音楽だけでなく、映画やタレントといったマルチ方面で活躍する、アッシャー。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Usherとは?
Usher Terry Raymond IVことアッシャーは、1978年10月14日にアメリカ合衆国テキサス州ダラスで生まれました。彼の両親、Usher Raymond IIIとジョニータ・パットンは、彼が1歳のときに離婚しました。その後、彼の母親は彼と弟のジェームスを育てるために、チャタヌーガ(テネシー州)に移り住みました。
チャタヌーガでの生活の中で、Usherは幼少期から音楽への興味と才能を発揮し始めました。彼は、St. Elmo Missionary Baptist Churchの聖歌隊で歌うことから音楽の世界に足を踏み入れました。地元で開催されたアマチュアのタレントショーにも頻繁に出場し、その歌声で観客を魅了していました。
Usherの家族は彼の音楽キャリアをさらに発展させるために、彼が12歳のときにジョージア州アトランタに引っ越しました。アトランタは、その当時から多くのアーティストや音楽プロデューサーが集まる音楽のメッカとなっていました。彼はアトランタでさらなる機会を追求し、スターダムへの道を歩み始めました。
彼は、14歳のときにオーディション番組『Star Search』に出演し、そこで注目を集めました。その後、音楽プロデューサーのAJアレクサンダーに見出され、L.A. Reidと彼のレーベルであるLaFace Recordsとのコンタクトにつながりました。1994年にリリースされたデビューアルバム「Usher」は、彼が16歳のときに発表されました。
デビューアルバムのリリース以降、Usherは一連のヒット曲を生み出し、国際的な名声を手にしました。彼の2ndアルバム「My Way」(1997年)と3枚目のアルバム「8701」(2001年)は特に成功を収め、彼の地位を確立しました。彼の音楽キャリアはその後も輝かしいものとなり、数々の賞を受賞し、また映画やテレビ界で活躍しています。
Usherの成功は2000年代を通じて続き、2004年にリリースされたアルバム「Confessions」は、彼のキャリアの中で最も成功したアルバムとなりました。このアルバムには、「Yeah!」、「Burn」、「Confessions Part II」などの大ヒットシングルが収録されており、全世界で千万枚以上の売り上げを記録しました。また、このアルバムで彼は2005年の第47回グラミー賞で、3つのグラミー賞を獲得し、その後も多くの音楽賞に輝きました。
彼は、その後も音楽界で引き続き成功を収め、2010年にリリースされたアルバム「Raymond v. Raymond」や2012年の「Looking 4 Myself」など、コンスタントに新しい音楽を発表しています。また、彼は自分の成功を次世代のアーティストに伝える役割も担っており、その中でも最も有名な例がジャスティン・ビーバーです。Usherは彼の才能を見出し、彼がアイランド・レコードと契約するきっかけを作りました。
Usherの才能は音楽だけに留まらず、映画やテレビ界でも活躍しています。彼は、映画『The Faculty』(1998年)や『She’s All That』(1999年)で俳優デビューを果たしました。その後も、映画『Texas Rangers』(2001年)や『In the Mix』(2005年)など、いくつかの映画やテレビシリーズに出演しています。
また、彼は慈善活動にも熱心で、自身の非営利団体「Usher’s New Look Foundation」を設立しました。この団体は、教育、リーダーシップ、サービスを通じて若者たちにポジティブな影響を与えることを目的としています。彼は、音楽業界だけでなく、社会全体に影響を与えるアーティストとして、多くの人々に愛されています。
Usherのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
You Make Me Wanna(収録アルバム:My Way)
この曲は、Usherのブレイクスルーとなった曲で、彼の青春期の恋愛感情を歌っています。歌詞は切なくも、メロディも落ち着いていながらもキャッチーで親しみやすいものです。
Nice & Slow(収録アルバム:My Way)
このバラード曲は、繊細でセクシーな歌詞が特徴で、Usherのトレードマークである柔らかなメロディが引き立っており、アッシャーの歌唱もクールです。この曲で初の全米一位を獲得しました。
My Way(収録アルバム:My Way)
タイトル曲であり、Usherが彼のスタイルを追求する姿勢を表現した楽曲です。歌詞は自信に満ち、ダンスビートに乗ったファンキーなメロディが心地よいです。
U Remind Me(収録アルバム:8701)
この曲は、元恋人に似た誰かと出会ったときの複雑な感情を描いています。歌詞はリアルで、R&Bのビートに乗ったミドルテンポのメロディが印象的です。
U Got It Bad(収録アルバム:8701)
切ない恋愛感情を伝えるバラードで、若干怠く困惑した様子で歌う心に突き刺さる歌詞と、滑らかなメロディが特徴的です。途中の泣きのギターソロもいいですね。
U Don’t Have to Call(収録アルバム:8701)
