その温かなオーガニック・サウンドの電子音楽で世界中に数多くの支持を集めているボノボ。
そんな彼のおすすめの曲を紹介したいと思います。
Bonoboとは?
1976年3月30日生まれ、英・ブライトン出身のミュージシャン/プロデューサー/DJのサイモン・グリーンのソロ・プロジェクトです。
1999年より始動し、2000年に『Animal Magic』でアルバム・デビュー。
翌年にはニンジャ・チューンと契約。以降、温かなオーガニック・サウンドを基調としながら、作品ごとに変化を重ねてシーンでの存在感を発揮してきました。
2010年に4thアルバム『Black Sands』をリリースすると、これが各メディアの目に留まり高く評価されます。
2013年の5thアルバム『The North Borders』で世界的なブレイクを果たすと、2017年の6thアルバム『Migration』は全英5位にランクイン。
2022年に7thアルバム『Fragments』をリリースしました。
Bonoboのおすすめ人気曲、代表曲、アルバム
Silver(収録アルバム:Animal Magic)
全体的に無機質でインダストリアル感のある打ち込みが主体ですが、ところどころ風味のように感じられるほんわかとしたシンセサイザーが不思議な気持ちにしてくれます。
Nightlite (feat. Bajka)(収録アルバム:Days to Come)
軽快なピアノやタンバリン、ドラムの音にBajkaの妖艶なボーカルがおしゃれで上質な空間を創り出しています。
夕方から夜にかけて特に聞きたいですね
Kiara(収録アルバム:Black Sands)
無限に広がっていくかのような音の広がりに、綺麗なストリングスの音があわさって悠久の時を感じさせてくれる曲です。
弾むようなシンセの電子音も趣深いです。
Kong(収録アルバム:Black Sands)
泡立っては弾ける音のバブルと軽快なリズムにエレクトーンの落ち着いた音色が荘厳ながらもどこかコミカルな雰囲気にしています。
Stay the Same (featuring Andreya Triana)(収録アルバム:Black Sands)
Andreya Trianaの柔和なボーカルに優しい電子音が聞いていて心を落ち着かせてくれます。静かに吹き荒れるホーンの音もグッドです。
まさにオーガニックサウンドの極致がここにありという感じです。
Cirrus(収録アルバム:The North Borders)
鐘のように響き渡るエレクトーンでリズムを刻みながら、バックにはスネアの乾いた音が火花のように散っています。
徐々に打ち込みも入っていき盛り上がる感じがいいですね。
MVはかなりサイケデリックというかシュールというかプログレッシブというかなんかすごく前衛的です。
First Fires (feat. Grey Reverend) (収録アルバム:The North Borders)
Grey Reverendの籠っているボーカルに、リバーブがかかているシンセが凍てつく荒涼とした冬のような寒さを全体的に感じさせます。
独りでしんみりと内省的に聴きたい曲ですね。
Kerala(収録アルバム:Migration)
yeahyeahyeahの印象深いボーカルのリフレインにせわしないシンセとドラムマシーンのハーモニーがミステリアスで神秘的な曲へと仕上げています。
ちなみに、ブランディーのbodyからヴォーカルをサンプリングしています。
Break Apart feat Rhye(収録アルバム:Migration)
Rhyeの妙なるファルセットに、静かでまろやかで温かなBonoboのトラックがあわさって一つの優しい世界ができています。
ハープの甘美なメロディもたまらんですなぁ
No Reason (feat. Nick Murphy)(収録アルバム:Migration)
Nick Murphyをボーカルとフィーチャリングし、のびやかでエモーショナルなボーカルに、冷たく無機質ながらもアップテンポなメロディが出会い氷の大地が無限に雪解けていくかのような暖かみを感じます。
Rosewood(収録アルバム:Fragments)
一つのトラックを基調にそれを基本的にリピートしている構成で音の渦にどんどんと巻き込まれていきます。
ハウス色が強い曲ですが、音の優しさとかはボノボ節がみられますね。
Tides (feat. Jamila Woods)(収録アルバム:Fragments)
ジャミーラ・ウッズとのコラボレーション曲です。ドリーミーな雰囲気がストリングスとハープによって形成されそれに見事にあわさっていてしっとりと聴かせてくれます。
まとめ
個人的にまず聞いてほしい曲。アルバム
Black Sandsから聴いていくのをおすすめします
おわりに
いかがだったでしょうか。オーガニックなサウンドに優しく包まれて気持ち良くないですか?
これを機にBonoboをぜひ聞いてみてください。
ライブレポート
Fuji Rock 17
Fuji Rock 22
https://enjoynglish.tokyo/music/live/report_frflat_1
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