社会人は島耕作やサラリーマン金太郎じゃなくて、ジョジョのジョルノ・ジョバァーナの名言を見本とすべしという話

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』
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はじめに

先日、Twitterにて、とあるツイートが話題になりました、それが、これ

日本的な働き方をよしとする島耕作とアメリカナイズされた働き方を良しとするが対立しているシーンですね。
まぁ、このアメリカナイズされた働き方の人が本当にアメリカンっぽく振舞っているのかはおいといて(アメリカの方が上司に対するゴマすりえげつないと思うし)、みなさんはどちらのスタンスが正しいと思いますか?

それに対し僕の敬愛するブロガーの一人であるヒデヨシさんは、このように自身の見解を述べました。

読んだことがある人ならではの視点で面白いですね。やっぱり豪快過ぎるがゆえにミクロで見ると、どうしても突っ込みどころが生まれてしまいますよね。これは、スラムダンクの安西先生に対して、不良になった三井を放っておいたクズという評価があることとも似てますね。

このように、結局完全にその人を真似るべきっていうロールモデルはいないので、色々な人物を見て自分が正しいと思ったところを吸収するのが一番いいスタンスなんじゃないかと思います。

というわけで、今回はその人物として、同じく漫画のジョジョの奇妙な冒険第五部 黄金の風に登場するジョルノ・ジョバーナを紹介したいと思います。

 第五部 黄金の風とは??

ジョジョの奇妙な冒険とは、集英社の『週刊少年ジャンプ』に1987年から2004年まで、『ウルトラジャンプ』に2005年からと長期にわたって連載されている漫画です。
ジョースター一族と、邪悪な吸血鬼と化したディオやその後継者たちが、1世紀以上に亘って繰り広げる戦いが描かれている3部までと、それの派生として進行する4部以降っていうのがざっくりしたあらすじです。
各部の関連はあるのですが、読む上ではほぼ各部独立しているといっても差支えないです。
んで、このジョジョの奇妙な冒険。一言でいうと能力を持った者同士(2部までは波紋・吸血鬼・柱の男、3部からはスタンド)のバトルもののマンガで、サバイバル冒険ものでもサラリーマンみたいなビジネス物ではありません。
それでも、社会に出たうえで役に立つマインドや名言を、ジョジョは描いてくれますし、特にその中でも5部の黄金の風はジョジョの中でも一番だと思います。
この、黄金の風は、2001年のイタリア・ネアポリスを舞台に、巨大なギャング組織「パッショーネ」の内部抗争を経て、主人公であるDIOの息子「ジョルノ・ジョバァーナ」がバトルを経て登り詰めていく作品です。(DIOは、1、3部のラスボスです)
この黄金の風にて、主人公ジョルノ・ジョバァーナはありありと黄金のマインドや金言を見せてくれます。
以降、このジョルノ凄みってやつを紹介したいと思います。

ジョルノ・ジョバーナの凄み

まず、ジョルノっていうのは、こんな感じのキャラクター

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

いかにも生意気そうな感じで、実際に最初の頃とかかなり生意気(スリしたり)なんですけど、幼いころに助けてもらったギャングのおかげで、正義の心に目覚めており、それの発露は作中で随所に見受けられます。
以下、それらが見られるシーンを見ると同時に、見本となる事柄を見ていきましょう。

1度でいい事を、2度言わなけりゃあいけないってのは、そいつが頭が悪いって事だからです

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ショバ代をしつこく要求する涙目のルカに対して
これは、まぁ仕事仲間に向けて言ってもいいんですけど、自分に対して内省として言いましょう。上司から言われたことを、一度で覚えられないってことは度々あると思います。人間忘れてしまうものですし、僕も普通に2回以上聞いちゃうこととかあるので、あまり大きな態度は取れませんが、それでももし自分が同じ質問をしてしまったときに、それは自分に至らないところがあると反省しましょう。

無駄なんだ……無駄だから嫌いなんだ 無駄無駄……

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

上の涙目のルカを始末した後のジョルノのセリフ。結局、上と若干被りますけど、同じことをやるっていうのは何も生産性がないんですよね。仕事でも、ミスをしたら同じことを繰り返さない、無駄なものの効率化を図るなどといったことを考えていきましょう。

おまわりのあんたに半分握らせて…目をつぶってもらう……かな

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

後に重要なキャラクターとなる(というか、実質黄金の風のもう一人の主人公)のブチャラティとの初対面でのシーン。この頃はまだ、ブチャラティが涙目のルカの件で犯人を追っているということもあって、敵対しているところで、ゆすりをかけるブチャラティに対してのクールな切り返しがこれ。
仕事でも、自分がミスした時に、基本は挽回すべきだし、隠し事をすればそれが今後大きなことになってしっぺ返しになる公算大なので勧めませんが、周囲の関連部署や上司等に対して、リカバリー案などとうまみのある話をもたせて、ミスを大目に見てもらうということは大事かと思います。

