Stratovariusのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

S. Bollmann, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons

その独自のメロディックで高速なパワーメタルサウンドが人気のストラトヴァリウス。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。

Stratovariusとは?

Stratovarius(ストラトヴァリウス)は、1984年にフィンランドで結成されたヘヴィメタル・バンドです。
「北欧メタルの様式美」を決定づけた伝説的なバンドの一つです。
バンド名は、名器「ストラトキャスター(ギター)」と「ストラディバリウス(ヴァイオリン)」を掛け合わせた造語で、その名の通り、クラシック音楽の旋律とヘヴィメタルの激しさを融合させた音楽性が特徴です。フィンランドで結成されたパワーメタル/メロディックメタルバンドです。バンドの創立メンバーには、トゥオモ・ライサキオ(ボーカル、ギター)、スタッフ・エノルド(ベース)、ジョン・ヴィハーヴァイネ(ギター)、そしてヤルモ・ヨハンソン(ドラム)が含まれていました。1984年のバンド結成当初は、バンド名は「Black Water」でしたが、後に現在の「Stratovarius」に改名されました。
Stratovariusは、1989年にデビューアルバム「Fright Night」をリリースし、そのメロディックなギターサウンドとハイスピードな曲調で注目を浴びました。1992年には、セカンドアルバム「Twilight Time」がリリースされました。この頃には、バンドにはティモ・トルキ(ギター)、ヤリ・カイヌライネン(ベース)、アンティ・イコネン(キーボード)、そしてティモ・コティペルト(ボーカル)が加入していました。

バンドは1990年代中盤に、アルバム「Fourth Dimension」(1995年)および「Episode」(1996年)をリリースし、パワーメタルシーンでさらなる評価を得ました。その後、1997年にリリースされたアルバム「Visions」は、Stratovariusの代表作となり、特に「Black Diamond」や「The Kiss of Judas」などの楽曲が人気を博しました。

以降もアルバムをリリースし続け、2000年に「Infinite」、2003年に「Elements Pt. 1」および「Elements Pt. 2」、2005年に「Stratovarius」、2009年に「Polaris」、2011年に「Elysium」、2013年に「Nemesis」、および2015年に「Eternal」といった作品が発表されています。

特に黄金期とされる90年代後半から2000年代初頭にかけては、ギタリストのティモ・トルキ(Timo Tolkki)と、ボーカルのティモ・コティペルト(Timo Kotipelto)の「ダブル・ティモ」体制で、日本を含む世界中で爆発的な人気を誇りました。
キラキラとしたキーボード(チェンバロ音色など)の速弾きと、透き通るようなハイトーン・ボイス、そして涙を誘う哀愁のメロディは、後のSonata Arcticaなど多くのフォロワーを生み出しました。現在はメンバーを一新しつつも、その美しいメロディへのこだわりは健在です。

Stratovariusのおすすめ人気曲、代表曲 10選

Black Diamond (収録アルバム:Visions)

Black Diamond

Stratovariusといえばまずこの曲。バンドの代名詞にして、メロディック・スピード・メタルの金字塔です。チェンバロの音色による哀愁漂うイントロが流れた瞬間、ファンのテンションは最高潮に達します。ネオ・クラシカルな速弾きとキャッチーなサビが完璧に融合した名曲です。

Hunting High and Low (収録アルバム:Infinite)

Stratovarius – Hunting High and Low [HD] (official video)

疾走曲ではありませんが、ライブで最も盛り上がるアンセムの一つ。「自由」を探し求める歌詞と、一度聴いたら絶対に忘れないシンプルで力強いサビのメロディが特徴。会場全体での大合唱はお決まりの光景です。

Eagleheart (収録アルバム:Elements Pt. 1)

Stratovarius – Eagleheart [HD] (official video)

