Judas Priestのライブレポート・感想(2018年11月29日))

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ライブ会場まで

今回のライブ会場は東京の有名どころではなく、武蔵野の森総合スポーツプラザという、またまた珍しいところだったので東京とはいえ微妙に無事にたどり着けるか不安でした。さらに、今回は退勤時間的にライブ到着がかなりギリギリで、ライブ前から戦いが始まっていました。
仕事を終え、即駅へのバスへと乗り込みます。だが、ここでいきなり退勤時間のラッシュによる渋滞、、
この時点で暗雲立ち込めており、そこから横須賀線に乗り、武蔵小杉へ。
この武蔵小杉駅で南武線に乗り換えたわけなのですが、武蔵小杉の乗り換え長すぎ!!!
いや、洒落にならないでしょ、噂では聞いてたけど、ここまでクソだとは体験しなきゃわからねー、500mってもはや一駅歩いてるレベルじゃん
乗り換えで体力を使い何とかホームにたどり着き、そこから稲田堤まで移動、そして稲田堤からは京王稲田堤へと乗り換えて目的地の飛田給へと向かいました。京王稲田堤のほうが、全然武蔵小杉よりも乗り換え楽でしたね、はい。
そんなこんなで、ライブ開始前からへとへとになりながらも、なんとか飛田給に到着!!この時、ちょうどライブ開始10分前というかなりのギリギリ。そこから徒歩で10分くらいあるから、まだまだ気が抜けない。
そして、ライブ会場の武蔵野の森総合スポーツプラザへと近づくと、かすかに聞こえる演奏の音!やばい、もうはじまっていると思い、急いで指定席のスタンドへと向かいました!
入ってみた感想としては、想像以上に大きいライブ会場でした。

ライブスタート

会場に入ると、もうすでに新曲のFirepowerをやっているところでした。ライブで生で聞くとギターの音の厚みに大分圧倒されましたね。新曲とはいえ周りはかなりのプリーストファンが多く、皆が既にきちんと予習済みで楽しんでました。その後は、Running Wild,Grinder,Sinner,The Ripperと70年代の曲を当時の粗っぽさを若干残しつつ色褪せない演奏を見せてくれました。後の3曲が良い感じにerで終わってる曲名で、これは狙って並べたのかな?
というか、ロブ・ハルフォード相変わらずハイトーンめっちゃでるのね、もうおじいちゃんなのにすげーや。
その後は、また新作Firepowerからの曲を演奏した後、ジューダスのポップ寄りの名曲、Turbo Loverを投入。背景のエンジンの映像も相まって、とにかくエネルギーのチャージが満タン、サビの大合唱も爽快だったなぁ。その後はフリートウッドマックのカバーの後、Night Comes Downで一旦締め。
第2幕は、新曲からは一気にジューダスの名曲をマシンガンのごとく投入してきました。まずは、疾走ナンバー、Freewheel Burning。ギターの生演奏の疾走っぷりは原曲以上で、ノリノリにならずにいられませんでした。プリーストの暴走に必死に喰らいつく自分たち観客の一体感もすごかったと思います。そこからYou’ve Got Another Thing Comin’という珠玉の名曲へと続きます。ただでさえ名曲なのに合唱もできるんですから、その盛り上がりは凄まじいものでした。このズシズシと行進していく感じが、ヘビーメタルの良いところですよね~、体の奥底からテンションが上がっていくことがヒシヒシと感じられました。

その後、小休止したあと、ロブハルフォードがJudas Priestのシンボルともいえるバイクに乗って登場。生で見ましたけどやっぱりかっこいいっすね~~、この登場の仕方。そして、バイク乗っての演奏で定番のHell Bent For Leatherを熱唱。疾走感とギターのタッピングがエクスタシーを感じさせてくれます。そして、本篇ラストの曲はジューダス最強の曲、スコットのツーバス連打から一気に流れ込むPainkiller、相変わらずロブハルフォードの金切り声シャウトは健在でした。リッチー達のギターもイアンのベースもまさにラストをしめるのにふさわしい素晴らしさでした。なんともいえない爽快感と疾走感、この曲は本当に生で聞きたかったので感激しました。

さて、もちろんこれでライブ終了ではなく、数分したらすぐにアンコール開始です。そしてパーキンソン病で離脱していたグレンを加えてライブ再開!グレンが登場した時の会場の盛り上がりはすさまじかったですね、当然だけど。
最初の曲は、ゆったりとしながらも超絶ヘビーなMetal Godsからスタート。背景の映像がなんかわからないけど良かったです。そして次はプリーストの代表曲ともいえるBreaking The Law、リフといいサビでの合唱といいこういうアンセムが本当に素晴らしいですね!
ラストは定番の、ポップソング Living After Midnightで、今日の楽しかった夜をみんなで振り返りながら終了。なんていうかすごくエモかったです。
演奏が終了し、メンバーがステージで挨拶をしてライブは終了。バックスクリーンにcome backって書いてあったので、また日本に来てくれることを期待してもいいのでしょうかね??