いまだなお世界で、その曲が流され、そして愛され続けるバンド、クイーン。
そんなクイーンのおすすめの曲を、紹介したいと思います。
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Queenとは?
ブライアン・メイとロジャー・テイラーの在籍していたバンド「スマイル」がクイーンの母体となった。それに紆余曲折がありながら、フレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンが加入し1971年に結成される。
1973年に1stアルバム『Queen』をリリース。これが、レッドツェッペリンやディープパープルの二番煎じとメディアからは酷評される。そんな状況でも1974年に2ndアルバム『Queen Ⅱ』をリリース。これで評価が良くなったわけではないものの、シングル『Seven Seas of Rhye』がヒットし、ここからクイーン伝説の階段を駆け上り始める。
1974年、3rdアルバム『Sheer Heart Attack』からの、シングル『Killer Queen』が全英2位のヒットをし、1975年に世界ツアーを開始する。4月に初来日し、日本ではルックスや音楽性で早くからかなりの人気があったので、空港には1200人のファンが押し寄せ、武道館ライブは成功を収めた。その勢いのまま10月には4thアルバム『A Night At The Opera』をリリース。ここからのシングル『Bohemian Rhapsody』が9週連続全英一位を記録する大ヒットになり、一気に世界的人気ロックバンドの仲間入りを果たす。クイーンに批判的だったメディアからも非常に高い評価を得ました。1976年、軌道に乗ったクイーンはアメリカ、日本、オーストラリアなどで次々とツアーを敢行する。1976年に5thアルバム『A Dat At The Races』をリリース。シングル『Somebody to Love』をはじめとしてヒット。1977年に6thアルバム『News of the World』をリリース。収録曲『We Are The Champions』、『We Will Rock You』は今でも世界中で愛されている名曲ですね。1978年にはヨーロッパ9カ国でツアーを開催。6年目にして初のフランスでのコンサートも成功を収めた。7thアルバム『Jazz』をリリース、この頃からロック一本ではなく、バラエティに富んだサウンドと楽曲を展開しはじめている。1980年に、先行ヒットシングル『Crazy Little Things Called Love』を収録した8thアルバム『Game』をリリース。ディスコ調を意識した本作はアメリカでの最大のヒットとなった。1981年、ベスト盤となる『Greatest Hits』をリリース。本作ばイギリス史上最も売れたアルバムである。この後、一時期各メンバーはソロ活動へと力を入れ始める。1984年11thアルバム『The Works』をリリース。この頃はメンバー間の仲が、かなり険悪になっており、後述のLIVE AIDがなければ解散していた可能性もあるほどでした。そんな中でむかえた1985年のら20世紀最大のチャリティーコンサート、LIVE AIDでクイーンは出演バンドの中でも最大の6曲の演奏をする。このクイーンの圧倒的なライブは、スタジアムの観客やライブが中継された国々のファンからも絶大な反響があり、世界各国でクイーンのアルバムがチャートを急上昇し、それにより再結束。1986年に12thアルバム『Kind of Magic』をリリースし、アルバム発表後の「マジック・ツアー」では、ヨーロッパ諸国の全26公演で200万人以上の観客を動員。中でもウェンブリー・スタジアムで行われたコンサートは2日間で15万人の観客動員を記録し、ライブは大成功となった。しかし、これがクイーン4人での最後のライブツアーとなる。「マジック・ツアー」の成功以来、メンバーは各自ソロ活動を行っていたが、1988年1月にはスタジオに再集結し、アルバムの制作を開始。1989年5月に、約2年ぶりの13thアルバム『The Miracle』をリリース。しかし、このアルバムのツアーは敢行されなかった。そして、この頃よりフレディ・マーキュリーのエイズ疑惑が囁かれ始める。1991年初頭に、前作からわずか1年あまりで14thアルバム『Innuendo』をリリース。サウンドは原点回帰ともいえる初期の頃を彷彿させるものであった。本作も相変わらず世界でヒットしたが、この頃すでにマーキュリーの体は病気に侵されていた。そして、1991年11月23日、マーキュリーの自宅前で記者会見が行われ、スポークスマンを通じてエイズに発症していることについての声明文を発表。しかし、翌24日、フレディ・マーキュリーはHIVによる免疫不全が原因となって引き起こされたニューモシスチス肺炎により45歳という若さで死去。亡くなった1991年は、奇しくもクイーン結成20年目だった。マーキュリーが死んだことによって世界中に衝撃が走り、葬儀会場は世界中から駆けつけたファンの花束で埋め尽くされた。フレディの死後、クイーンの作品が軒並みチャートイン。1992年に追悼コンサートが行われる。1995年ジョン・ディーコン在籍最後のアルバム『Made in Heaven』がリリース。
