その独特な世界観と音楽性で、毎度リスナーの度肝を抜くセイントヴィンセント。
そんな彼女のおすすめの曲を紹介したいと思います。
St.Vincentとは?
本名はアニー・エリン・クラーク、1982年9月28日、アメリカ・オクラホマで9人兄妹の大家族の5番目に生まれました。
テキサス州ダラスに移住後、12歳でギターをはじめ、2006年、ベガーズ・バンケット・レコードと契約しました。
2007年に1stアルバム『Marry Me』をリリースしました。
2009年、2ndアルバム『Actor』をリリースしました。
2011年、3rdアルバム『Strange Mercy』をリリースし、これが海外メディアのアルバム・レビューでは軒並み高得点をたたき出しました。
2014年、4thアルバム『St.Vincent』をリリースしました。
2017年10月、5thアルバム『Masseduction』をリリースしました。これが、第61回グラミー賞で最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバムにノミネートし、最優秀録音パッケージを受賞しました。
また、収録曲「Masseduction」は最優秀ロック・ソング賞を受賞しました。
2021年5月14日、6thアルバム『Daddy’s Home』をリリースしました。
St.Vincentのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Your Lips Are Red(収録アルバム:Marry Me)
とにかく狂気に満ち溢れたサウンドが衝撃的なホラーギターロックです。ピアノの不協和音も怖いです、なのにどこか何度も聞きたくなる妖しい魅力があります。
Marrow(収録アルバム:Actor)
歪みまくったエレクトロビートをそんなのお構いなしに歌い続けるセイントヴィンセントの世界観がくせになります。
Actor Out of Work(収録アルバム:Actor)
サイケデリックな浮遊感のあるドリーミーながらも、アップテンポなのでけっこうノリノリで聞けます。
Roslyn with Bon Iver(収録アルバム:)
ボン・イヴェールと共作した曲。
ボン・イヴェールがいるので狂気要素はなくアンビエントでしっとりとした落ち着く曲です。
Cheerleader(収録アルバム:Strange Mercy)
抑圧からの女性の解放を歌っている曲です。ギターノイズとエレクトロノイズが唸りまくっています。
Cruel(収録アルバム:Strange Mercy)
明るく前向きなロックらしいメロディーの四つ打ちビートに、ところどころエフェクターで歪んだギターが入ってきて面白い仕上がりになっています。
自分の都合のいいときだけ利用してくる人になぜそんな残酷なことができるのかと痛烈に批判している曲です。
Digital Witness(収録アルバム:St.Vincent)
SNSで映えなどの承認欲求の強い行動をしているひとを痛快に皮肉っている曲です。
メロディもゾクゾクするようなギターが絡み合ってかっこいいです。
Birth in Reverse(収録アルバム:St.Vincent)
メランコリーな空気を電子音とギターが好き放題跳ねまくっておりサイケデリックしてます。
Los Ageless(収録アルバム:Masseduction)
誰もがLos Angelsと一度は間違えてしまう曲名。
ディストーションのかかったギターと浮遊感のあるシンセを前面に押し出しながら、独りで生きていく決意を歌っています。
New York(収録アルバム:Masseduction)
静かで落ち着いた雰囲気の曲で、じっくりと聞き入れます。
また、X JAPANのYOSHIKIともコラボしました。
Pay Your Way in Pain(収録アルバム:Daddy’s Home)
この世界で生きていくことの大変さを歌った曲。メロディが倒錯しまくっていてはっきしいって意味不明です。
2021年ならではのブルースとNMEのインタビューでセイントヴィンセントは語ったみたいですが、なんというか前衛的すぎてジャンル分類は不可能ですね、しいて言うならインディーロックです。
Down(収録アルバム:Daddy’s Home)
エレクトロファンクともいうべきなのか、グルーヴィーなリズムにヴィンセントのボーカルがリズミカルにのっています。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
好きな曲が入っているアルバムからでいいかと思います。
ライブレポート
サマソニ22
おわりに
いかがだったでしょうか。彼女の妖しい独特な世界観に引きずり込ませんでしたか?
ぜひSt.Vincentを聞いてみてください。
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