雰囲気を持っています。奇妙な時代や人間関係の不安定さを描いています。

Tighten Up (収録アルバム:Brothers)


このインディロックの楽曲は、魅力的なギターリフと印象的なボーカルが特徴で、独特なビートがリスナーを魅了します。歌詞は、恋愛関係のもどかしさと複雑さを描いており、リスナーと共感を生む力があります。

Everlasting Light (収録アルバム:Brothers)


エヴァーラスティング・ライトは、ソウルフルなボーカルと美しいギターアレンジが特徴的なバラードで、永遠の愛と献身を語りかけています。

Howlin’ for You (収録アルバム:Brothers)


ブルージーなギターリフと軽快なドラムビートが特徴的なこの曲は、ガレージロックのエッセンスが詰まっています。歌詞は、一途な恋心と情熱を表現しています。
サビのDa,da,da,da,daがキャッチーで耳に残りますね。

Lonely Boy (収録アルバム:El Camino)


エネルギッシュなギターリフと軽快なリズムが特徴的なこの曲は、The Black Keysの最も有名な楽曲の一つです。
孤独感に苦しむ主人公が恋に落ちる様子を描いています。
MVのへんてこなダンスも必見。

Gold on the Ceiling (収録アルバム:El Camino)


この曲は、強烈なギターリフとキャッチーなコーラスが印象的で、ロックンロールの根本的な要素を見事に体現しています。
成功への渇望と向き合う苦悩を叫んでいます。

Weight of Love (収録アルバム:Turn Blue)


エモーショナルなギターソロで始まるこの曲は、アルバムのオープニングトラックとして印象的です。エレクトーンの音もいいですね。
歌詞は、恋愛の重圧と葛藤について綴られています。

Fever (収録アルバム:Turn Blue)


キャッチーなシンセサイザーのメロディと踊れるビートが特徴的なこの曲は、バンドのエレクトロニックな一面を引き出しています。歌詞は、愛の熱病についての表現です。

Next Girl (収録アルバム:Brothers)


シンプルなドラムパターンとギターリフが際立つこの曲は、ガレージロックの骨太なサウンドを提供しています。
歌詞は、前の恋愛から立ち直り、次の恋愛に期待を寄せる様子を描いています。

Chop and Change (収録アルバム:The Twilight Saga: Eclipse)


映画「トワイライト・サーガ」のサウンドトラックに収録されているこの曲は、エッジの効いたギターサウンドとエネルギッシュなリズムが特徴です。歌詞は変化と不確実性を扱っており、劇中の登場人物たちの葛藤を反映しています。

Turn Blue (収録アルバム:Turn Blue)


ゆったりとしたテンポで始まるこの曲は、サイケデリックな雰囲気と深みのある歌詞が印象的です。
歌詞は、終わりに近づく恋愛関係における感情の波に焦点を当てています。

Little Black Submarines (収録アルバム:El Camino)


アコースティックギターから始まり、曲の後半でエレクトリックギターに切り替わる、ダイナミックな構成が特徴のこの曲は、ロックファンに愛されています。喪失感と遠くの希望を表現しています。

Shine a Little Light (収録アルバム:”Let’s Rock”)


エネルギッシュなギターリフとエモーショナルなボーカルが特徴的なこの曲は、バンドの復活を感じさせる力強さがあります。
歌詞は、喪失感や絶望から救いを見つける様子を描いています。

Lo/Hi (収録アルバム:”Let’s Rock”)

エレクトリックギターをフィーチャーした疾走感あるリフとキャッチーなコーラスが特徴的なこの曲は、リスナーを踊らせる力があります。歌詞は、人生の喜びや苦悩を網羅しながら、感情の波に乗る様子を歌っています。

Crawling Kingsnake(収録アルバム:Delta Kream)

ブルース色というかサザンロック風味なカバーソング。渋くていいですね。

Wild Child(収録アルバム:Dropout Boogie)

力強いギターのリフで始まり、シャッフルするドラムのリズムが躍動感を持って前面に押し出され、ドライブ感のあるファンクなメロディがかっこいいです。
愛する人を無鉄砲な子供みたいと比喩している曲です。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Lonely Boy
  2. Gold on the Ceiling
  3. Tighten Up

El Camino周辺のアルバムから広げていくのがいいと思います。

おわりに

いかがだったでしょうか。渋いガレージロックとどこかキャッチーなメロディがいいですよね。
これを機にぜひブラックキーズを聞いてみてください。