ロックとヒップホップを融合させたその音楽で、ヒップホップの礎を築いたビースティーボーイズ。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Beastie Boysとは?
1979年に、パンク・バンド「The Young and The Useless」として結成されました。
1981年に、「Beastie Boys」と改名し、メンバーの脱退もあり最終的にマイケル・”マイクD”・ダイアモンド(ボーカル、ドラムス)、アダム・”MCA”・ヤウク(ボーカル、ベース)、アダム・”アドロック”・ホロヴィッツ(ボーカル、ギター、プログラミング)野出人組の構成となりました。1984年にメジャーレーベルと契約したあたりから音楽性がヒップホップへと傾倒していきます。
1986年にデビューアルバム『Licensed to Ill』をリリースし、ビルボードで1位を獲得しヒットします。
その後、コンスタントにアルバムを出し、1989年に2ndアルバム『Paul’s Boutique』、1992年に3rdアルバム『Check Your Head』をリリースしました。これらは商業的にあまり振るいませんでしたが、1994年の4アルバム『Ill Communication』でシングル「Sabotage」もあり、再び全米1位を獲得しました。
1998年に5thアルバム『Hello Nasty』、2004年に6thアルバム『To the 5 Boroughs』をリリースし、それぞれ全米1位を獲得しました。
2011年に最後のアルバム『Hot Sauce Committee Part Two』をリリースしました。
2012年に、ロックの殿堂入りを果たしましたが、同年5月4日、MCAが癌で亡くなりました。
これを受けて今後ビースティ・ボーイズとしてのライヴを行う予定がないことを残りのメンバーが明言しました。
Beastie Boysのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
(You Gotta) Fight for Your Right (To Party!)(収録アルバム:Licensed to Ill)
80年代という時代を切り裂く、パンキッシュなギターに知kらづ良いドラムビートとヒップホップを融合させた新たな音楽の幕開けを飾るにふさわしい曲。
サビの爆発感はパンクロックですね。
Brass Monkey(収録アルバム:Licensed to Ill)
コミカルでへんてこなメロディに、ファンキーにラップするビースティーボーイズがかっこいいです。
サビのコーラスの楽しい感じもビースティーならではですね。
No Sleep till Brooklyn(収録アルバム:Licensed to Ill)
初っ端からテンションマックスのラップを展開します。
切れ味抜群のリフのギターはスレイヤーのケリーキングが演奏しています。
Paul Revere(収録アルバム:Licensed to Ill)
楽器自体は静かだがラップのエネルギッシュな動が曲を推進します。まさに静と動のコントラストが曲を彩っています。
The New Style(収録アルバム:Licensed to Ill)
一見フリースタイルで各々好き勝手やっているように見えて、なんだかんだ一つの潮流に乗っかってグルーヴ感を出しています。
トラックのスクラッチの緩急もエッジが効いていてグレイトです。
Hey Ladies(収録アルバム:Paul’s Boutique)
ラテン音楽のパーカッションっぽいノリノリリズムに、彼らのスピーディーなラップが見事に調和しています。
サビのおバカな感じも陽気でいいですね。
So What’cha Want(収録アルバム:Check Your Head)
大きくずっしりとしたパーカッションのリズムに、ギターのノイズがまざってどんどんカオスになっていきます。
Pass the Mic(収録アルバム:Check Your Head)
骨太のブレイクビーツに、キレあくってるライムがかっこいいです。時折挿入される笛の音もいいですね。
Sabotage(収録アルバム:Ill Communication)
曲のテンポの勢いと爆発力の両方を兼ね備えた、彼らのキラーチューン。ドラムの力強い打ち込みが素晴らしいですね。
ラップのファンキーさはもちろんのこと、一気にボルテージを上げていく間奏もいいですね!
Get It Together(収録アルバム:Ill Communication)
淡々とラップするのがかっこいいですね。独特なビートのノイズも一役買っています。
Sure Shot(収録アルバム:Ill Communication)
どことなくオリエンタルっぽい雰囲気のメロディにアグレッシブにラップします。
Root Down(収録アルバム:Ill Communication)
ジャズ・オルガンアーティストのジミー・スミスのRoot Downをサンプリングしたこの曲は、ディスコ調になっていていいですね。
Intergalactic(収録アルバム:Hello Nasty)
宇宙人が演奏しているかのようなSFチックなノイズに、ビースティーボーイズがラップで切り込みます。
悪ふざけな曲ですが、それでいてかっこいいのはさすがです。
Body Movin’(収録アルバム:Hello Nasty)
縦ノリが最高なビートにノリノリにラップしており、思わず体が動いてしまいます。
サビのキャッチーな感じもいいですね、バックに流れるヘンテコシンセもグレイトです。
Three MC’s and One DJ(収録アルバム:Hello Nasty)
好き勝手にラップする3人組のMCに対して後ろから手綱を引っ張るかのようにスクラッチするDJがかっこいいですね。
PVのおふざけな感じもいいですね。
Alive(収録アルバム:Beastie Boys Anthology: The Sounds of Science)
シンプルな打ち込みながらも、スピーディーなラップがノンストップに繰り広げられ聴く者の休む間を与えてくれません。
Ch-Check It Out(収録アルバム:To the 5 Boroughs)
幾度もプッシュされるノイズが流浪している曲。
サビのラップは溜めとスピーディーが共存しておりかっこいいです。
Triple Trouble(収録アルバム:To the 5 Boroughs)
オールディーなスタイルながらも、リズミカルさが心を躍らせてくれる曲です。
Make Some Noise(収録アルバム:Hot Sauce Committee Part Two)
2011年にリリースしたリードシングル曲。
相も変わらずビースティーらしいSEやノンストップなトラックのスタイルは残しつつも古臭さは感じないですね。
MVにオーランドブルームとかイライジャ・ウッドとか出ていて豪華です。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
1stアルバムのLicensed to Illか4thアルバムのIll Communicationがいいかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。ラップとロックの融合がとてもかっこよくてノリノリで聞いてられるでしょう。
ぜひこれを機にビースティーボーイズを聞いてみてください。
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