浮気しといて復縁を望む歌詞が切ない一方、電話はいらないよと吹っ切れている2面性を感じさせます、ダンスビートに乗ったアップテンポなシンセサイザーのメロディが印象的な一曲です。
Yeah! feat. Lil Jon & Ludacris(収録アルバム: Confessions)
この曲は、Lil JonとLudacrisをフィーチャリングし、クラブでの出会いをテーマにしたアゲアゲなパーティーチューンです。
Usherといえばこの曲のイメージがすごいですね。歌詞は遊び心に満ち、シンセサイザーとドラムマシンを使用したハードでエネルギッシュなビートが、踊りたくなるようなリズムを生み出します。
Burn(収録アルバム: Confessions)
心の中の感情を表現するバラードで、破局後の複雑な気持ちを歌詞に込めています。メロディは感情豊かで、所々流暢で情緒的なサウンドが特徴的なミディアム・スロウ・ナンバーです。
Confessions Part II(収録アルバム: Confessions)
この曲は、秘密や後悔について語る印象的な歌詞が特徴で、心に染みるメロディが引き立っています。
My Boo (with Alicia Keys)(収録アルバム: Confessions)
アリシア・キーズと共演した曲で、過去の恋愛について語るデュエットバラードで、どちらも別々の道を歩んでいる現在も忘れられない相手について歌っています。美しいエレクトーンのメロディが特徴的で、アリシア・キーズとUsherのハーモニーが見事にマッチした楽曲です。歌詞は、過去の恋愛を振り返りながら、互いの存在がまだ心のどこかにあることを伝えています。
Caught Up(収録アルバム: Confessions)
アップテンポなダンスチューンで、歌詞は恋に夢中になる感情を表現しています。メロディはキャッチーで、ダンスフロアで盛り上がること間違いなしです。
Love in This Club feat. Young Jeezy(収録アルバム:Here I Stand)
ヤング・ジージーをフィーチャリングしたタイトル通りクラブでの恋愛をテーマにした曲で、セクシーな歌詞とスローテンポながらも煌びやかなシンセサイザーのメロディが特徴的です。
Moving Mountains(収録アルバム:Here I Stand)
感情的なバラードで、困難な恋愛関係を歌詞に描いています。メロディは哀愁漂い、エモーショナルで力強い歌唱が印象的です。
Here I Stand(収録アルバム:Here I Stand)
タイトルトラックであり、誓いのような歌詞と繊細で心地よいメロディが特徴です。スロウなR&Bバラードは聞いていて心が安らかになりますね。
DJ Got Us Fallin’ in Love feat. Pitbull(収録アルバム:Raymond v. Raymond)
アゲアゲ番長のピットブルとのコラボからわかる通り、ダンスフロアを盛り上げるアップテンポな楽曲で、歌詞はクラブでの出会いを描いています。耳に残るシンセサイザーのキャッチーなメロディが特徴的です。
OMG feat. will.i.am(収録アルバム:Raymond v. Raymond)
エレクトロポップ調のダンスチューンで、歌詞は恋に落ちる瞬間を表現しています。独特なメロディとオートチューンのアッシャーのボーカルが耳に残ります。
Climax(収録アルバム:Looking 4 Myself)
この曲は、感情的なバラードで、失われた恋愛を歌詞に描いています。エレクトロニックな要素が加わりスリリングでクールなメロディが印象的です。
Scream(収録アルバム:Looking 4 Myself)
アップテンポなダンスチューンで、歌詞は官能的な恋愛を表現しています。エネルギッシュなメロディが特徴的です。
サビとか気づいたら口ずさんでしまうキャッチーさがありますよね。
Dive(収録アルバム:Looking 4 Myself)
切ないバラードで、好きすぎてどうしようもない気持ちを描いています。滑らかでしんみりとした心地よいメロディが印象的です。
No Limit feat. Young Thug(収録アルバム:Hard II Love)
ヤングサグをフィーチャリングした曲です。この曲は、Usherの愛への執着を表現する歌詞が特徴で、ドープなヒップホップ調のメロディが印象的です。
Crash(収録アルバム:Hard II Love)
感情的なバラードで、失われた恋愛を取り戻そうとする歌詞が切ない。EDMのトロピカルなエレクトロニックな要素が取り入れられたメロディが印象的です。
Come Thru (with Summer Walker)(収録アルバム:)
サマーウォーカーの曲にフィーチャリングで参加した形になります。
愛する人との深いつながりや関係を表現しています。恋人同士の秘密の出会いや夜の時間を語り、官能的な雰囲気を醸し出しています。メロディは、R&Bとヒップホップの要素が組み合わさった現代的なサウンドです。シンプルでソウルフルなビートに、柔らかく滑らかなシンセサイザーの音色が重ねられています。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
Confessionsからがいいかな~
おわりに
いかがだったでしょうか。けっこうキャッチーで聞きやすい曲が多かったのではないでしょうか。
これを機にぜひUsherを聴いてみてください。
Usher好きにおすすめのアーティスト
Ne-Yo
ポップながらもヒップホップやR&B要素がある感じが似ています