はじめに
今年もフジロック25に参加してきました!
なんと今年はソールドアウトということで、久しぶりの勢いあるフジロックということでうれしい気持ちと混むのかぁという複雑な気持ちで迎えました。
1日目
朝は家でのんびりして、昼前から移動。
駅に着いたら毎年恒例の爆弾おにぎりとアイスを購入して、シャトルバスへ。
苗場に到着して、とりあえずはヤマトで荷物を受け取ってキャンプサイトでテントをたてました。
そして、そこからレッドマーキーへ。
Perfume Genius
とにかく不思議な空間でした、ギターサウンド、エレクトロサウンドがおりなす空間が摩訶不思議だけどどこか心地よくて、なんか懐かしさも感じる。
そんな時間でした。
Maya Deliah
新世代のギターヒロインとのことで、バンドメンバーとの掛け合いが聞いていて楽しかったです。ギターもブルージーでかっこよかったです。
これぞヘブンの楽しみだよなと今年も実感できました。
Vaundy
終わり際の数曲だけ聞きましたが、チェーンソーマンと怪獣の花唄だったので知っている曲で楽しめました。
ライブの熱気もまさに今勢いのあるバンドって感じでよかったです。
Tycho
テクノとサイケの融合ってやっぱ最高だねと思わせてくれる楽しいライブでめちゃくちゃ踊れました!
Ezra Collective
本当はフレッドアゲインを見て残った時間でエズラという予定だったのですが、フレッドアゲインが発電機の問題で開始時刻が大幅に遅れるとのことで、急遽エズラ・コレクティブからみることに。
グルーヴィーなドラムが本当にかっこよく、さすがヘブントリと思わせてくれるテクニカルな演奏。
MCも通訳の人を呼びながらというのが自由で面白かったです、またフジロックで演奏するのが夢だったといってました!
Fred Again..
今年のヘッドライナーで一番楽しみだったので、ワクワクしていましたが、期待以上のライブを見せてくれました。
やはり、バンドセットのテクノは最高ですね。
Place to beとJungleの盛り上がりはやばかったですね、本当に楽しかったです。
ライブの方式も最近のSNSっぽく、メッセージが映像に書いてあるという客に寄り添った感じのパフォーマンスも独特で面白かったです。
あの場にいた全員が一つになっていたと思います。
深夜
例年は深夜踊っていましたが、今年はできるだけ休むということもモットーにKiasmosやJoy(Anonymous)を寝たり踊ったりを繰り返しました。
ただ、最後のHiroko Yamamuraは重低音サウンドがすごすぎて、気づいたらけっこう踊ってました、すごかったです姐さん。
2日目
朝まで踊った後は、毎年恒例の雪ささの湯に、いつもならすぐ入れるのですが、今年は早朝でも少し待ち、今年のソールドアウトを実感。
とはいえ、温泉自体はすごく疲れがとれてよかったです。
また、自分が入った後ですが給湯器が故障したらしくてんやわんやしていました。
2日目はみたいアーティストがけっこう遅めの時間なので、キャンプサイトやグリーンの日陰で勉強したり休憩したりしていました。
Faye Webster
昼のんびりしてからの一発目にフェイ・ウェブスター。今年のフジロックの若手女性シンガーソングライターとして楽しみにしていましたが、すごくのんびりとして平和な時間が流れていました。
音楽もすごく優しくてフェイの透明さ、純真さも相まって心が洗われました。
James Blake
なんだかんだフジロック16で初めて見てから、これで通算4回目になるジェイムス・ブレイク。こんな午後の早い時間帯で見れていいのかと思いつつ、久々のフジロックの明るいながらも豪雨の中見ました。
新アルバムのFall Backから静かに始まり、相変わらず繊細ながらのびやかなボーカルが心に染み入ります。ラストのRetrogradeのフィナーレ感もさすがの重厚さでした。
ただ、Say What You Willの合唱が山師達郎地蔵からか雨で全体的に疲労していたからかわかりませんが、あまりなかったのが残念でした。
山下達郎
今年のフジロックである意味地番の目玉の山下達郎、グリーンステージの混み具合はすごく自分が今まで経験した中でも一番の混み具合でした。
ライブはさっそくSparkleからスタートし、アクセル全開。山下達郎も機嫌がよく楽しそうにライブやMCをしていました。