「とにかく明るく、とにかくキャッチー」な、ポジティブ全開のナンバー。複雑な展開を排除し、ひたすら爽快に突き抜けるサウンドは、朝の目覚めや元気を出したい時に最適です。入門曲としても非常に人気があります。

Speed of Light (収録アルバム:Episode)

Speed of Light

タイトル通り「光速」で駆け抜けるスピード・チューン。イェンス・ヨハンソン(Key)とティモ・トルキ(Gt)による、人間業とは思えない高速ユニゾン・ソロが聴きどころ。テクニカルな演奏の凄まじさを体感できる一曲です。

Father Time (収録アルバム:Episode)

Father Time

「時間」の無常さを歌った、疾走感と哀愁が同居する名曲。BPMが非常に速く、コティペルトの突き抜けるようなハイトーン・ボイスが炸裂します。ドラムのヨルグ・マイケルのパワフルなツーバス連打も圧巻です。

Destiny (収録アルバム:Destiny)

Destiny (Remastered 2016)

10分を超える壮大なタイトル・トラック。少年合唱団のようなコーラスから始まる神秘的なイントロ、中盤の静寂、そしてドラマチックなエンディングへと展開する構成は、まるで一本の映画を見ているようです。

Forever (収録アルバム:Episode)

Forever

メタル・バンドであることを忘れるような、アコースティックで静かなバラード。ヴァイオリンの旋律と切ない歌声が、故郷や過ぎ去った日々への郷愁を誘います。韓国でドラマ主題歌として起用され、国民的ヒットとなったことでも知られます。

Paradise (収録アルバム:Visions)

Paradise

環境破壊への警鐘を鳴らすシリアスなテーマを持ちながら、曲調は非常にメロディアスで美しいミドル・テンポの曲。サビの広がりと、ギターソロの泣きのメロディが素晴らしく、バンドのメッセージ性が強く表れています。

Against the Wind (収録アルバム:Fourth Dimension)

Stratovarius – Against the Wind (''Tuska Open Air'', Helsinki 11.07.2003)

ティモ・コティペルト加入後初のアルバムからのシングル。「向かい風に立ち向かう」という歌詞と、初期ならではの少し泥臭くも熱い疾走感が魅力。ライブでは「Hey! Hey!」という掛け声で一体感が生まれます。

Unbreakable (収録アルバム:Nemesis)

Stratovarius Unbreakable Official Music Video from the album "Nemesis"

中心人物だったティモ・トルキ脱退後、新体制でリリースされたアルバムからのヒット曲。モダンでダンサブルなキーボード・リフを取り入れつつ、サビでは往年の「ストラト節」とも言える哀愁メロディが炸裂。バンドが新時代へ進んだことを証明した重要曲です。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Black Diamond (アルバム『Visions』)
  2. Eagleheart (アルバム『Elements Pt. 1』)
  3. Hunting High and Low (アルバム『Infinite』)

おわりに

いかがだったでしょうか。Stratovariusは、北欧の冷たく澄んだ空気と、燃えるような情熱を併せ持ったバンドです。
「様式美」と呼ばれる、クラシックとメタルの美しい融合を体験したいなら、彼らは最高の入り口となるでしょう。まずは傑作アルバム『Visions』から聴いてみることをおすすめします。

Stratovariusを聞くならおすすめの他アーティスト

Sonata Arctica

Stratovariusが好きなら、同じくフィンランド出身のSonata Arcticaは間違いなくストライクゾーンです。
デビュー当時は「Stratovariusの正統後継者」と呼ばれ、より若々しく疾走感のあるサウンドと、雪景色が浮かぶようなキラキラとしたキーボードサウンドで一世を風靡しました。「San Sebastian」や「Wolf & Raven」などの初期曲は必聴です。
https://enjoynglish.tokyo/music/artist/rec_sonata_arctica

Dragonforce

こちらもスピードメタルがお好きな方は
https://enjoynglish.tokyo/music/artist/dragonforce/rec_dragonforce