フジロック2017の感想・ライブレポート その2 2日目~豪雨の中の多幸感~

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フジロック17の前夜祭から一日目までの感想で、フジロック17の感想としてはパート1です。 フジロック18の感想はこちらから ...

2日目

起床

さて、オールナイトから帰還し、日差しが出始める朝の7時まで仮眠をとりました。

そして起床後は、初日でかいた汗を流すために、雪ささの湯へとたかしと歩いていきました。フジロックの雪ささの湯はやっぱり別格っすね~、一日の疲れや汚れがすべて洗い流されます。

サンボマスター

土曜日のグリーンのトップを飾るのは、フジロックのRookie A Go-Goに出演していたことでもおなじみのサンボマスター。フジロックは10年ぶりとのことで気迫満々でしたね。そしてライブの終盤に、一度静まり返り、カウントダウンをした後に、彼らのアンセム、世界はそれを愛と呼ぶんだぜを演奏した瞬間は朝からすごくテンションがあがってしまいました。
ライブで演奏された曲はあまり知らないのですが、小学生の頃から聞いていた、世界はそれを愛と呼ぶんだぜや青春狂騒曲が聞けたので満足でした。

Jake Shimabukuro

サンボマスター後は、グリーンステージで椅子に座りながら休息し、ジェイクシマブクロを夢現状態でみました。14以来の出演となるジェイク、彼もけっこうフジロックの常連ですよね。曇りの昼間の彼のウクレレは聞いていて心地よすぎましたね。クイーンのBohemian RhapsodyのウクレレカバーやDragonといった彼のライブの定番曲も聞けて良かったです!

平賀さち枝とホームカミングス

Jake Shimabukuroも終わり、Western Caravanを見に移動する途中で、木道亭で見ました。けっこうな人がおり長く入れませんでしたが、木道亭らしいすごく落ち着いた優しいメロディでした。

Western Caravan

雨が降ってきてのウエスタンキャラバンです。アメリカのカントリーバンドということで、日高社長も直で見てその場で出演を決定したとのことです。フジロックにピュアなカントリーロックバンドがやってくるとのことで、これは見たいなと思って観覧。雨が降りしきる中、メロディに合わせて、奥地好きであろうフジロッカーと楽しく朗らかに踊りながらカントリーミュージックをこのフィールドオブヘブンでエンジョイ。きくとけっこうブルースの影響もうけているなぁと感じました。

The Avalanches

Western Caravanのカントリーを堪能した後は、グリーンへと大返しをし、オーストラリアの天才サンプリングユニット、アヴァランチーズを見に行きました。雨は相変わらず降っているものの、陽射しは指しているというなんともへんてこな雰囲気で、これがアヴァランチーズの幻想的なサンプリングの雰囲気にバッチリとあってました。編成は、アヴァランチーズの二人に、シンガーを連れてきたという感じでした。
新曲、昔の曲を万遍なく織り交ぜ、また所々カバー曲をサンプリングで挿入し、ステージは絶えずお祭り状態、もちろん客もそれにあわせて雨などお構いなしにはしゃいでました。
そして、ラストにはおなじみのSince I Left Youを流して大団円。まるで万華鏡のようにキラキラと輝くこの楽曲に全員が雨の中を陽気に踊りました。

Death Grips

アヴァランチーズで楽し気な幻想的な雰囲気を甘受し、そのままDeath Gripsへ。
結論から言うと、凄まじいものを見ました。もうカオスに怒りうねり狂う、音楽の暴力の処刑場でした。マイクを片手に意味不明でバイオレンスな絶叫ボイスを発しまくるステファン、それに劣らない凶暴さのアンディーのキーボードとザックのドラミング。ステージ前方では、オザケン地蔵なんて知ったこっちゃのモッシュが展開され阿鼻叫喚に。それでも、それは確かに芸術で神々の空間でした。
Giving Bad People Good Ideaのサイコ感とか最高でしたね。最後は、Guillotineで処刑執行終了。
最後ステージからのけるとき、皆すべて出し尽くした感満載で特にドラムのザックなんてヘロヘロでした。あまりにも完全燃焼すぎてアンコールの声もなかったです(笑)

Elvin Bishop

処刑が終了し、心機一転奥地へエルビン・ビショップを見にいきました。コーネリアスとオザケン人気の影響からか、人はまばらで雨もまぁまぁ強くなってきましたがスタート。ビショップ大御所に対して、ベースドラムからホーン隊という大世帯のサポート。アコーディオンを使ったりととにかく音楽のバーゲンセールみたいに惜しみなく各メンバーが陽気に演奏してくれて、聞いているこちら側もノリノリになりました。エルヴィンも上機嫌で、フジロックに戻ってきたーと日本語でMC。さらに沸く場。Gettin’ My Groove Backでは、マーカスキングと共演し、凄まじいギターの応酬を見せられ絶頂。なんとも贅沢なヘブン状態な時間でした。最後の“Hey Bop-a-ree-Bop!”ではオールディーな楽曲を、演者も客も思い思いにダンスダンスダンスの幸せな空間でした。
ちなみに、演奏中にたかしと、さくらグミのピザを食べました(笑)

