Thundercatのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Drew Yorke for The Come Up Show, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
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巧みなベースプレイや独特なボーカルスタイルのエキセントリックさが人気のサンダーキャット。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。

Thundercatとは?

Thundercat(本名:Stephen Lee Bruner)は、アメリカのベーシスト、シンガーソングライター、そしてプロデューサーです。
彼は1984年10月19日にカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。彼の家族は音楽一家であり、父親であるロナルド・ブルーナー・シニアはプロのドラマー、兄であるロナルド・ブルーナー・ジュニアもドラマーとして活動しています。このような家庭環境から、彼は幼いころから音楽に親しんで育ちました。
Thundercatは若い頃からベースを始め、18歳でSuicidal Tendenciesに加入しました。彼はその他にも、Erykah BaduやFlying Lotusといったアーティストとのコラボレーションを経て、独自の音楽スタイルを確立しました。
2011年に彼はデビューアルバム『The Golden Age of Apocalypse』は、彼の名声を確立するきっかけとなりました。
2013年に2ndアルバム『Apocalypse』をリリースしました。
2015年にケンドリック・ラマーのアルバム『To Pimp A Butterfly』にベーシストとして参加。2016年には同アルバム内の楽曲「These Walls」がグラミー賞最優秀ラップ/サング・コラボレーション賞に選出されたことにより、グラミー賞受賞者となりました。
2017年にリリースされた3rdアルバム『Drunk』でさらなる成功を収め、幅広い層から注目を浴びました。
2020年に4thアルバム『It Is What It Is』をリリースしました。

Thundercatのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム

Heartbreaks + Setbacks(収録アルバム:Apocalypse)

この曲は、エレクトロニックなサウンドとネオソウルの要素を取り入れたメロディが魅力的です。切ない歌詞と独特のハーモニーが心地よい雰囲気を作り出しています。歌詞は心の痛みや困難を乗り越える力について歌っており、リスナーに勇気を与えるエモーショナルなバラードです。

Tron Song(収録アルバム:Apocalypse)


この曲は、エレクトロニックなサウンドと美しいメロディが特徴的で、幻想的でアンビエントな雰囲気が漂います。幻想的なサウンドデザインが独特の世界観を表現しています。

Oh Sheit It’s X(収録アルバム:Apocalypse)

この楽曲は、ディスコとファンクの要素が組み合わさった踊れるメロディのダンスナンバーです。エネルギッシュなリズムとパーティをエンジョイしているキャッチーな歌詞が、リスナーを楽しませます。

Lone Wolf and Cub(収録アルバム:The Beyond / Where the Giants Roam)

楽曲は、アンビエントな雰囲気とジャズの要素を融合させた独創的なサウンドが特徴的です。楽曲全体に渡って、多様なエレクトロニックなサウンドや打楽器が絶妙に組み合わされており、まるで音の絨毯の上を漂うかのような感覚を呼び起こします。歌詞の方は、孤独な戦士(Lone Wolf)とその子供(Cub)の物語にインスパイアされており、愛と闘い、そして生き抜くことの困難さについて詠んでいます。

Them Changes(収録アルバム:Drunk)

この曲は、ファンキーでグルーヴィなベースラインが印象的なメロディと彼の独特な歌声が印象的です。エネルギッシュなドラムパターンと共に、多彩な音色が展開されます。歌詞は恋愛における変化と苦しみについて歌っており、音楽性の幅広さが感じられます。

A Fan’s Mail (Tron Song Suite II)(収録アルバム:Drunk)

この曲は、「Tron Song」の続編として制作され、エレクトロニックなサウンドと美しいメロディが引き続き特徴的です。さらに進化したサウンドデザインと独特の世界観が楽しめます。

Walk On By (featuring Kendrick Lamar)(収録アルバム:Drunk)

この曲は、スムーズで美しいメロディとハーモニーが印象的で、Kendrick Lamarがラップパートでフィーチャリングされています。ネオソウルとジャズの要素が組み合わさった独特のサウンドが魅力的で、失われた愛について、痛みと悲しみを深く描いています。

2018年のグラミー賞のラップ部門を受賞するとともに、そこでのパフォーマンスで全世界を席巻し(あの明石家さんまさんをして、あいつかっこいいわ...

Friend Zone(収録アルバム:Drunk)

この楽曲は、軽快なアップテンポなリズムとキャッチーなメロディが特徴で、恋愛のフレンドゾーンについてユーモラスに歌っています。エレクトロニックなシンセサウンドが随所に織り込まれています。

Show You The Way (featuring Michael McDonald and Kenny Loggins)(収録アルバム:Drunk)


この曲は、スムーズなメロディとハーモニーが特徴で、Michael McDonaldとKenny Logginsがフィーチャリングされています。ソウルフルな歌声が絡み合って、柔らかいピアノとハーモニーが心地良い雰囲気を醸し出します。愛と希望について語り、心に残るメッセージが込められています。

Tokyo(収録アルバム:Drunk)

日本の東京にインスパイアされた曲で、エレクトロニックなサウンドと彼の独特な歌声が組み合わさります。歌詞は東京での冒険や感動を描いており、異文化体験を表現した楽曲です。
若干、クラフトワークっぽさを感じますね。

King of the Hill (feat. BADBADNOTGOOD & Flying Lotus)(収録アルバム:Brinfeeder X)


この曲は、エレクトロニックとジャズの要素を融合させた独創的なメロディが特徴です。Flying Lotusとのコラボレーションにより、サウンドデザインがさらに磨かれています。

Dragonball Durag(収録アルバム: It Is What It Is)

この楽曲は、ファンキーでグルーヴィなベースラインとキャッチーなメロディが特徴です。歌詞はユーモラスであり、アニメ『ドラゴンボール』のデュラグ(頭巾)を着用していることに言及しています。まさにリスナーを楽しませるエンターテイニングな一曲です。

Black Qualls (featuring Steve Lacy and Steve Arrington)(収録アルバム: It Is What It Is)

スムーズでソウルフルなメロディが魅力で、Steve LacyとSteve Arringtonがフィーチャリングされています。シンプルなベースラインと軽快なリズムが印象的です。

まとめ

個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム

  1. Them Changes
  2. Dragonball Durag
  3. Tron Song

Drunkから聴きましょう!

おわりに

いかがだったでしょうか。独特なグルーヴが癖になりますよね。
これを機にThundercatをぜひ聞いてみてください。

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