また、演奏陣の技術力も日本最高レベルで、各パートのソロセッションも贅沢に用意されていました。
プラスチックラブでは竹内まりやが飛び入り参加して会場は大盛り上がり。曲後もコーラスとして参加する豪華っぷりです。
Ride On Timeは有名曲だけあってみんな特に盛り上がっていたと思います。
クリスマス・イブがなくても全然不満のない最高なライブでした。
Barry Can’t Swim
山下達郎の混雑を抜け出しての途中からの観賞でしたが、裏でも人が結構いてびっくり、またすでにフロアは温まっており盛り上がっていました。
生の打ち込みといいピアノの旋律がライブをより盛り上げていました、まさに2014年のDisclosureを見た時と同じ感覚を覚えました。ノンストップでどんどんボルテージが上がっていき、ラストのSunsleeperの盛り上がりは、今年のフジロック一番の盛り上がりだったのではないでしょうか。
Vulfpeck
まさに音楽の超絶テクニシャンたちによる神々の遊び、戯れといったライブでした。とにかく全員楽しそうに演奏をしており、しかも毎曲レベルでパートを入れ替えての演奏という余裕っぷり。
客側も訓練されており、コール&レスポンスや合唱もびっくりするくらいできていました。
Four Tet
怒涛の土曜日の締めは職人フォー・テット。バキバキゴリゴリの重低音がバリーとは違った形で躍らせてきます。最後のビームと爆音のラッシュはすごかったですね。
3日目
Red Hot Chilli Pipers
6年ぶりのパイパーズ、セトリはあんまり変わってない気がしたけど、やはり朝一に聞くのはいいですね~
有名曲なのでやはり盛り上がります。
森山直太朗
いきなり、珠玉の名曲さくらからはじまり、場をノスタルジックな雰囲気で支配した後、軽やかに挨拶して生きとし生ける物へという代表曲ラッシュで観客の心をつかみます。
MCもフリーダムに行い、演奏も楽しそうで良かったです。
どこもかしこも駐車場~、というコミカルながらブラックな歌詞のメロディがけっこう心に残りました。
最後に、フェスだから正直やらないかなと半ばあきらめていた、生きてることが辛いならでしっとりと終わりました。
Grace Bowers & The Hodge Podge
ファンキーな姉ちゃんが、ギターをとにかくブルージーに弾き荒らしていてかっこよかったです。
English Teacher
まだ粗削りなところはありますが、終盤のライブの盛り上がり、特にAlbert Roadはすごかったです。
今後が楽しみですね。
Little Simz
今年のフジロックのヒップホップ枠にいまノリに乗っているリトルシムズ!
バンドセットで重厚なミュージックをバックにスモークたいたりステージを縦横無尽に駆け回って客を煽り、一気にフロアのボルテージはあがっていきます。
歌もソウルフルなので、ラップじゃない部分の生歌も素晴らしかったです。SelfishとGorillaの盛り上がりが特にすごかったです!
Radwimps
ロバート・ランドルフと迷って、でも2017年の忘れ物として前前前世を今回こそ聞きたいと思ってこっちを選んだのに、前前前世をやらなかった不届きもの。
感想はそれ以外ないです。
フジロック2017の感想・ライブレポート その1 前夜祭・1日目~14年ぶりの帰還~
The Hives
ドストレートなロックンロール魂を見せてくれた、そんなライブで楽しかったです。まさにバイブス絶好調。
客のノリの良さもグッド。
Vampire Weekend
フジロックで見るのはなんだかんだ3度目の、ヴァンパイア・ウィークエンド。やはり毎度のことながら大世帯って感じで様々な演者がステージにおり、その時点でわくわくさせてくれます。
洗練された演奏で曲は新旧織り交ぜたバランスよく(欲を言えばもう少し初期の曲やってほしかった)、また曲はけっこう長めの尺という新たな境地を模索するかのようなセトリでした。
Haim
ヴァンパイアウィークエンドを途中で抜け出し、今年の締めとしてHaim、ステージを広々と使ってバックにはI quitという文字を掲げ、3姉妹が存在感バッチシで演奏をしていました。
音の組み立てはシンプルながらも、ところどころホーンセクション加えたりとしてアクセント加えていて面白かったです。
打楽器のユニゾンをしたり、演奏パートを入れ替えたりとこちらもマルチタレントっぷりを発揮していました。
音が小さめだったのが少し残念。