あなた…『覚悟して来てる人』…………ですよね。人を「始末」しようとするって事は、逆に「始末」されるかもしれないという危険を、常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

これはアカギ 〜闇に降り立った天才〜のアカギの『こんなヤロー殺しちまえってことは 自分も殺されてもかまわないってことだ そうだろ・・・・・? そういう意味なんだろ・・・?』というセリフに通ずるところがありますね。
仕事で相手に圧をかけられたときでも、一転攻勢するマインドとして、こういう考えを持っておくといいですよ!!

あんたがいい人だからな

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ブチャラティへの攻撃を辞めた理由を聞かれたときのジョルノの返答。
仕事は基本的に実利の世界といわれてますけど、こういう情の気持ちも忘れたくないですね。

なるほど・・・・・・おまえの言う事は本当に大切な事だ、おまえはあの無関係のじいさんの『命を侮辱した』

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

綺麗ごとを言って自分の行動を正当化しようとするポルポに対して、怒りをあらわにし、そのまま実行(ポルポの暗殺)に移すジョルノのかっこよさが光るシーン。
仕事でも綺麗ごとは言うくせに自分は実践していない上司とか同僚への反撃の仕方として相手の理論を飲み込んでからの、相手の矛盾点をつく反論は有効ですよ!!

このジョルノ・ジョバーナには『夢』がある!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ギャングスターになる夢へのジョルノの覚悟および、それに向けて迷いがないということを確認させてくれるセリフ。
夢や明確なビジョンをもって臨む仕事は、心当たりなく進めるそれとは結果が大きく異なりますね。

絶対、走ってもらいますからね!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

全然行動に動かさないトラックの運転手に対する、ジョルノの気迫のこもったセリフ(といっても、運転手は完全にとばっちりなんだけど(笑))
仕事でも、全然動いてくれなかったり、適当に理由をつけて難色を示す相手に対して、心の中で拳をドン!!として、こういう覚悟と気迫のこもったセリフをはくことも時には重要ですよ。間違っても相手のパソコンの画面を破壊しちゃだめですからね!

『命がけ』というのはアバッキオの事です

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

リスクをとった行動をしたジョルノにに敬意を表したフーゴに対してのジョルノのセリフ。
いかなるときでも他人のことをたてることができるということは、仕事をやっていくうえで大事な能力だと思います。僕はただ予測通り動いただけだと謙遜しているのもなおグッド。
ちなみに、このシーン、アバッキオはろくに頭を使わずに行動するやつともとれなくはないことはナイショ

失敗から学ぶことが多い

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

物に生命を宿すというゴールド・エクスペリエンスの能力を進化させ、体のパーツを作れるようになったジョルノのセリフ。なお、攻撃された生物のダメージをはねかえすという能力は消えた模様
シンプルながらも深い名言。人間いかなる時でも絶えず成長できるmのであり、そのためには絶えず挑戦し、失敗し、そこから学習することが大事ですね(いわゆるPDCAサイクル)

やりたいようにやったところで無駄だったようだな

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ベイビー・フェイスを倒したジョルノの〆のセリフ。
こういう、相手にとりあえずやらせてみるという余裕をもつことも大事です。

「覚悟」とは 犠牲の心ではないっ!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

判断ミスをし、やけになっているミスタに対するジョルノのセリフ。
特に残業という犠牲さえすれば、仕事で成果を出さなくても許されるという考えは覚悟ではないということを胸に刻みましょう。

「覚悟」とは!! 暗闇の荒野に 進むべき道を 切り開く事だっ!!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

前述のシーンの続き。覚悟とは何かを説くジョルノ。
仕事でも分からないことがたくさんあり、答えのないことに何度もぶつかるかもしれません、というか答えなんかない場合もあります。
それでも、そんな荒野の中でも自分の進むべき道、すなわちやるべきことを決断し、それを勇気をもって行動に移すということが大事ですよね。

あなたの「覚悟」は…この登りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている そして我々がこれから『向かうべき…正しい道』をもッ!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

覚悟をもったミスタの行動により、ギアッチョを追い詰め、寸でのところでミスタを救出し、ギアッチョにとどめを刺す前のセリフ。
覚悟を持った行動は、いつしか必ず道が照らされるというジョルノの信念がうかがえますね。