Aphex Twin

さて、大トリのエイフェックスツインですが、すでに天気は豪雨のびしょぬれ。夏とはいえ夜だとフジロックはめちゃくちゃ寒いですね。この豪雨でシャンプーをし始める人も出る始末と現場はカオスでした。
変態奇才・リチャード・D・ジェームズことエイフェックス・ツインのライブは、VJをふんだんに使ったセットで、彼の織り成すカオスな世界観にただただ飲み込まれ圧倒されました。デスグリップスとはまた違ったシンセやドリルンベースといったノイズの暴力、それに映像の暴力で、客はボルテージMAX。それに豪雨がむしろマッチしている感じでした。VJは、日本のアニメキャラやマスコットキャラをキモくしたものを3D空間で回したり観客の顔を画像認識でエイフェックスのアルバムアートワークの不気味な顔へと創り上げたりしており、ライブという空間で、見事に自分の芸術の美学を提示していました。
明らかに人生で初めての空間に最後までいたい気持ちでしたが、泣く泣くホワイトのトリ、LCDサウンドシステムへと移動しました。
なんか僕が移動した後に、芸能人とか有名人の顔のSyroのイメージビジュアルを応用したコラ画像大会があったみたいですね。見たかったです。野々村議員や松居一代もいたみたいですね。

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LCD Soundsystem

エイフェックスから、移動している最中にUs V Themの音声が聞こえて、さらに急いで猛ダッシュでホワイトステージへ移動。なんとか、Verse1の途中にはステージに到着、その勢いでLCDを全力で盛り上がります。天井のトレードマークのミラーボールを光らせながら、たくさんの演奏者がいて、これこそLCDサウンドって感じですね。かなり闘志がわいてくる曲で、さらに色々な楽器が踊り狂ってて一曲目からボルテージがマックスに。そこからのDaft Punk is Playing At My Houseという、贅沢な流れ。一気にホワイトステージを巨大なダンスフロアへと変貌させました。雨なんてなんのその周りの人たちと熱唱しまくりでしたね。I Can Changeで一旦、クールダウンしましたが、結局Yr City’s a Suckerでパンキッシュに暴れまくる俺達。そっからミドルテンポで盛り上がるYou wanted a hit~Tribulations~Movementで徐々に盛り上がっていき、そこからYeahしか歌詞がないことでおなじみのYeah!で一気に爆発、ライブ中盤のクライマックスとして大盛り上がりでした。後半は、Someone Greatでエモいシンセノイズでしっとりと心を落ち着かせ、そこからAmerican Dreamの新曲3曲を演奏。ラストはHomeでへんてこにダンスして本編終了。
アンコールはDance Yrself Cleanで、こじんまりとスタート。侘しいメロディが深夜のホワイトステージの山奥の中に雨の中響き渡るのがかなり趣深かったです、そして、正真正銘の最後の曲として聞き覚えのある鍵盤のイントロ、彼らの最大のヒット曲 All My Friendsがスタート。とにかくフジロックという色々な思い出を作ってくれる場所にぴったりな曲ですね。徐々に盛り上がっていく曲構成もグッドで、ステージは完全に各々が自分の思うがままにダンスを踊る煌びやかなフロアと化していました。なによりも盛り上がったのは間奏部分のシンガロング部分、トゥートルー♪というフレーズのなんともエモいことエモいこと。あまりの幸せに気づいたら涙雨となってました。それくらい感動した瞬間で、純度100パーセントの幸せでした。最後に、みんなでWhere are your friends tonight ? If I could see all my friends tonightと合唱できたのは今でも胸に残っている、自分の人生でも素晴らしい瞬間でした。終わってみれば、雨すらも楽しめるまさに多幸感あふれるステージでした。

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パレスワンダー

LCDが終わった後は、とりあえずへとへとだったのと、0:00にレッドマーキーからキャンプ場への道が閉じてしまうので、急いでまずはテントに撤収。雨をぬぐった後は、テントでたかしと夜のパレスワンダーへと繰り出しました。
相変らず。ミラーといいメリーゴーランドといい大人の遊園地の遊具は楽しいですね。INFERNAL VARANNE’S MEGA GLOBE OF DEATHのエクストリーム・モーターショーも凄まじかったですね。

Nina Kraviz

さて、パレスの後は若き注目のロシアの女性DJ、ニーナ・クラヴィッツのステージ。キラキラというよりはコッテリ職人向けのハードなサウンドがストイックに踊りやすくて良かったですね。眠くてそろそろ記憶があやふやです。

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TAKKYU ISHINO

フジロックでおなじみの石野卓球でオールナイトで踊り狂いました、途中寝てたから記憶ないです、以上です。

おわりに

こうして、はちゃめちゃな豪雨ながらも幸せな2日目は終わり、いよいよ最終日の3日目へと続きます。