2004年に、ポール・ロジャースと共に、ライブ活動を再開。2009年に終了する。その後、2012年には天才若手ボーカリスト、アダム・ランバートと共にクイーンのライブ活動を再開する。
このように、フレディ亡き今も、クイーン伝説は終わりをしらずに続いています。
どうでもいい情報だと思いますが、好きなバンドといわれたら僕はクイーンと答えます。本当に大好きなバンドです。
Queenのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム(後期)
Fat Bottomed Girls(収録アルバム:Jazz)
ミドルテンポだけど、サビとかコーラスといいメロディといいキャッチーで楽しげな雰囲気でノリノリになれる曲です。そして、どこか懐かしげな雰囲気もあり、聞いていてすごくエモくなります。
Bicycle Race(収録アルバム:Jazz)
とにかくアホみたいに、バイク乗りてー、っていってる曲として有名ですね(笑)
コーラスが曲をユニークなものにしていますね、途中のゆったりパートも、レースの休息みたいでいいですね。
Don’t Stop Me Now(収録アルバム:Jazz)
ピアノのイントロ部分で少しずつ心をみなぎらせていき、ボーカルの ‘causeのかけ声をイグニッションに一気にスピード全開になる曲。とにかくアップテンポでテンションを上げるのに持って来いの曲。
ノエビア、コスモ石油、キリンのCMでも使われていたりと有名な曲ではないでしょうか。
Another One Bites the Dust(収録アルバム:The Game)
ベースのジョン・ディーコン作曲のディスコソング。
ファンク要素も強く、ベースがとにかくかっこいい曲ですね。というか、ドラムは単調だし、ギターの出番ほとんどないし(笑)カラオケとかで歌ってみるとわかると思いますが、サビのボーカルはかなりの迫力で、さすがフレディと思います。
ジョジョだと吉良吉影の第3の爆弾の元ネタとして有名ですね(笑)
Play The Game(収録アルバム:The Game)
どこか侘しい感じを漂わせながら、everybody play the gameと歌い上げるフレディが感傷的です。
人生に疲れたときとかに聞くとかなり癒されます。
Crazy Little Thing Called Love(収録アルバム:The Game)
エルヴィス・プレスリーを意識して作ったといわれる曲。実際に、60年代の雰囲気全開の曲です。軽快な曲って表現がぴったりあうくらい、軽快なリズムにノリノリになれます。
Save Me(収録アルバム:The Game)
ピアノとギターとベースの優しいverse部分と、サビで力強く歌い上げるフレディが印象に残る曲。
Flash’s Theme(収録アルバム:Flash Gordon)
繰り返し流れてくる、Flash Ah~♪のフレーズが耳に残る曲。
クイーンの中でもかなり異質な曲。
Under Pressure with David Bowie(収録アルバム:Hot Space)
希代の天才、デヴィッド・ボウイとの共作。かなり面白みのある曲で、まさに唯一無二感がすごい曲です。
二人の天才の個性がぶつかりあっており、謎のフレーズがてんこもりですが、なんの違和感もなく曲の一部に溶け込んでいますね。
いつ聴いても新しい時代を予感させる雰囲気を持ってます。
Radio Ga Ga(収録アルバム:The Works)
ドラムのロジャー・テイラーが、ラジオへの想いを綴った曲。時代遅れだけど応援しているぞ!っていう曲で、メロディもどこかしらノスタルジックで心地いい気分にしてくれる音作りになっています。ちなみにLady GaGaの名前の由来は、このタイトルをもじったものです。
Hammer To Fall(収録アルバム:The Works)
昔のようなハード調の路線の曲。ブライアンメイのギターソロが、情緒的であり骨太でもありとくそかっこいいです。歌詞もかなりの応援ソングとなっていて聞いているとそれだけで元気が出ます。
特にライブだとそのカッコよさは倍増します、Live Aidでのパフォーマンスは必見もの。
I Want to Break Free(収録アルバム:The Works)
開放感にあふれる曲。イントロのキーボードからゴスペルな雰囲気を漂わせた後は、面白くて明るいポップな曲になります。ディーコンらしい曲です。MVの女装は面白いので必聴です。
こめられたメッセージがストレートなのも力強くて惹かれます。
One Vision(収録アルバム:A Kind of Magic)
ライブエイドの成功により、勢いを取り戻したことによりシングルカットされた曲。映画「IRON EAGLE」のテーマソング。
シンセとギターの絶妙なミックスが、臨場感あってスリリングです!
