ベルギーの首都、ブリュッセルのおすすめ観光地

Pocket

ロシアW杯の決勝トーナメントで日本との見事な戦いを見せてくれた、ベルギー。
国としては、チョコやワッフルが有名ですが、もちろんそれ以外にもたくさんの魅力が存在します。
そんなベルギーの首都、ブリュッセルのおすすめの観光地を紹介したいと思います。

観光地

小便小僧

最近ではあまり聞かなくなりましたが、それでも依然知名度でいえば抜群のキャラクター小便小僧。ただ、これがベルギー由来だということを知っている人は少ないのではないでしょうか。ブリュッセルの市街地に小便小僧像はひっそりと存在しています。世界三大がっかり観光地としても有名ですね。
ちなみに小便小僧の由来は、ダイナマイトの導火線を小便で鎮火したというエピソードがもとになっているらしいです。(なお、現在ではダイナマイトの導火線は、そのような方法では鎮火できないので注意(笑))

アトミウム


日本でいう東京タワー的な存在をブリュッセルでいうならこれ。とはいっても郊外なので、ブリュッセルの街並みを遠くに見るという感じになりますが。
特徴は名前にもなっている通り、この分子構造を模したような建造物です。1958年の万国博覧会の際にモニュメントとして建造されました。

ギャルリーサンチュベール

1847年に建造されたヨーロッパ最古のショッピングモールといわれている場所です。一面を覆う壮大なアーケードにはいつ行っても目を奪われてしまいます、行ってみると写真以上に開放的でいいですよ!
高級ブランドからおしゃれなカフェ・レストランまで様々な店がずらりと並びます。

グランプラス


ブリュッセルの広場といえば、ここでしょう。とにかく周囲の金色の建物には度肝を抜かれますね。市庁舎や王の家といった歴史的建造物に囲まれています。ここ、グランプラスではほぼ毎日花市が開かれており、まさに市民の憩いの場となっています。
以下、グランプラスに存在する観光地を紹介します。

市庁舎


ゴシック様式で建造された高さ約96メートルの建物。塔の頂上の金色の像はブリュッセルの守護聖人、大天使ミカエルです。建物が非対称なことでも有名ですね。

ブリュッセル市立博物館


別名「王の家」とも呼ばれているこの博物館。1563年に建造された石造りの館です。スペイン・ハプスブルク家の支配時代にはスペイン政庁として利用され、新教徒を監禁する牢獄としても使われていました。1872年に再建され、ネオゴシック様式を模した建物になりました。現在は、博物館として、ブリュッセルの歴史や小便小僧の衣装などが展示されています。
なお実際には王が住んだことはない模様。

ギルドハウス


中世ヨーロッパの同業者組合の屋敷で、ギルドハウスの屋根にはそれぞれの職業組合を現すモチーフ像が掲げられています。

ブリュッセル王宮


ブリュッセルの中心部にある1904年に完成した王宮。現在は迎賓館として用いられ、外から見るだけでも、黄金に装飾された柵や門の煌びやかさに見入ってしまいます。内部は、大理石で作られた正面階段や豪華な回廊と外面に引けを取らないものとなっております。
夏の一部期間は無料で公開されているみたいです。
イギリスロンドンのバッキンガム宮殿にも引けを取らないほどの荘厳さを持っていると思います。

サン・ミッシェル大聖堂


ゴシック様式の聖堂。13世紀から15世紀にかけて建造された。
カール5世の戴冠式やベルギー王族の結婚式等で利用された由緒ある教会。美しいステンドグラスでも有名である。

ミニ ヨーロッパ


ヨーロッパの有名スポットの数百ものレプリカが展示されたヨーロッパ各地の観光名所を楽しめちゃう夢のようなテーマパーク。80都市以上350箇所以上の展示物があり、エッフェル塔やピサの斜塔やベルリンの壁といったものが存在します。

ベルギー王立美術館


1803年にオープンされてから、のべ200年以上の歴史を持つ美術館。目の前の広場はロワイヤル広場です。4つの美術館から成り立っており、18世紀までの作品を収めた古典美術館。19~20世紀の作品を収めた近代美術館。マグリット美術館が有名である。有名な作品としては、

  • ピグマリオン Pygmalion — ポール・デルヴォー
  • イカロスの墜落 Landscape with the Fall of Icarus — ピーテル・ブリューゲル (父)
  • 聖リヴィナスの殉教 The Martyrdom of Saint Livinus — ピーテル・パウル・ルーベンス
  • マラーの死 The Death of Marat — ジャック・ルイ・ダヴィッド

芸術の丘


フランス式庭園の丘で、ブリュッセルの町のちょうど中腹に位置します。ブリュッセルの市街地の見晴らしも素晴らしいので、庭園以外も十二分に楽しめます。

楽器博物館


1899年築のアールヌーヴォー建築により建てられた、世界中のありとあらゆるアンティークな楽器がコレクションされている博物館です。ピアノやバイオリンといった有名な楽器から、世界各地固有の民族楽器まで幅広く展示されているので、楽しみやすいかと思います。
また、この建物の屋上はブリュッセルの街並みを一望する隠れスポットとして個人的におすすめです。

カカオチョコレート博物館


チョコレートの製造体験や、チョコレートにまつわる歴史等が楽しめる博物館。もちろんチョコレートも販売されていますよ。
こじんまりとした感じですが、十分にチョコレートを楽しめますよ。

EU本部


受験等の勉強でブリュッセルという都市名を聞くタイミングはEUの本部が存在している都市としてではないでしょうか。とにかく本部らしく、すごく大きなビルです。たなびく旗がかっこいいです。時間に余裕があるのならぜひ。

おわりに

チョコやワッフル以外にも、ベルギーの首都ブリュッセルには魅力的な場所がたくさんあることが分かっていただけたでしょうか。