Rhapsody of Fireのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

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映画音楽のような壮大なオーケストラ・アレンジと、ヘヴィメタルの疾走感を融合させた「ハリウッド・メタル(フィルム・スコア・メタル)」というジャンルを確立したパイオニア、ラプソディー・オブ・ファイア。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。

Rhapsody of Fireとは?

Rhapsody of Fireは、イタリア出身のシンフォニックパワーメタルバンドで、1993年に結成されました。当初は「Thundercross」という名前で活動していましたが、バンドは1995年に現在の名前「Rhapsody」に改名し、2006年にさらに「Rhapsody of Fire」に改名しました。バンドの創設メンバーには、ルカ・トゥリッリ(ギター)、アレックス・スタロポリ(キーボード)、ダン・ディフィリッポ(ベース)、クリス・タイドマン(ドラム)、およびファビオ・リオーネ(ボーカル)が含まれていました。
Rhapsody of Fireは、1997年にデビューアルバム「Legendary Tales」をリリースし、独自のシンフォニックで映画的なパワーメタルサウンドで注目を集めました。このアルバムは、バンドが後に「Emerald Sword Saga」と名付ける連続した物語の一部を構成しています。
バンドは、1998年に「Symphony of Enchanted Lands」、2000年に「Dawn of Victory」、2001年に「Rain of a Thousand Flames」(EP)、2002年に「Power of the Dragonflame」といったアルバムをリリースし、その音楽的な世界観をさらに展開しました。
その後もアルバムをリリースし続け、2004年に「Symphony of Enchanted Lands II: The Dark Secret」、2006年に「Triumph or Agony」、2010年に「The Frozen Tears of Angels」、2011年に「From Chaos to Eternity」といった作品が発表されています。
2011年には、ルカ・トゥリッリとファビオ・リオーネがバンドを脱退し、ルカ・トゥリッリは「Luca Turilli’s Rhapsody」を結成しました。それでもRhapsody of Fireは活動を続け、2013年に「Dark Wings of Steel」、2016年に「Into the Legend」、2019年に「The Eighth Mountain」などのアルバムをリリースしています。

Rhapsody of Fireは、その独自のシンフォニックパワーメタルサウンドと壮大な物語で、メタルシーンで高い評価を受けています。また、バンドは世界中で多くのファンを持ち、国際的なツアーやフェスティバルに出演しています。

Rhapsody of Fireのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Land of Immortals (収録アルバム:Legendary Tales)


記念すべきデビューアルバムのハイライト。ファンタジー世界への扉を開く、煌びやかで勇壮なシンフォニック・メタルです。サビのキャッチーさと、「これぞRhapsody」というチェンバロやフルートの音色が詰まった、初期の重要曲です。

Emerald Sword (収録アルバム:Symphony of Enchanted Lands)


メタル史に輝く、彼らの最大ヒット曲にして究極のアンセム。イントロの勇ましいストリングス、疾走するツーバス、そしてドラゴンを倒すために「エメラルドの剣」を探すという王道ストーリー。ライブでは大合唱が起こる、問答無用の名曲です。

Wisdom of the Kings (収録アルバム:Symphony of Enchanted Lands)


「Emerald Sword」と双璧をなす、初期の人気曲。バロック音楽の影響を強く感じさせる優雅なメロディと、疾走感のバランスが絶妙です。バイオリンやチェロの音色が前面に出ており、彼らの音楽的教養の高さが伺えます。

Dawn of Victory (収録アルバム:Dawn of Victory)


「Gloria! Gloria!」というコーラスが強烈なインパクトを残す、力強い戦いの歌。オーケストラよりもバンド・サウンドの激しさが強調されており、ファビオの攻撃的なボーカルが光ります。ライブで拳を突き上げたくなる一曲です。

Holy Thunderforce (収録アルバム:Dawn of Victory)


タイトルからしてインパクト抜群の、超高速スピード・チューン。ネオ・クラシカルなギターソロとキーボードソロの掛け合いが凄まじく、RPGのボス戦のような緊張感と高揚感を味わえます。

Rain of a Thousand Flames (収録アルバム:Rain of a Thousand Flames)


40分超えの大曲を含むEPのタイトルトラック。映画『ゴブリン』のテーマ曲(サスペリア)を引用したキーボードリフと、ブラック・メタルに近いほど凶暴なドラミングが特徴。バンドのダークな側面が爆発した激しい曲です。

The March of the Swordmaster (収録アルバム:Power of the Dragonflame)


あえて疾走せず、ミドルテンポで進む行進曲(マーチ)。中世の民謡やダンス音楽のようなフォーク・メロディを取り入れており、聴いていると酒場で踊り出したくなるような陽気さと勇ましさがあります。

Lamento Eroico (収録アルバム:Power of the Dragonflame)


全編イタリア語で歌われる、オペラのようなバラード。メタルの要素は控えめに、ファビオの圧倒的な歌唱力を堪能できる一曲です。悲劇的ながらも美しいメロディは、涙なしには聴けません。

Unholy Warcry (収録アルバム:Symphony of Enchanted Lands II)


映画『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマン役で知られる名優クリストファー・リーがナレーションで参加した曲。本物のフルオーケストラを起用し、もはや「映画のサントラにメタルがついた」レベルの壮大さを実現しました。

Reign of Terror (収録アルバム:The Frozen Tears of Angels)


ルカ・トゥリッリ在籍時後期の傑作。とにかく速く、テクニカルで、攻撃的。ギターのシュレッド(速弾き)が全編で炸裂しており、シンフォニックな美しさとブルータルな激しさが同居しています。

Rain of Fury (収録アルバム:The Eighth Mountain)


新ボーカル、ジャコモ・ヴォーリを迎えての新生Rhapsody of Fireを象徴する曲。往年の「Emerald Sword」のような直球の疾走感とキャッチーなサビを持っており、「これだよ、これ!」とファンを安堵させ、熱狂させたキラーチューンです。

Challenge the Wind (収録アルバム:Challenge the Wind)


近年のアルバムのタイトルトラック。30年以上のキャリアを経てもなお、スピードとアグレッシブさを失っていないことを証明する強力なナンバー。ジャコモのハイトーンも冴え渡り、バンドが新たな黄金期にあることを感じさせます。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Emerald Sword (アルバム『Symphony of Enchanted Lands』)
  2. Dawn of Victory (アルバム『Dawn of Victory』)
  3. Rain of Fury (アルバム『The Eighth Mountain』)

おわりに

いかがだったでしょうか。Rhapsody of Fireは、聴くだけで冒険の旅に出かけられる、世界で最もドラマチックなバンドです。
「ダサかっこいい」を通り越して、圧倒的な技術と世界観で感動させてくれる彼らの音楽は、RPGやファンタジー映画が好きな人なら間違いなくハマります。まずは伝説の始まりである『Emerald Sword』から、伝説の剣を探す旅に出てみてください。

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