その類稀なる才能で全世界を魅了したスーパースター、プリンス。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Princeとは?
1958年6月7日にアメリカのミネソタ州ミネアポリスにて生まれます。
ジュニアハイスクール時代に、友人や従兄弟らと共にバンドを結成したプリンスは長じるにつれ頭角を現し、1978年に1stアルバム『For You』でデビューします。
1979年、2ndアルバム『Prince』をリリースし、「I Wanna Be Your Lover」がR&Bチャートでヒットしました。
1981年には4thアルバム『Controversy』をリリースし、1982年頃から、プリンスはバックバンドをザ・レヴォリューションと名付けた。それに伴い、アーティスト表記もプリンス単独名義からプリンス・アンド・ザ・レヴォリューションに変えました。
2枚組の5thアルバム『1999』をリリースしこれがヒットしいよいよブレイクします。
1984年、自伝的映画『プリンス/パープル・レイン』で映画初主演、そのサウンドトラックとして6thアルバム『Purple Rain』をリリースし、これが大ヒットし全世界で1500万枚を売り上げ、さらには映画も同年の第57回アカデミー賞で歌曲・編曲賞を受賞しました。
1986年に7アルバム『Parade』をリリース、この年、Parade tour で初の来日公演を果たしている。バックバンドザ・レヴォリューションは、このツアーの横浜スタジアムでの千秋楽を最後に解散しました。
1989年、映画『バットマン』のサウンドトラックを担当しました。
1992年には発音不能のシンボル・マークをアーティスト名に冠して話題を呼びました。
1995年には遂に18年間所属していたワーナー・ブラザーズから離脱し、翌96年には自身のレーベルNPGをスタートさせmした。
2004年にはロックの殿堂入りを果たしました。
2016年4月15日、自家用ジェット機で移動中、体調が悪化し病院に緊急搬送されるも、4月21日ミネソタ州の自宅兼スタジオのペイズリー・パーク・スタジ内にて死亡が確認されました。
Princeのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Soft and Wet(収録アルバム:For You)
プリンスの初のシングル曲で、楽器もコーラスもすべて自分で演奏しています。
プリンスの原点として彼のファンクルーツをうかがえます。
I Wanna Be Your Lover(収録アルバム:Prince)
終始ファルセットで歌い上げるドリーミーな初期のプリンスの名曲です。
当時のモータウンサウンドっぽい仕上がりがいいですね。
Controversy(収録アルバム:Controversy)
ギターのグルーヴィーなサウンドに、抑揚の効いたエフェクトとのハモリが革新的な曲です。
Little Red Corvette(収録アルバム:1999)
ニューウェイブっぽいチープさ、ドラムマシンの打ち込みと逆に味わい深い曲です。
赤くて可愛いコルベット、コルヴェットはスポーツカーの名前ですが、飛ばし過ぎて付いていけない女性についての比喩です。
Delirious(収録アルバム:1999)
ファンキーさに全振りしたサウンドでクセになるリズムです。
1999(収録アルバム:1999)
イントロは不協和ですが能天気にファンキーにどんどんと盛り上がっていきます。
当時の冷戦を反映し核戦争についた歌っています。
Purple Rain(収録アルバム:Purple Rain)
まさにプリンスともいえる最強のバラード。エモーショナルなギターがより感情の琴線に触れますね。
雨の日に聞くとさらに風情があっていいですよ。
Let’s Go Crazy(収録アルバム:Purple Rain)
とにかく踊り狂おうぜというアゲアゲなダンスチューン。跳ねる音の粒が心も体も躍らせてきますね。
When Doves Cry(収録アルバム:Purple Rain)
ベースがないというのが斬新な曲。独特なビートダウンが聴く者を唸らせます。
平和の象徴であるハトが泣く時を、愛している人を傷つけてしまった悲劇とアナロジーしています。
I Would Die 4 U(収録アルバム:Purple Rain)
多幸感のある賑やかな曲で、ギターリフがドラムの打ち込み代わりになっているのですが、それが曲を新鮮なものにしています。
Take Me with U(収録アルバム:Purple Rain)
妖しげながらもアゲアゲなポップソングです。爽快感が青春っぽくていいですね。
Raspberry Beret(収録アルバム:Around the World in a Day)
サビのメロディが綺麗なヒッピーでサイケデリックなポップソングです。聴いていて朗らかで優しい気持ちになります。
Pop Life(収録アルバム:Around the World in a Day)
麻薬を毛嫌いしていた殿下が、10代のコカイン中毒についてうたっています。
どこか破滅的な脆さを感じる曲です。
Kiss(収録アルバム:Parade)
ベースがないけどファンキーなリズムなのは素晴らしいですね。
強烈なインパクトと官能的なサウンドは、まさにセクシーな音楽です。
極限まで無駄を削ぎ落して、そこにちょっと隠し味レベルでギター入れると、こんな名曲が生まれるのかと驚愕しますね。
Sign o’ the Times(収録アルバム:Sign of the Times)
ベースとシンセサイザーによって組み立てられた簡素なメロディですが、そこに社会の不幸について痛烈に歌い上げています。
U Got the Look(収録アルバム:Sign of the Times)
シーナイーストンとのデュエット曲です。ファンクなギターリフに、破裂的なパーカッションが印象的な曲です。
Cream(収録アルバム:Diamonds and Pearls)
落ち着いた雰囲気で、打ち込みメインの曲ですが、所々挿入されるギターやシンセがなんていうか妖艶なムードを増しています。
Diamonds and Pearls(収録アルバム:Diamonds and Pearls)
美しいメロディでスタンダードなコンテンポラリーバラードとなっている王道ソングです。。
煌びやかながらも、途中のギターが荘厳だったり見所タップリです。
Alphabet Street(収録アルバム: Lovesexy)
歌詞は卑猥でエロティックで煩悩満々です。軽快なギターサウンドと重々しいベースサウンドのコントラストがいいですね。
Batdance(収録アルバム: Batman(Soundtrack))
映画『バットマン』とのコラボソングで、色々とお遊び心満載ですが、それを踏まえても滅茶苦茶かっこいい曲に仕上がっています。
農協牛乳!の空耳でもおなじみですね。
The Most Beautiful Girl in the World(収録アルバム:The Gold Experience )
究極の求愛ソングです。後にプリンスの妻となるマイテへのラブ・ソングと言われていますが、万人に受ける曲になっています。
こんなの歌われたら惚れるしかないですよね。
Gold(収録アルバム:The Gold Experience )
この世において本当に大切で光輝いているものは何かを問いかける煌びやかながらも骨太なロックバラードです。
I Hate U(収録アルバム:The Gold Experience )
甘美に愛情と憎悪、両方の感情を歌い上げており複雑な感情を見事に音楽に昇華しています。
後味の悪さがないのがいいですね。
Endorphinmachine(収録アルバム:The Gold Experience )
K-1のテーマ曲としておなじみの曲。リフがかっこよくて大分ハードロックしていてかっこいいですね。
Black Sweat(収録アルバム:3121)
2000年代のプリンスの中でも特に輝いている曲。
最小限のサウンドでシンセノイズでソウルファンクを表現しています。
Baltimore(収録アルバム:)
2015年のボルティモアで黒人青年が警察官に拘束され護送中に亡くなった事件を受け書かれた曲。
歌詞は怒りですが、メロディは上品に仕上げており、コーラスといいストリングスといい、さすがのプリンスサウンドです。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
名盤『Purple Rain』から聴きましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか。
ぜひこれを機にPrinceを聞いてみてください
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