アトランタヒップホップを代表するデュオ、アウトキャスト。
そんな彼らのおすすめの曲を紹介したいと思います。
Outkastとは?
1992年にアンドレ・ベンジャミンとビッグ・ボーイ(アントワン・パットン)の2人によって結成されたヒップホップ・デュオです。
まもなくラップ制作を開始し、少しずつミックステープの録音へも着手していきました。
1994年4月26日、デビューアルバム『Southernplayalisticadillacmuzik』をリリース。
1996年8月27日、2ndアルバム『ATLiens』をリリース。
1998年9月29日、3rdアルバム『Aquemini』をリリース。
2000年10月31日、4thアルバム『Stankonia』をリリース。発売1週目に53万枚以上を売り上げ、2002年1月、グラミー賞に5部門ノミネートされ、その内「best rap album of 2001 (Stankonia)」「best song by a rap duo or group (Mrs. Jackson)」を受賞しています。
2003年9月23日、5thアルバム『Speakerboxxx/The Love Below』をリリース。ビッグ・ボーイとアンドレがそれぞれ、アルバム1枚を担当し、2枚組の作品として発表されました。
このアルバムからのシングル「”Hey Ya!”」が大ヒットを記録しました。
2006年8月22日、6thアルバム『Idlewild』をリリース後に活動休止し、お互いはそれぞれソロ活動に専念します。
2014年にアウトキャストは再結成しコーチェラにヘッドライナーとして出演し、その後、世界各地の40以上のフェスティバルで公演を行ない日本にもフジロック14の3日目ホワイトステージのヘッドライナーとして来ました。
そして年内のツアーを終了後、また再度活動を休止しました。
Outkastのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Player’s Ball(収録アルバム:Southernplayalisticadillacmuzik)
ピアノの伴奏に刻まれるドラムのリズムに切り込まれるラップがクールで、それでいてサビはネオソウルのようなカタルシス感があります。
Southernplayalisticadillacmuzik(収録アルバム:Southernplayalisticadillacmuzik)
R&Bの心地よい横揺れメロディを滑らかにラップしているのがチルいです。
Elevators (Me & You)(収録アルバム:ATLiens)
スローテンポでドープな雰囲気の曲。
浮き沈みの激しいヒップホップの世界で生きていく大変さを歌っています。
ATLiens(収録アルバム:ATLiens)
全体的に落ち着いた雰囲気ではありますが、サビのコーラスが気持ちを高揚させてくれますね。
Rosa Parks(収録アルバム:Aquemini)
アコースティックのストロークスからはじまり、ファンクなリズムに乗って陽気にラップしています。
この曲でロザパークスから実際に訴えられたらしいです。
Da Art of Storytellin’, Part 1(収録アルバム:Aquemini)
自分たちの生い立ちをまさに物語っている曲。
Verseのラップはちょっと切ないです。
Skew It on the Bar-B(featuring Raekwon)(収録アルバム:Aquemini)
トリッキーなメロディにキレのあるライムがかっこいいです。
B.O.B(収録アルバム:Stankonia)
とにかくスピーディーなドラムンベースのビートに高速ラップがかっこいいです。
終盤のギターソロも異色ながらかっこいいです。
イラク戦争の爆撃のニュースからインスパイアされたソングです。
Ms. Jackson(収録アルバム:Stankonia)
ラップというよりは哀愁漂うソウルっていうムードが強い曲です。
エリカ・バドゥと破局したアンドレ3000が幸せにしてやれなかったことを相手方の母親に謝っている曲です。
So Fresh, So Clean(収録アルバム:Stankonia)
コミカルな曲で、なんか中毒性のある曲です。
Gasoline Dreams(収録アルバム:Stankonia)
フックが効きまくってるファンキーなラップがかっこいいです。
挿入されているギターがよりパワフル感を演出しています。
The Whole World (featuring Killer Mike)(収録アルバム:)
すごくのんびりとしていて平和を感じる歌です。
サビのホッホ~という掛け声はすごく暖かい気持ちになりますね。
ライブだと最後にプレイされることが多いです
Hey Ya!(収録アルバム:Speakerboxxx/The Love Below)
サビの多幸感がタップリで、ラップ部分もメロディアスでキャッチーでとっかりかやすい曲です。
GhettoMusick(収録アルバム:Speakerboxxx/The Love Below)
かなりスピーディーでファンキーな曲。まるで早口言葉かのようなchorus部分は聴いていて盛り上がりますよね。
ねっとりとしたボーカルもいいですね。
Roses(収録アルバム:Speakerboxxx/The Love Below)
ピアノから始まり、Pファンクのノリで進行していくおしゃれな曲です。
サビのかしこまた低音ボイスもかっこいいです。
Prototype(収録アルバム:Speakerboxxx/The Love Below)
ドリーミーで気だるさの漂うトラックにラップが優しく包み込みます。
The Way You Move(featuring Sleepy Brown)(収録アルバム:Speakerboxxx/The Love Below)
スリーピー・ブラウンをフィーチャリングした曲。
Pファンク要素が強くサビの甘美な感じとかがラグジュアリー感がありグッドです。
男が女の動きに惹かれる様を歌っています。
Morris Brown(featuring Sleepy Brown and Scar)(収録アルバム:Idlewild)
スカーとスリーピーブラウンをフィーチャリングして、ねっとりとした変てこなグルーヴたっぷりの曲となっています。
Mighty O(収録アルバム:Idlewild)
ジャイヴをサンプリングして、新境地を開拓した曲です。それでもアウトキャストらしいノリノリは健在です。
どことなくバブルガムブラザーズの『Won’t Be Wrong』を思い出せるコーラスです。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
Speakerboxxx/The Love BelowかStankoniaからがいいかと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?アウトキャストの曲はけっこうR&Bやポップ要素が強かったりなのでヒップホップの中でも聴きやすいと思いますので、ぜひ聞いてみてください!
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