様々な楽器を多才に操る稀代の天才マルチ・インストゥルメンタリスト、ジェイコブ・コリアー。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと
Jacob Collierとは?
Jacob Collier(ジェイコブ・コリアー)は、イギリス出身のシンガーソングライター、マルチインストゥルメンタリスト、作曲家、アレンジャー、およびプロデューサーであり、1994年8月2日生まれです。彼は幼少期から音楽に触れ、家族に囲まれながら育ちました。彼の母親は音楽教師で、クラシック音楽やジャズを聴かせて育てたことが、彼の多彩な音楽性に大きな影響を与えています。
ジェイコブ・コリアーは、10代半ばからYouTubeに自分の音楽作品をアップロードし始め、独自のアレンジやハーモニーを駆使したカバー曲やオリジナル曲で注目を集めました。彼は2012年に一躍有名になり、その後2013年には伝説的な音楽プロデューサー、クインシー・ジョーンズと出会い、その才能を大いに評価されました。
彼のデビューアルバム「In My Room」は、2016年にリリースされました。このアルバムは、彼自身がすべての楽器を演奏し、録音、ミキシング、プロデュースを手がけた作品であり、2つのグラミー賞(最優秀アレンジ・インストゥルメンタルまたはアカペラ部門、最優秀アレンジ・楽器およびボーカル部門)を受賞しました。
その後も、彼はアルバム「Djesse」シリーズをリリースし、その才能と創造力を発揮し続けています。このシリーズは、4つの異なる音楽ジャンルを取り入れた計画であり、第1弾「Djesse Vol. 1」(2018年)はオーケストラルな作品、第2弾「Djesse Vol. 2」(2019年)はアコースティックな作品、第3弾「Djesse Vol. 3」(2020年)はエレクトロニックな作品が収録されています。彼は、これらのアルバムでさらに多くのグラミー賞を受賞しています。
ジェイコブ・コリアーは、その圧倒的な才能と独自の音楽性で、世界中のファンや音楽家から絶賛されています。彼はまた、教育者としても活動しており、音楽理論やアレンジメント、インプロビゼーションに関するワークショップやマスタークラスを世界各地で開催しています。また、彼は多くの音楽家とコラボレーションし、その圧倒的な才能で楽曲制作やライブパフォーマンスに貢献しています。
彼の音楽は、ジャズ、クラシック、ポップ、エレクトロニック、ファンク、ソウル、フォーク、ワールドミュージックなど、多様なジャンルにまたがっています。彼のアプローチは、音楽の境界を押し広げ、新しい可能性を追求するものであり、その独創性と革新性によって多くの音楽愛好家や批評家から高い評価を受けています。
これまでにリリースされた作品だけでなく、彼のライブパフォーマンスも大変印象的で、彼がステージ上で一人で様々な楽器を演奏しながら、オーディエンスを魅了する様子は圧巻です。彼は音楽界における才能の塊と言われるだけあり、今後も目が離せないアーティストであることは間違いありません。
Jacob Collierのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Hideaway (収録アルバム:In My Room)
彼が「ワンルーム」ですべての楽器を演奏・録音したデビューアルバムの象徴的な曲。アコースティック・ギター、メロディカ、ベース、そして多重録音されたボーカルが魔法のように重なり合います。変拍子なのに親しみやすい、”音楽の妖精”のような彼の魅力が詰まった原点です。
In The Real Early Morning (収録アルバム:In My Room)
超絶技巧や複雑な和音が注目されがちな彼ですが、この曲は非常にシンプルで美しいピアノ・バラードです。早朝の静けさと、母親への愛情のような温かさが感じられます。彼の音楽の核にある「純粋な優しさ」に触れられる、ファンの中でも人気の高い感動的な一曲。
With The Love In My Heart (収録アルバム:Djesse Vol. 1)
メトロポール・オーケストラを迎えた、壮大な音楽の冒険。ファンク、ジャズ、クラシックがカオスに融合し、ポリリズムが飛び交う展開は圧巻の一言です。「音楽理論の限界」に挑戦するかのような情報量ですが、底抜けに明るいエネルギーのおかげで楽しく聴けてしまいます。
All Night Long (feat. Take 6) (収録アルバム:Djesse Vol. 1)
ライオネル・リッチーの名曲を、伝説のアカペラグループTake 6と共にカバー。トロピカルで祝祭感あふれるアレンジと、人間の声だけで構成されたとは思えない厚みのあるサウンドが特徴です。グラミー賞(編曲賞)を受賞し、彼のアレンジ能力の高さを世界に見せつけました。
Moon River (収録アルバム:Djesse Vol. 2)
ヘンリー・マンシーニのスタンダード・ナンバーを、数千トラックとも言われる自身の声を重ねて再構築した傑作。冒頭の「Moon」という一言の和音の広がりだけで、宇宙に放り出されたような感覚に陥ります。ハーモニーの可能性を極限まで追求した、ジェイコブの代名詞的楽曲。
Make Me Cry (収録アルバム:Djesse Vol. 2)
アコースティックな響きを重視した『Vol. 2』を象徴する、親密で遊び心のある曲。ギターのチューニングを曲中で変えたり、奇妙なリズムを使ったりと実験的ですが、全体にはどこか懐かしいフォーク・ソングの雰囲気が漂います。彼のような天才も「泣きたくなる」ことがあると歌う、人間味あふれる一曲。
All I Need (with Mahalia & Ty Dolla $ign) (収録アルバム:Djesse Vol. 3)
エレクトロやポップに接近した『Vol. 3』からのヒット曲。重厚なベースラインとキャッチーなメロディで、誰でも踊れるポップソングに仕上がっています。サビでの大胆な転調(Key change)が、違和感なく高揚感を生み出している点に、彼の非凡なポップ・センスが光ります。
Time Alone With You (feat. Daniel Caesar) (収録アルバム:Djesse Vol. 3)
ダニエル・シーザーを迎えた、滑らかでセクシーなR&Bナンバー。一聴すると心地よいグルーヴですが、実は非常に複雑なリズム(クインタプレット・スウィングなど)が使われており、ミュージシャンを唸らせました。とろけるようなハーモニーと、デジタルなビートの融合が見事です。
Little Blue (feat. Brandi Carlile) (収録アルバム:Djesse Vol. 4)
4部作のフィナーレを飾るアルバムからの、心温まるアコースティック・バラード。「故郷」や「居場所」を探す旅路を歌っており、ブランディ・カーライルの力強い歌声とジェイコブの優しいコーラスが絡み合います。複雑さを削ぎ落とし、歌の持つ根源的な力強さに回帰した名曲です。
Bridge Over Troubled Water (feat. John Legend & Tori Kelly) (収録アルバム:Djesse Vol. 4)
サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」をカバー。ジョン・レジェンドとトリー・ケリーの圧倒的な歌唱もさることながら、特筆すべきは「オーディエンス・クワイア(観客の歌声)」を楽器として使用している点です。世界中のライブ会場で録音された数千人のハーモニーが、音楽による分断の修復を象徴するような、感動的な大団円です。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
おわりに
いかがだったでしょうか。
常識を遥かに超えた音楽的知識と創造性で、聴く者すべてを驚愕させる現代の天才的な音楽の革新者ですね。
ぜひ聞いてみてください。
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