近未来的なミュージックで一世を風靡したジャミロクワイ。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Jamiroquaiとは?
Jamiroquai(ジャミロクワイ)は、1992年にイギリス・ロンドンで結成された、ボーカルのジェイ・ケイ(Jay Kay)率いるバンドです。バンド名は、アメリカ先住民のイロコイ族(Iroquois)と「Jam」を掛け合わせた造語で、初期の活動における自然への回帰や精神性を象徴しています。
90年代初頭、イギリスで巻き起こった「アシッド・ジャズ」ムーブメントの旗手としてデビュー。1stアルバム『Emergency on Planet Earth』がいきなり全英1位を獲得し、ファンク、ソウル、ジャズを現代風に昇華したサウンドで注目を浴びました。
彼らのキャリアの絶頂期は、1996年リリースの3rdアルバム『Travelling Without Moving』です。全世界で800万枚以上を売り上げ、「世界で最も売れたファンク・アルバム」としてギネス記録に認定されました。特にシングル「Virtual Insanity」は、MTV Video Music Awardsで4冠を達成するなど社会現象となり、フロントマンであるジェイ・ケイのアイコニックな巨大帽子(フェザー・ハット)とアディダスのジャージ姿は、90年代ポップ・カルチャーの象徴となりました。
メンバーチェンジを繰り返しながらも、ジェイ・ケイのカリスマ性は健在で、2000年代に入ってからはディスコやエレクトロの要素を取り入れた『A Funk Odyssey』や『Dynamite』をヒットさせ、その音楽性を進化させ続けています。近年では2017年に『Automaton』をリリースし、近未来的なサウンドで復活を果たしました。
日本との関わりも深く、カップヌードルやカローラフィールダーのCM出演、東京ドーム公演を含む数多くの来日公演を行っており、日本のファンから非常に愛されているアーティストです。
Jamiroquaiのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Virtual Insanity (収録アルバム:Travelling Without Moving)
説明不要の代表曲。ピアノのリフとベースラインが生み出す中毒性のあるグルーヴは、いつ聴いても新鮮です。「動く床」のMVはあまりにも有名ですが、歌詞は遺伝子工学などへの警鐘を鳴らすシリアスな内容です。
Cosmic Girl (収録アルバム:Travelling Without Moving)
ディスコ・サウンド全開のパーティー・チューン。宇宙的なシンセ音とカッティングギターが心地よく、ドライブに最適です。MVではジェイ・ケイ所有のフェラーリとランボルギーニがカーチェイスを繰り広げます。
Canned Heat (収録アルバム:Synkronized)
映画『ナポレオン・ダイナマイト(バス男)』のダンスシーンで使用されたことで、再評価著しい一曲。ストリングスが効いたきらびやかなディスコ・ファンクで、聴けば誰でも踊り出したくなるエネルギーに満ちています。
Space Cowboy (収録アルバム:The Return of the Space Cowboy)
初期の傑作であり、ファンからの人気も高い一曲。浮遊感のあるベースとローズ・ピアノが特徴で、ゆったりとしたテンポながら強烈なグルーヴを感じさせる、まさに「スペース・カウボーイ」な世界観です。
Little L (収録アルバム:A Funk Odyssey)
2000年代のJamiroquaiを代表する、洗練されたディスコ・ハウス調のナンバー。タイトなリズムとキャッチーなサビが特徴で、クラブヒットしました。歌詞は失恋の内容ですが、曲調はあくまでダンサブルです。
Love Foolosophy (収録アルバム:A Funk Odyssey)
「Love」と「Philosophy(哲学)」を掛け合わせた造語。夏の海岸沿いをドライブしたくなるような、爽快でハッピーなファンク・ナンバーです。ハイディ・クルムが出演したMVも話題になりました。
Seven Days in Sunny June (収録アルバム:Dynamite)
アコースティックギターの音色が心地よい、夏にぴったりのミディアム・ナンバー。リラックスした雰囲気の中で展開されるメロディが美しく、大人の余裕を感じさせる一曲です。
Deeper Underground (収録アルバム:Synkronized / A Funk Odyssey[Bonus])
ハリウッド版映画『GODZILLA』(1998年)の主題歌。いつものファンク路線とは一線を画す、重厚でロック色の強いダークなサウンドが特徴。ライブでも盛り上がる激しい一曲です。
Alright (収録アルバム:Travelling Without Moving)
ファンキーなベースとホーンセクションが絡み合う、多幸感あふれるパーティーソング。サビのコーラスワークが美しく、ライブでは観客とのコール&レスポンスが定番です。
Too Young to Die (収録アルバム:Emergency on Planet Earth)
デビュー初期の瑞々しさが詰まった楽曲。戦争や政治へのメッセージを含みながらも、サウンドは非常にメロウでスムース。アシッド・ジャズのお手本のような曲です。
Cloud 9 (収録アルバム:Automaton)
7年ぶりのアルバムからの先行シングル。往年のファンク・サウンドに現代的なエレクトロ要素を上品にブレンドしており、ジェイ・ケイの衰えないセンスを感じさせます。
Runaway (収録アルバム:High Times: Singles 1992-2006)
ベストアルバムに収録された新曲として発表された曲。ディスコビートに乗せた疾走感のあるポップなメロディが特徴で、非常に聴きやすく、初心者にもおすすめの一曲です。
White Knuckle Ride (収録アルバム:Rock Dust Light Star)
80年代のファンクやロックを感じさせる、疾走感抜群のナンバー。タイトルの通り、手に汗握るようなスピード感があり、高速道路でのドライブBGMとして最高です。
Blow Your Mind (収録アルバム:Emergency on Planet Earth)
初期のインストゥルメンタル・ジャムの要素が強い、スローでセクシーな楽曲。ホーンセクションの温かい音色が響き渡り、夜のリラックスタイムやお酒の場にぴったりです。
Automaton (収録アルバム:Automaton)
近年の彼らの進化を示すタイトル・トラック。SF映画のサントラのようなイントロから、後半にかけてファンキーに展開していく構成が斬新。AIやテクノロジーと人間の関係をテーマにしています。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
- Virtual Insanity (アルバム『Travelling Without Moving』)
- Canned Heat (アルバム『Synkronized』)
- Little L (アルバム『A Funk Odyssey』)
おわりに
いかがだったでしょうか。Jamiroquaiは、アシッド・ジャズからディスコ、エレクトロまで、常に「踊れる音楽」を追求し続けてきました。
その洗練されたグルーヴは、BGMとして流せば空間をおしゃれに彩り、真剣に聴けばその演奏技術の高さに圧倒されます。まずはベストアルバム『High Times: Singles 1992-2006』から入るのもおすすめです。ぜひ聞いてみてください。
Jamiroquaiを聞くならおすすめの他アーティスト
Stevie Wonder
ソウルフルでR&B色がお好きな方。
https://enjoynglish.tokyo/music/artist/stevie-wonder/rec_steview
Thundercat
ファンクな方面がお好きな方は
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