Who Wants to Live Forever(収録アルバム:A Kind of Magic)
テンポはゆったりめですが、フレディの力強いボーカルにとにかく自由になりたいんだ!っていう力強い意志を感じます。この80年代を感じさせる音作りもいいですね。
Friends will be Friends(収録アルバム:A Kind of Magic)
ジョンディーコンが作詞作曲の曲。クイーンの曲の中でも特に優しさに溢れる曲。また、最後のライブツアーでは定番の流れのウィウィルロックユーと伝説のチャンピオンの中に挿入された。
I Want It All(収録アルバム:The Miracle)
クイーンの王道っぷりが感じられる曲。ストレートな歌詞の内容が、ストレートでいいですね。
ギターソロもうねりまくっていてかっこいいです。
Breakthru(収録アルバム:The Miracle)
とにかく勢いと爽快感があっていいですね。ブライアンメイの妙にディレイがかったギターが良い味出してます。
Innuendo(収録アルバム:Innuendo)
ハードロック路線へと原点回帰したといわれるアルバム、Innuendoを象徴するタイトル曲。とにかく起伏に富んだ展開、歌詞がまさに人生かのようです。途中のフラメンコパートと劇場っぽい雰囲気のミックスになった部分とか、いったいどういう発想でこんな音が作れるのかとただただ感嘆するのみです。
最後の最後に原点回帰っていうのが、ドラマティックでいいですよね。
The Show Must Go On(収録アルバム:Innuendo)
何があってもショーは続き続ける、まさにフレディ・マーキュリー、しいてはクイーンというバンドの生きざまを象徴している曲です。
MVの今までの曲のMVが走馬灯のように編集されているのとか、結末を知っていると涙なしでは見られません。
These Are the Days of Our Lives(収録アルバム:Innuendo)
フレディの最期を知っていると余計涙なしでは聞けない曲です。今までの自分の素晴らしい人生に対して感謝を伝えています。
Let Me Live(収録アルバム:Made in Heaven)
悲しくて、切なくて、優しくて、温かくて、そして元気の出る曲です。
3人のヴォーカル、女性コーラスともに素晴らしく、曲をドラマティックに盛り上げてます。
Made in Heaven(収録アルバム:Made in Heaven)
多重に録音されているフレディのボーカルがまさしく天国からコンサートをしているかのようです。悲しげでもあり明るい雰囲気でもある不思議な感じが、死を受け入れていた彼にしか表現できない世界だと感じられます。
Too Much Love Will Kill You(収録アルバム:Made in Heaven)
優しく包み込んでくれるかのようなメロディに、フレディの力強いボーカルに心が打たれます。愛に行きた彼はまさに生涯に一片の悔いはなかったでしょう。
It’s a Beautiful Day(収録アルバム:Made in Heaven)
フレディ亡きあと、未公開音源を基に作成されたアルバム、Made in Heaven収録曲。
そのスタートを飾る曲、朝の静けさと喧騒をうまく表現できてると思います。
I was born to Love You(収録アルバム:Made in Heaven)
実はフレディ・マーキュリーのソロの曲なのですが、クイーンの曲として有名になってますね。とにかくベタでストレートな歌詞とメロディ展開、一周回って非常に心地いですね。最後のEvery single day of my lifeのシャウトとかシンプルにかっこいいです。
木村卓也主演のドラマ『グッドラック』でも使われていましたしね。
No-One but You (Only the Good Die Young)(収録アルバム:Greatest Hits III)
この曲は知らない人も多いかと思いますが、これはフレディ追悼コンサートのライブ音源等をまとめたGreatest Hits 3に新曲として収録されたものです。亡きフレディへと捧げられた曲なのですが、涙なしでは聞けませんねこれは。特に最後の Cry for Nothing, Cry for No One, No One But Youのフレーズと哀愁漂う演奏が尊すぎます。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
- Don’t Stop Me Now
- I was born to Love You
- Another One Bites the Dust
- The Show Must Go On
- Under Pressure
Jazzとかバラエティ豊かでいいですよ~、原点回帰したInnuendoもグッド!!
ベスト盤のGreatest Hits ⅱでもいいですよ!
おわりに
いかがだったでしょうか。これでとりあえずクイーンの一通りのおすすめ曲を紹介できたかなと思います。
今回紹介した以外にも、まだまだたくさんおすすめしたい曲はあるので、これを機にクイーンに興味を持ったらぜひ見てみてください!
part1はこちらです。
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