イギリスを代表する伝説的なハードロックバンド、ロック史の中でも、もっとも影響力があり、革新的で、成功を収めたバンド、レッド・ツェッペリン。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Led Zeppelinとは?
ヤードバーズの活動をしていたジミー・ペイジが新たな音楽性のバンドを模索したいとして結成したバンド。ロバート・プラントが紹介で加わり、共演経験のあるジョン・ポール・ジョーンズをベースに加え、最後にドラマーのジョン・ボーナム(通称、ボンゾ)が加入しました。ボンゾの加入はけっこう難航したらしく、最後はかなり強引な勧誘となりました。
1968年に1stアルバム『Led Zeppelin』をリリース、デビューしたてのバンドにもかかわらず音楽シーンに衝撃を与えると同時に広い人気を得ました。立て続けに、2ndアルバム『Led Zeppelin 2』をリリース。英米共に7週連続1位という驚異的な結果に。一気にトップバンドとなります。
これ以降リリースしたアルバムは、7thアルバム『Presence』までどれもメガヒットというまさに70年代を代表するバンドです。
ただ、ライブ活動に関しては、1972年以降は、1973年のアメリカライブ以降は控えており、色々な不幸が偶発したりして、時々行われるのみでした。
そんな状況でしたが、1980年に久しぶりに大きなツアーを敢行し、ヨーロッパの次にアメリカに向かうはずでした。しかし、1980年9月24日のドラマーのジョン・ボーナムがホテルの寝室で酔った後に吐瀉物を詰まらせての窒息による事故死という非業の死を迎えます。そして、「彼なしでのバンド継続は無理」と判断されたため、解散となります。
1995年にロックの殿堂入りを果たしました。
Led Zeppelinのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Good Times Bad Times(収録アルバム:Led Zeppelin)
ツェッペリン伝説の始まりを告げた曲。
若干、変則なリズムながらも、シンプルなロックンロールが聞いていて爽快です。
Communication Breakdown(収録アルバム:Led Zeppelin)
疾走感溢れるハードロックナンバーでザクザクとしたリフといい暴れまくるベースライン、過激すぎるほどにヘヴィ且つ大胆なドラミング、プラントの高音シャウトととにかくカッコいい!
Dazed and Confused(収録アルバム:Led Zeppelin)
ダークで怪しげな雰囲気どっぷりな曲。この曲はプラントの迫力満点のボーカルが目玉でしょう。
そして、中盤からギアを上げてどんどん狂っていく様はもはやアートです。
Babe I’m Gonna Leave You(収録アルバム:Led Zeppelin)
カバー曲。
深みのあるブルージーなバラードに、熟成された情熱が聞き手を唸らせます。
Whole Lotta Love(収録アルバム:Led Zeppelin Ⅱ)
グルーヴィーでクセのあるリフが印象的な曲。シンプルだけれどもヘヴィなリフ、ボンゾのパワフルなドラミングがカッコいいですよ。
Heartbreaker(収録アルバム:Led Zeppelin Ⅱ)
ヘヴィに怪しく畳みかけるリフがカッコいいですね。途中で半音あがるとこなんかもグッド。
ふにゃふにゃなギターソロも、、うん悪くないよ(笑)
Immigrant Song(収録アルバム:Led Zeppelin Ⅲ)
プロレスのブロディの入場テーマとしておなじみなのでよく流れているので知っている人も多いのではないでしょうか。印象的なリフにリズミカルなベースとドラムが聞いていてノリノリになります。
エスニックでワイルドな雰囲気が移民っぽくてタイトルがピッタリです。
Since I’ve Been Loving You(収録アルバム:Led Zeppelin Ⅲ)
渋く哀愁たっぷりの泣きのブルースギターがたまらない一曲。
官能的なギター、情熱的なシャウトが夜にしっとりと一人でバーで酒を飲むのにぴったりな怪しげで艶やかな雰囲気を醸し出しています。
Stairway to Heaven(収録アルバム:LED ZEPPELIN Ⅳ)
作詞と作曲はロバートプラントとジミーペイジの共作です。ロック史に残る名曲。
イントロの哀愁漂うアルペジオからもうハラハラします。8分もの長作だけあって、かなりドラマティックな展開ですけど、最後まで飽きることなんてありません。
中盤から後半に向けてどんどんと盛り上がっていく怒涛の展開がたまらないです。最後にジミーペイジのハードなギターソロとプラントの迫力あるボーカルなんて昇天モノです。
Black Dog(収録アルバム:LED ZEPPELIN Ⅳ)
ロックを代表するヘヴィーなリフ。怒涛のグルーヴィーなドラミングも最高ですね。タメ方が絶妙にうまいのは、さすがは天才集団って感じですね。
おもいっきり腰の据わったヘヴィ・ロックで浮ついた感じは微塵もありません。
サビの合唱は圧巻です。
Rock And Roll(収録アルバム:LED ZEPPELIN Ⅳ)
ジョンボーナムの凄まじい躍動感とグルーヴ感あふれるドラミングに、シンプルにストレートで骨太なロックンロールがかっこいい曲。
The Battle of Evermore(収録アルバム:LED ZEPPELIN Ⅳ)
幻想的かつ中世的で、ストーリー性に富んだ曲です。アコギの音色が独特の世界を醸し出していて面白いです。
When the Levee Breaks(収録アルバム:LED ZEPPELIN Ⅳ)
ゆらゆらと漂う渋いメロディに、どんどんとこの曲の深みにはまっていきます。
ボンゾのへヴィなドラムにしびれますね。
The Song Remains the Same(収録アルバム:Houses of the Holy)
イントロがかっこよく、華やかで爽やかでノリノリになれる曲です、ドライブとかにピッタリですね。
No Quarter(収録アルバム:Houses of the Holy)
ミステリアスな雰囲気満載の曲、妖しいダークさの中で、幻想的なピアノが凄く優しく感じますね。
The Rain Song(収録アルバム:Houses of the Holy)
メランコリックなムードながらも優しい癒し系バラード。聞いていて心地良く、心が癒されます。
Kashmir(収録アルバム:Physical Graffiti)
アラビアンの怪しげな雰囲気がこだまするメロディに、迫りくるような緊迫感と焦燥感がたまらないですね。
たまにでてくるオーケストレーションが効果絶大です。
Trampled Under Foot(収録アルバム:Physical Graffiti)
ファンキーでコミカルなリフのゴリ押しな感じがアグレッシブで良いですね。淡々と進んでいく感じが良いですね。
グルーヴ感とキーボードの嵐がいいですね。
Achilles Last Stand(収録アルバム:Presence)
後期ツェッペリンの代表曲といえばこれでしょう。
まるで駆ける馬のような疾走感のあるベースのビートに、破滅的な美を感じるギター、ボンゾのマシンガンドラミングが、これぞツェッペリンという素晴らしさです。
激しく熱い演奏なのに曲全体からはどこかひんやり冷めた感覚と虚無感のようなわびしさを感じられるのもいいですね。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
天国への階段をはじめとした名曲そろいの4thアルバム、LED ZEPPELIN Ⅳからが良いかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。各メンバーの担当パートにおける実力に裏打ちされた感性や音楽性、グルーヴ感はまさに唯一無二の素晴らしいもので、未だにハードロックの聖域として輝いています。
ぜひ聞いてみてください。
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