こうして今のおまえを見ても、幸せなんかぜんぜん感じないぜ

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

歪んだ幸福論を提唱し、倫理観・罪悪感が欠如した最低なキャラクター、チョコラータへのジョルノのセリフ。
相手に幸せを感じないといいきる、ジョルノの自分の優位性を示す最高にクールなセリフ。
ふりかえるとネットでは、巷に謎の情報商材屋が蔓延り、まだ消耗してるの?だのと煽るブロガーの某イケ〇ヤや、今は真っ当になったものの、俺への批判は嫉妬だと宣っている元情報商材屋の某与沢〇が、詐欺を働きながらも金を稼いでるのを見て劣等感を感じるかもしれませんが、感じる必要などないのです。なぜなら、確かにお金を稼いでるかでは彼らの方が上でしょうが、詐欺というゲスな道に落ちてしまった時点で既にあなたは勝っているからです。
実際、彼らがいくら金をたくさん稼いだところで、この負い目、魂の汚れは一生拭うことのできない、終わりのない「終わり」なのです。

去ってしまった者たちから受け継いだものは、さらに先に進めなくてはならない。

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

戦いが終わりアバッキオ、ナランチャ、ブチャラティと大切な仲間を失ってしまったジョルノのセリフ。
決してベストなエンディングというわけではないですけど、遺されたものとして未来を歩んでいくというジョルノの覚悟が見受けられます。
会社も、なんだかんだ多くの先人たちの頑張りで今があるのですから、その意志を受け継いだと思って前向きに頑張っていきましょう。

その他、黄金の風の登場人物の凄み

ブローノ・ブチャラティ

こいつにはやると言ったらやる………『スゴ味』があるッ!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

これは、ブチャラティというよりはジョルノがすごいんですけど、やっぱり有言実行マン、出来る人はそもそものオーラが違いますよね!

『任務は遂行する』『部下も守る』『両方』やらなくちゃあならないってのが『幹部のつらいところだな』 覚悟はいいか?オレはできてる

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

プロシュート兄貴を道連れにして電車の外に身を投げる直前のブチャラティの痺れるセリフ。
世の真っ当な管理職の人ならば100%同意する名言です。
つらいところですが両方やるためにも、覚悟をもって大胆な行動をとるということが社会人の大事なところですよね。

吐き気を催す邪悪とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ……!!
自分の利益だけのために利用する事だ…

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

娘であるトリッシュを始末したディアボロに対して、ブチャラティが憤り裏切ったシーンでのセリフ。
社会でも、平気で人のことを利用してくるクズはわんさかいるので気を付けましょう。

オレは「正しい」と思ったからやったんだ後悔はない…こんな世界とはいえ オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ボス(ディアボロ)を裏切ったブチャラティの覚悟がうかがえるシーン。
というか、俺は正しいと思ったからやったんだ、というセリフがシンプルな言葉ですけど、これほどかっこいい言葉ってそうそうないですよね。
仕事でも、色々反対があったり、失敗するかもという不安に苛まれるかもしれませんが、この確固たる心を持つことが大事だと思います。

パンナコッタ・フーゴ

ぼくは敬意を表する!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

フーゴのスタンド能力であるパープルヘイズのウィルスに感染するという命がけのリスクをとって行動したジョルノに対するフーゴのセリフ。
仕事でも、人の行動に対して常に感謝の心を持ち、それを表に出しましょう。

プロシュート兄貴

「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

プロシュート兄貴のミスタを始末する際に放った有名なセリフ。この一連の弟分たるペッシへの説教はめちゃくちゃ熱いです。5部の敵キャラで一番人気あるキャラクターです。
会社でも口だけの人、文句だけ言ってなんも行動しない人と、文句も言わずに当たり前に自分のやるべきことを定め当然のように行動する人。どちらが素晴らしいかは一目瞭然ですよね。

ディアボロ

わたしをおびやかす「落とし穴」はふさがねばならないッ!

出典:荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』

ディアボロが娘トリッシュを始末する理由。
このディアボロの行動はただのクズなんですけど、この考え自体は間違っておらず、仕事でも何かやらなければいけないこと、対応しなければいけないことは後回しにせず、できるだけすぐに対処しましょう。でないと、落とし穴にはまってしまいますよ。

おわりに

多少、強引なとことかあったかもしれませんけど、いかがだったでしょうか。
僕もまだ完全に実践できているとは思えないので、日々精進しています。
こうしてみると、けっこうやっぱりマンガから学べることってたくさんありますし、そうバカにできたものでもありませんよね。
2019年5月現在、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のアニメが東京MXテレビ(毎週金曜夜25:05~)を中心に放送されているので、ぜひ見てください。